◎ インフルエンザ (46) CDC ワクチン接種対象
● 馬ヘルペスウイルス、ウマ-米 MN 北米 (20)
PRO/AH/EDR> Equine herpesvirus, equine - North America (20): USA (MN)
Archive Number: 20150920.3659126
情報源 Twin Cities.com、2015年9月19日。
Clay County のウマ 1頭が、神経系を侵すウイルス EHV-1 の感染症状を発症したため 18日、ミネソタ州ホースショー the Minnesota 4-H State Horse Show で安楽死処分となった ...
● 東部ウマ脳炎-米 (13) NY ヒト
Human case of EEE confirmed in Oswego County, health department says
PRO/AH/EDR> Eastern equine encephalitis - USA (13): (NY) human
Archive Number: 20150920.3659064
情報源 Syracuse、2015年9月18日。
Oswego County においては、2015年初のヒトの東部ウマ脳炎ウイルス the mosquito-borne virus Eastern equine encephalitis [EEE} 感染例が 18日、保健当局 The Oswego County Health Department により確認された。the town of Albion に住むこの成人の患者は、EEE 感染により入院中で、重症患者に分類されている。The Albion area の蚊族トラップでは、EEE は確認されていない。2015年9月に、Salina の高齢男性が EEE に感染し死亡している。Central New York において、1971年以降 6人目の Eastern equine encephalitis death であった。The federal Centers for Disease Control and Prevention によれば、死亡したこの男性患者は、州内では今年初、全米では 2例目の患者である。
● 狂犬病-マレーシア (04) Kedah イヌ、ヒトの曝露
PRO/AH/EDR> Rabies - Malaysia (04): (Kedah ) canine, human exposure
Archive Number: 20150920.3658774
情報源 Astro Awani、2015年9月20日。
保健当局 The Kedah Health Department は 11日、Kota Setar 在住の 53歳女性がペットのイヌの咬傷を受け、イヌは狂犬病検査で陽性であることが確認されたことを明らかにした。夜 8時半に咬傷を受けた女性は、翌日クリニックを受診した後、獣医学当局 the Veterinary Services Department に通報した。"保健当局者 Kota Setar Health Department officers は直ちにこの女性を救急室 the Emergency Unit of the Sultanah Bahiyah Hospital に連れて行き、ワクチン接種を受けさせた" と [19 Sep 2015] 説明した ...
● レプトスピラ症-南ア (WC) 死亡、受刑者 ネズミ繁殖
PRO/AH/EDR> Leptospirosis - South Africa: (WC) fatal, prisoners, rat infestation
Archive Number: 20150920.3658773
情報源 Eyewitness News、2015年9月19日。
Pollsmoor Prison [in the Western Cape , South Africa] 収容所内の 5000人近い受刑者らが、他の収容所 other prisons in the Western Cape へ移送されている。2名の受刑者が死亡した感染力の強い感染症アウトブレイクの発生を受けた措置である。受刑者らは、齧歯類から感染した病気により 2週間前に死亡した。所内でネズミが繁殖したことが発生の原因とみられている。9月、憲法裁判所判事 Constitutional Court Judge が、収容所内の非人道的環境を非難する報告を提出している。
● ブルータング-フランス、ヨーロッパ (07): BTV-8、ヒツジ
PRO/AH/EDR> Bluetongue - Europe (07): France, bovine, ovine, st. 8, spread, control
Archive Number: 20150920.3658294
情報源 Le Parisien [in French]、2015年9月18日。
政府当局は、新たな感染が確認されたことから、ウシにも被害が及んでいるブルータング bluetongue 特別対策の対象地域を拡大した。the Massif Central では感染流行開始以来、合計 "17 new farms" 農場での発生が確認されており、the European Union (EU) and the World Organisation for Animal Health (OIE) への報告を予定している" と、the Prefecture of Puy-de-Dome 当局から飼育業者らへの通達に記されている。17日に the Animal Health Laboratory of the National Agency responsible for safety (ANSES) から公表されたウイルスの解析結果にでは、"infection with bluetongue of herds of 5 departments of the Allier, Creuse and Puy-de-Dome" と、18日に農業省 the Ministry of Agriculture が発表した ...
