ヒストプラズマ症-ドミニカ共和国 (02) トンネル清掃員
ペスト-米国 (16) 敗血症性
サルモネラ症、st Poona-米国 (04) メキシコ産キュウリ
クリプトコッカス症-カナダ
Human pegivirus type 1
MERS-CoV (136)-クウェート WHO F、サウジアラビア など
● Shiraz disease、ブドウ-オーストラリア
New corky bark-like syndrome in vines with Australian Shiraz disease
PRO/PL> Shiraz disease, grapevine - Australia
Archive Number: 20150924.3669131
投稿者 豪 ・ The University of Adelaide、Dr Nuredin Habili、2015年9月18日。
シラー種 'Shiraz' は、オーストラリアの代表的なワイン用ブドウ種 the principal wine grape variety in であるが、多くのウイルスに感染しやすい特徴を持っている。2004年、われわれはウイルス _Grapevine virus A_ (GVA, genus _Vitivirus_) と、South Australia に拡がるシラー種の病気 a syndrome in Shiraz との関連性を報告した。感染すると、春の生育、紅葉、茎の緑化、秋のルビー色の実り、に遅れが生じる。Australian Shiraz disease (ASD) と呼ばれるこの病気に類似する、Shiraz vines の病気と GVA as well as _Grapevine leafroll-associated virus 3_ との関連性が 南アフリカから報告されているが、正確な病原体の確認には至っていない。豪州内の ASD incidence の報告は、3.4 per cent in 2001 (728 samples) から 16.6 per cent in 2004 (1279 samples) と増加している。シャルドネ茎 established Chardonnay root stocks に接ぎ木した Shiraz が、6年間に 98%失われた。2014年以降新たに、corky bark disease (CB) に類似する、幹の腫脹した亀裂 swollen cracks on stems の症状が一部の農場の ASD vines に現れた。他方、other vineyards では典型的な症状 the original ASD symptoms しか認められていない。CB については _Grapevine virus B_ (GVB, genus _Vitivirus_) との関連性が報告されてきたが、the affected ASD vines で同ウイルスが確認されたことはない。(ASD のブドウには) GVA だけが存在し、同時にもう 1種類、症状のないブドウでも見つかるウイルス one latent virus (_Grapevine rupestris stem pitting-associated virus_) が確認されている。以上より、CB symptoms 症状は必ずしも the presence of GVB を表す指標になるとは限らないと結論した。CB は豪州内で検疫対象であり under quarantine、輸入品に症状があればすべて廃棄される。しかし、GVB と CB を無条件に関連づけることに疑問を持つべきだと考える。われわれは豪州内において、無症候性個体からのウイルス分離を報告している[19990618.1034, 19991006.1787]。ASD vines in Australia で見られた樹皮の亀裂の病原体や疫学の詳細の解明には、さらなる研究が必要である。可能性のあるものとして、より症状の強い新種のウイルス a new severe strain of GVA や未知の病原体があげられる。指標となる品種 indicator varieties への微小移植 Micrografting による、GNB 感染のない亀裂の再現実験が試みられている。
写真1 CB-like symptoms on ASD vines compared to healthy bark
写真2 Original ASD symptoms
● ヒストプラズマ症-ドミニカ共和国 (02) ST トンネル清掃員
PRO/EDR> Histoplasmosis - Dominican Republic (02): (ST) tunnel cleaners, update
Archive Number: 20150924.3668692
情報源 El Diario [in Spanish]、2015年9月22日。
米国 CDC The US Centers for Disease Control and Prevention (CDC) は、ドミニカ共和国北東部のダム 1ヶ所のトンネル the tunnels of Taveras-Bao dam in Santiago内清掃作業を行った、the National Institute for Hydraulic Resources and the National Hydroelectric Company の28人のうちの 3人の生命が奪われたヒストプラズマ症 a histoplasmosis outbreak に対する、政府の対応に協力している。死亡した 22~34歳の患者らの居住地である、Sabana Iglesia municipality in Santo Domingo に不安が広がっている。作業員らは適切な防護対策を行うことなくトンネル内に入り、41日間の作業後、堆積していたコウモリの糞中で増殖した真菌による感染症を発症した。
関連項目 20150918.3654521
● ペスト-米国 (16) NM 敗血症性
Human Plague Case Confirmed in Santa Fe County
PRO/AH/EDR> Plague - USA (16): (NM) septicemic
Archive Number: 20150924.3668691
情報源 New Mexico Department of Health、2015年9月23日。
ニューメキシコ州保健当局 The New Mexico Department of Health は 23日、Santa Fe County の 73歳女性のペスト感染の the Department of Health's Scientific Laboratory Division での確定診断例について報告した。2015年の州内で 5例目の患者であり、Santa Fe County では 2例目の患者となった。入院後、回復し退院している。敗血症性ペストを発症した 4人目の患者であると説明されている ...
● サルモネラ症、st Poona-米国 (04) メキシコ産キュウリ、死亡
PRO/AH/EDR> Salmonellosis, st Poona - USA (04): Mexican cucumbers, fatal
Archive Number: 20150924.3668125
情報源 CDC、2015年9月22日。
15日の最終更新以降、新たに 140 new ill people が報告されている: from Alaska (2), Arizona (23), Arkansas (2), California (31), Colorado (1), Idaho (6), Illinois (2), Iowa (1), Kansas (1), Minnesota (9), Missouri (1), Montana (1), Nebraska (3), Nevada (2), New Mexico (5), New York (1), North Dakota (1), Oklahoma (2), Oregon (9), South Dakota (1), Texas (4), Utah (9), Washington (3), and Wisconsin (20) ...
