2015年8月24日

クリミア ・ コンゴ出血熱-印 (06)
ハンタウイルス感染症-印 アジア (03)
MERS-CoV (115)-サウジアラビア など

クリミア ・ コンゴ出血熱-印 (06) GJ
PRO/AH/EDR> Crimean-Congo Hemorrhagic Fever - India (06): (GJ Gujarat )
Archive Number: 20150824.3598944
情報源 The Times of India、2015年8月22日。
Rajkot ・ Kutch の女性 1名がクリミア ・ コンゴ出血熱 Congo fever に感染した ... Bharudiya village (of Bhachau taluka of Kutch) の 53歳女性が [21 Aug 2015]、Crimean Congo hemorrhagic fever (CCHF), commonly known as Congo fever により Rajkot の病院で死亡した。保健当局者 chief district health officer (CDHO), Kutch によれば、7月に検査陽性となり、病院に搬送されたが死亡した。7月中ほかにも、Rampara Vekra village in Mandvi taluka of Kutch district の 55歳女性 1名がクリミア・コンゴ出血熱で死亡している。

炭疽-加 (10) AB バイソン、新たな感染確認
PRO/AH/EDR> Anthrax - Canada (10): (AB) bison, further confirmations
Archive Number: 20150824.3598790
情報源 Outbreak News Today、2015年8月23日。
主牧場 Syncrude's Beaver Creek ranch's main pasture で死体で発見されたバイソン 4頭のうち 3頭が、炭疽 anthrax の検査で陽性となったことが、22日、所有会社の広報担当者から明らかにされた。死体が発見されたのは、the Beaver Wood Bison  Ranch で平均約 300頭のバイソンを最大 5人の従業員らが住み込みで世話をしている

ハンタウイルス感染症-印 MH アジア (03) 
PRO/AH/EDR> Hantavirus update - Asia (03): India (MH)
Archive Number: 20150824.3598785
情報源 Hindustan Times、2015年8月20日。
市保健当局は否定しているが、ムンバイ Mumbai においてはまれであるが、死亡する可能性もあるハンタウイルス感染の発生 the incidence of [infections with a] hantavirus が、市内の私立検査機関で確認されている。過去 1年半で 14件の血液検体が、検査で陽性だった。7月に Ghatkopar の私立病院に入院となった Kurla 在住の患者の血液検体 (検査の結果) で、ハンタウイルス感染が示唆されている [20150805.3560460]、と 4日報じられた。現在患者は回復している ...

仮性狂犬病、野ブタ-米 CA
PRO/AH/EDR> Pseudorabies, feral swine - USA: (CA)
Archive Number: 20150824.3598468
情報源 Ukiah Daily Journal、2015年8月21日。
飼育あるいは野生のブタで見られることが多い病気、仮性狂犬病 Pseudorabies について、湖周辺の野生動物の生息域 the Lake Mendocino wildlife area の野ブタ a feral pig の感染が確認されたことが、湖を管轄する団体 the U.S. Army Corps of Engineers が明らかにした。The Corps によれば、ウイルスがヒトに感染することはないが、イヌなどの動物が感染すると死亡することがある ...