◎ インフルエンザ (46) MMRW 最新情報
PRO/EDR> Influenza (46): MMWR seasonal update
Archive Number: 20150920.3657173
情報源 MMWR、2015年9月18日。
米国は、典型的な季節性インフルエンザの低活動性状況にある。Influenza A (H1N1)pdm09 (pH1N1), influenza A (H3N2), and influenza B viruses 各ウイルスが世界中で確認されており、米国内でも散発的に検出されている。米国及び他国で分離されたすべてのインフルエンザウイルスについて、抗原性および/または遺伝学的に特徴を明らかにし、2015-16年北半球用ワクチンの推奨株と一致することが確認されている as being similar to the influenza vaccine viruses recommended for inclusion in the 2015-16 Northern Hemisphere vaccine。 During 24 May-5 Sep 2015、3例の変異ウイルスによる感染事例 influenza variant virus infections が報告されている; one influenza A (H3N2) variant virus (H3N2v) from Minnesota in July 2015, one influenza A (H1N1) variant (H1N1v) from Iowa in August 2015, and one H3N2v from Michigan in August 2015。
=米国内の発生状況
=新型 A 型インフルエンザウイルス感染 (米国内で発生)
=世界の発生状況: During 24 May-5 Sep 2015
南半球温帯地域
典型的パターン。オーストラリアで 6月初旬に活動性増加。ニュージーランドでは 7月中旬に上昇。9月初旬の時点で高い活動性が維持されている。両国とも influenza B viruses が優位であるが、7月から8月にかけて influenza A (H3N2) viruses の割合が増えた。pH1N1 viruses は少数だった。
南アフリカ
5月下旬から活動性が増し、6月後半にピークとなり、7月下旬に下降した。Influenza A (H3N2) and pH1N1 viruses が優位であるが、influenza B viruses も報告されている。
南米温帯地域
6月から活動性が増し、7月を通じて高い状態が続き、8月に減少した。Influenza A viruses の報告が influenza B viruses より多く、チリとパラグアイでは pH1N1 and influenza A (H3N2) viruses のいずれも報告されている。アルゼンチンでは Influenza A (H3N2) viruses が優位。
欧州、北米の温帯気候地域
活動性は低く、少数例の pH1N1, influenza A (H3N2), and influenza B viruses が報告されている。
熱帯的な季節性を有する地域
概して低調で、優位のウイルスは各国でまちまち。カリブから中米では、influenza A viruses が最も多く、メキシコとエルサルバドルでは influenza A (H3N2) viruses が優位となっている。一方、キューバは pH1N1 viruses の報告が最も多い。南米の熱帯地域では、influenza A viruses が優位で、コロンビアとペルーで Influenza A (H3N2) and pH1N1 viruses がともに感染循環 co-circulated し、ブラジルとエクアドルでは influenza A (H3N2) viruses が優位である; しかし、ボリビアで多く報告されているのは influenza B viruses である。
南アジアと東南アジア
8月から9月にかけて、活動性が低下している。カンボジア、中国、ラオス、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナムでは influenza A (H3N2) viruses が優位で、pH1N1 and influenza B viruses の報告は少数。インドネシアでは、influenza B viruses の報告が多いが、influenza A (H3N2) and pH1N1 viruses の報告もあり。
鳥インフルエンザ感染 (ヒト)
During 24 May-5 Sep 2015, エジプトから WHO に対し 4 laboratory-confirmed human cases of avian influenza A (H5N1) virus infections の報告があり、中国では influenza A (H5N6) and 5 cases of influenza A (H7N9) が確認されている。
=インフルエンザウイルスの特徴
北半球用ワクチン the 2015-16 Northern Hemisphere influenza vaccines の成分は、2015年2月に、年 2回開催される会議 the twice-yearly WHO-sponsored vaccine consultation meeting (to review data generated by GISRS laboratories) で決定された。今シーズンの推奨ワクチン用ウイルス株の組成 The recommended Northern Hemisphere 2015-16 vaccine composition は、南半球用 for the 2015 Southern Hemisphere と同じで、
3価インフルエンザワクチン trivalent influenza vaccines 用として;
an A/California/7/2009 (H1N1)pdm09-like virus
an A/Switzerland/9715293/2013 (H3N2)-like virus
a B/Phuket/3073/2013-like (B/Yamagata lineage) virus
4価ワクチン quadrivalent vaccines ではさらに、
An additional influenza B virus (B/Brisbane/60/2008-like [B/Victoria lineage])
が推奨されている。
米国内で製造されるほとんどのインフルエンザワクチンに使用されるインフルンザウイルスは、現行規則の下では、鶏卵内で生育させなければならない。しかし、インフルエンザウイルス、とりわけ influenza A (H3N2) viruses は、鶏卵で増殖させることで遺伝学的変化が起き、このことが抗原性に影響を及ぼす可能性がある。The Northern Hemisphere 2015-16 vaccine 用に選択されたワクチン株ウイルスは、その時点で感染循環するウイルスの、全てではないものの、大部分を代表するもので、卵適応性変化 egg-adapted changes は最小限 the fewest and least significant に留まっている ... (CDC は、常に世界中の流行株の観察を行っている) が、the 2014-15 season 開始から今日に至るまでの観察において、influenza A (H3N2) viruses の一部のウイルスが、HI 検査において、抗原的特徴を示す十分なヘマグルチニン力価を示さなかった。このようなウイルスの多くに対し、CDC は遺伝学的解析を実施し、感染循環するウイルスを遺伝子グループに分類 the genetic group identity of circulating viruses した。このことにより、すでに抗原性の特徴が明らかにされている同じ遺伝子グループのウイルスから、ウイルスの抗原特性を推察することが可能となる。
During 24 May-5 Sep 2015、 世界中から集められたインフルエンザウイルス a total of 199 viruses including 20 influenza A (H1N1)pdm09 viruses, 118 influenza A (H3N2) viruses, and 61 influenza B viruses の解析が行われた。
Influenza A (H1N1)pdm09 viruses
All 20 (16 international and 4 U.S.) はすべて (100%)、ワクチン株と抗原性が一致
antigenically similar to the A/California/7/2009, the influenza A (H1N1)pdm09 vaccine component.
Influenza A (H3N2) viruses
Of the 118 (31 international and 87 U.S.) はすべて (100%)、ワクチン株と抗原性が一致
antigenically similar to A/Switzerland/9715293/2013, or belonged to a genetic group for which a majority of antigenically characterized viruses were similar to the A/Switzerland/9715293/2013 vaccine component.
Influenza B viruses: The 61 (11 international and 50 U.S.) のうち、
The B/Yamagata lineage 35 (57%)
すべて (100%)、ワクチン株と抗原性が一致
antigenically similar to the B/Phuket/3073/2013 virus, the influenza B component for both the 2015-16 Northern Hemisphere trivalent and quadrivalent vaccines.
The B/Victoria lineage 26 (43%)
すべて (100%)、ワクチン株と抗原性が一致
antigenically similar to the B/Brisbane/60/2008 virus, the B/Victoria lineage component of the 2015-16 Northern Hemisphere quadrivalent influenza vaccine.
分離ウイルスの抗ウイルス薬耐性
Antiviral Resistance Profiles of Influenza Virus Isolates
169 influenza virus specimens collected during 24 May-5 Sep 2015 について、ノイラミニダーゼ阻害抗ウイルス薬; oseltamivir, zanamivir, and peramivir 耐性を調査。
All 19 (16 international and 3 U.S.) pH1N1 viruses, 84 (5 international and 79 U.S.) influenza A (H3N2) viruses, and 66 (11 international and 55 U.S) influenza B viruses はいずれも、3剤すべて all 3 antiviral medications に感受性が認められた。
pH1N1 and influenza A (H3N2) viruses に、アマンタン製剤 the adamantanes (amantadine and rimantadine) への高度の耐性が認められることから、これらのインフルエンザ薬としての使用は勧められない。
討論
... 循環するウイルスの抗原性と遺伝学的変化の解析が、ワクチンが付与する同ウイルスに対する免疫の有効性の指標となる可能性があるが、ワクチンの有効性の研究は、コミュニティ全体に対する防御作用を持って判断する必要がある。昨シーズン、the predominant influenza A (H3N2) viruses に対するワクチンの有効性が低いとされたのは、循環する most influenza A (H3N2) viruses ウイルスと、ワクチン組成株 the influenza A (H3N2) vaccine component of the 2014-15 Northern Hemisphere influenza vaccines との間に抗原性と遺伝学的な相違 (ドリフト、drifted) が認められる、という検査室で観察されたデータに基づくものであった。
( ... the 2015-16 season についての予測は困難ではあるが; 今日までのウイルス解析データ laboratory analysisによれば、過去数ヵ月間に世界中で循環するウイルスの大部分が、今シーズンのワクチンに一致する similar to 2015-16 vaccine viruses ことが示唆されている)
毎年ワクチンを接種することが勧められるが、その効果は一定ではないこと ... 米国では、禁忌のない、生後 6ヶ月以上のすべての人々に、毎年接種することが推奨されている ...