MERS-CoV (115)-サウジアラビア
PRO/AH/EDR> MERS-CoV (115): Saudi Arabia
Archive Number: 20150824.3597720
[1] サウジアラビア, 6 new cases - MOH
情報源 Saudi MOH、2015年8月23日。
As of (23 Aug 2015) there have been a total of:
1147 laboratory-confirmed cases of MERS-CoV infection including
487 deaths, 592 recoveries and
68 currently active cases including 8 on home isolation
過去24時間に発生の患者:
6 newly confirmed cases
0 newly reported fatalities, and
0 newly reported recoveries
[致死率: 42.5 percent]
Newly confirmed cases (6 cases) の情報:
All 6 cases are from Riyadh
1- A 78-year-old Expat male, currently in critical condition. Gave a positive history of contact with other known cases.
2- A 40-year-old Saudi female, currently in critical condition. Gave a positive history of contact with other known cases.
3- A 69-year-old Saudi male, currently in critical condition. Gave a positive history of contact with other known cases.
4- A 58-year-old Expat female, healthcare worker, currently in stable condition. Gave a positive history of contact with other known cases.
5- A 26-year-old Expat female, healthcare worker, currently in stable condition. Gave a positive history of contact with other known cases.
6- A 42-year-old Saudi male, currently in stable condition. Gave a positive history of contact with other known cases.
[2] サウジアラビア, overview of Riyadh outbreak - MOH press release
情報源 Saudi MOH、2015年8月23日。
サウジアラビア保健省は [23 Aug 2015]、透明性と協力への関与として、MERS-CoV に特異的な最新情報を提供する目的で、初めての一連の詳細な背景情報の説明を行った。Riyadh's National Guard hospital のアウトブレイクと、これまで行った封じ込め策に焦点を絞った。the National Guard hospital で起きている感染の集団発生 the MERS-CoV cluster の評価、並びに他の地域での再燃 flare-ups 防止への取り組みの詳細を明らかにした。今回のアウトブレイクでは、いくつもの新たなアウトブレイク対応の手順を試み、これまで事態の封じ込めに非常に高い効果を上げている。the National Guard hospital infection では 53例が確認されており、うち 32人の患者が入院中、3例が自宅隔離、17人が死亡し、1人はすでに退院となっている。感染した患者と接触した可能性のある人々すべてを監視するために、追跡調査を行い、5700件の検体をスクリーニング検査した。[22 Aug 2015] 新たに 7例の患者が確認されたが、いずれも状態は安定している。
今回のアウトブレイクに特化して行っている対策は:
- a MERS-CoV outbreak が感知されて直ちに National Guard hospital に、感染症の専門家らからなる緊急対応チームを派遣
- 現地疫学チーム Field Epidemiology team を出動し、現場での解析 on-site analysis and transmission specifics を支援
- 公衆衛生チームが現場に赴き、接触者サークル内の全ての人々の包括的追跡調査 comprehensive tracking, tracing and testing を支援 ... 続く、原文参照願います。
[3] サウジアラビア, Hajj preventive measures - media report
情報源 Arab News、2015年8月24日。
保健省は、リャド Riyadh における患者発生増加に対して必要な対策はすべて実施し、メッカ Makkah およびメジナ Madinah で24時間休みなしのサーベイランス活動を行っている。[23 Aug 2015] に保健副大臣 Deputy Health Minister と予防医学副大臣補佐 Assistant Deputy Minister for Preventive Health が記者会見で明らかにした。" 1人の患者も発生させない without any Middle East Respiratory Syndrome coronavirus case、4度目のハッジ the 4th Haj である" と述べた ... 間もなく訪れるハッジ期間中の安全対策に対する質問に対し、Makkah, Mina and Arafat に 3ヶ所、Madinah には 4ヶ所の検査機関を立ちあげたと述べた。"感染が疑われた患者のサンプル suspected samples の検査の結果は 8時間以内に判明する。陽性患者が確認されれば常に、患者を隔離し聖地外に移動させ、巡礼者への感染拡大を防止する" と答えた ...
 [Mod.MPP -the MERS-CoV surveillance during the Hajj を困難にする要因の 1つは、(感染しても発症しない) 潜伏期間が 14日間あり、(この間に) 感染した患者が MERS-CoV surveillance が十分ではない sub-optimal 母国に帰国してしまう可能性があることである。ウイルス感染の確定のための検体処理時間が、8時間であるのは素晴らしい commendable。いくつかの疑問が頭に浮かぶ。 ウイルス検査が陽性 test positive for MERS-CoV となれば隔離するとあるが、検査が確定するまでの間、(疑い患者を) 隔離する施設が用意されているのだろうか。過去のハッジ巡礼に関する報道によると、ハッジ参加者の間では、かなり高頻度 fairly high incidence の発熱性呼吸器疾患が発生している。これまで知りうる限りでは、ハッジ参加者の感染 any documented cases of MERS-CoV infection は報告されていない。発熱のある呼吸器疾患患者すべてを検査する十分な医療資源があるのだろうか。さらに、そのような患者が医療機関を受診しない場合はどうするのか?]
関連項目 (114): Saudi Arabia, animal reservoir, camels, Hajj 20150823.3597358