during the 2015-16 season、米国で認可されたワクチンには、4価弱毒生ワクチン a quadrivalent live attenuated influenza vaccine (LAIV4)、3価および4価不活化ワクチン trivalent and quadrivalent inactivated influenza vaccines (IIV3 and IIV4, respectively)、3価細胞培養不活化ワクチン a trivalent cell culture-based inactivated influenza vaccine (ccIIV3)、高力か3価不活化ワクチン a high-dose trivalent inactivated influenza vaccine (hd IIV3)、 およびリコンビナント3価ワクチン a recombinant trivalent influenza vaccine (RIV3) がある。One IIV4 formulation については、皮下注射による投与も認められている。生ワクチンと不活化ワクチンいずれにも、成人および小児への有効性が確認されているが、生ワクチンについては、2歳から 49歳までの禁忌や留意事項のない対象者にのみ接種が認められている。For the 2015-16 season、予防接種諮問委員会 the Advisory Committee on Immunization Practices は、注意事項や禁忌のない 2-8歳に、either LAIV or IIV を勧めている。入手可能な、いずれのワクチンでもよいとしている。昨年の 2-8歳の健常児に対して生ワクチンがより望ましいとする勧奨 the 2014-15 preferential recommendation of LAIV for healthy children aged 2 through 8 years は削除されている。For the 2015-16 season、ACIP は、2015年7月1日以前の過去のいずれかの時期に、3価もしくは 4価ワクチンを合計 2回以上接種されたことがある、生後 6ヶ月から 8歳までの小児は、2015-16年については 1回の接種のみとすることを勧めている。2回の接種は、同一シーズン内あるいは連続したシーズンでなくてもよい。初めてワクチンを受ける、あるいはこれまでの接種回数の合計が 2回に満たない、この年齢層の小児については、4週間以上の間隔をおいて 2回接種が必要とされている。
An overview of influenza surveillance in the United States
● リシン-英国
PRO/EDR> Ricin - UK
Archive Number: 20150920.3657543
情報源 Independent.co.uk、2015年9月18日。
違法ウェブサイト the Dark Web から、毒薬のリシン ricin poison を購入しようとした罪で、コンピュータープログラマーが懲役 8年の刑に服している。米国のテレビシリーズ Breaking Bad に影響を受けての犯行だった。31歳のこのプログラマーは先月 [August 2015]、2015年の 1月10日から 2月12までの期間、化学兵器を保有しようと試み、有罪となった ... 原文 [Google 翻訳] 参照願います。
● 東部ウマ脳炎-米 (13) NY ウマ
PRO/AH/EDR> Eastern equine encephalitis - USA (13): (NY) equine
Archive Number: 20150920.3657542
[1] Wayne County, NY
情報源 Democrat and Chronicle.com、2015年9月18日。
公衆衛生当局 The Wayne County Public Health Department に、the town of Galen in Wayne のウマ 1頭の東部ウマ脳炎 eastern equine encephalitis (EEE) 陽性例の報告があったと、 the New York State Department of Health Arbovirus Laboratory が明らかにした ...
[2] Franklin County, NY
情報源 WCAX.com、2015年9月18日。
Franklin County, New York の保健当局者が、St. Regis Falls のウマ 1頭の、the North Country では2015年初となる、東部ウマ脳炎 the 1st confirmed case of eastern equine encephalitis (EEE) 感染が確認されたことを明らかにした ...
原文参照願います