関連項目 (03): Mexican cucumbers, fatal 20150917.3650057
● エボライルス性疾患、生態学 (02) 森林伐採
PRO/AH/EDR> Ebola virus disease, ecology (02): link to deforestation
Archive Number: 20150924.3667797
情報源 AllAfrica, Daily Observer report、2015年9月23日。
コウモリからヒトに感染伝播したと考えられるエボラウイルス性疾患と、ギニア、リベリア、シエラレオネにおける森林の断片化 forest fragmentation との関係を調べた、6ヵ月間の研究報告が発表された。この the Environmental Research Management Foundation, Environmental Foundation for Africa in collaboration with the United Nations Development Program (UNDP) の調査研究により、森林の断片化が、the Ebola virus やその他の疾患の、動物からヒトへの感染伝播リスクを高めることが明らかにされた ... 原文 [Google 翻訳] 参照願います。
● レジオネラ症-米国 (15) IL 死亡、退役軍人ホーム
PRO/EDR> Legionellosis - USA (15): (IL) fatal, veterans home, update, RFI
Archive Number: 20150924.3668124
情報源 Outbreak News Today、2015年9月22日。
イリノイ州の退役軍人用ホーム the Illinois Veteran's Home - Quincy のレジオネラ症 legionnaires' disease infections 患者数は、54人、うち死者 12人、のまま変わっていない ...
● クリプトコッカス症-カナダ QC 症例報告、地域内感染
PRO/AH/EDR> Cryptococcus gattii - Canada: (QC) case report, local acquisition
Archive Number: 20150924.3668050
投稿者 加 ・ Laboratoire de Sante Publique du Quebec、Philippe Dufresne, PhD, RMCCM、2015年9月23日。
4週間の頭痛を訴えていた the greater Montreal area の生来健康な 20歳女性が、クリプトコッカス性髄膜脳炎 A case of _Cryptococcus gattii_ meningoencephalitis と診断された。[1 Jul 2015]、腰椎穿刺検査で開放圧 an opening pressure of 47 mm Hg であり、髄液培養検査で _Cryptococcus gattii_ が確認された (confirmed by molecular sequencing)。リポソームアンフォテリシンB liposomal amphotericin B と 5-flucytosine と同時に脳室外ドレナージ [? external ventricular derivation} による治療が行われた。An extensive immunology workup が行われたが、免疫不全は確認され無かった。患者にはケベック州 the province of Quebec 外への渡航歴はなかった。ペットショップで働いており、様々な動物との直接の接触があった。保健当局は、動物や鳥類の排泄物やペットショップ内の環境調査を行ったが、_C. gattii_ は確認されなかった。検出された菌の遺伝学的解析 Multi-locus sequence typing of the strain から、現行の the Pacific Northwest and British Columbia outbreaks に関与し、最も多くまた病原性が強い the virulent and most prevalent strain of _C. gattii_ と同じ、genotype VGIIa (ST 20) であることが確認された。_C. gattii_ は、北米太平洋沿岸地域と熱帯地域の一部の国々に endemic であり、環境中に存在する菌の吸入により感染することが多い。 _C. neoformans_ と異なり、_C. gattii_ のカナダ北東部や米国内の endemic は知られていない。従って、渡航歴のない患者からの同菌の分離は、極めて異例である。知りうる限り、今回の症例はカナダ東部における the 1st autochthonous human case of _C. gattii_ [infection] の報告である。今回の事例について、職業上の感染をはっきりと確定もしくは否定することは不可能である。従って、環境中からの感染もありうることである。最近、New York State の患者においても、_C. gattii_ が報告され (20140503.2445206)、またシカ a white-tail deer in Nova Scotia の報告 もある。これらの散発例は、この真菌が the Northeast に定着しつつあることを示しているかも知れない。またこのような症例の発生は、特殊検査法 glycine-canavanine bromothymol (CGB) agar or molecular methods による、クリプトコッカス_Cryptococcus_ species 同定検査のシステム化の必要性を示しているとも言える。
参考文献
1. Current trends in the prevalence of _Cryptococcus gattii_ in the United States and Canada. Infect Drug Resist. 2015; 8: 89-97. doi: 10.2147/IDR.S57686
2. _Cryptococcus gattii_ in the United States: Genotypic diversity of human and veterinary isolates. PLoS One. 2013; 8(9): e74737. doi: 10.1371/journal.pone.0074737. eCollection 2013
3. Consensus multi-locus sequence typing scheme for _Cryptococcus neoformans_ and _Cryptococcus gattii_. Med Mycol. 2009; 47(6): 561-70. doi: 10.1080/13693780902953886 [Mod.ML 注-解説あり ... ]
● Human pegivirus type 1
PRO/EDR> Human pegivirus type 1: detection by sequence analysis
Archive Number: 20150924.3667822
情報源 NBC News、2015年9月22日。
科学者らにより、輸血や血液製剤により伝播される、新たなウイルスが発見された。慢性肝臓病の原因となる C 型肝炎ウイルスにやや類似しており、無害と考えられる the human pegivirus にも少し似ている、と the journal mBio 誌上で報告されている。研究チームはこれを、human hepegivirus-1 (HHpgV-1) と命名した。"新たなウイルスを確認した。輸血による感染であることは明らかである" と Columbia University [in New York] のチームの研究者が述べた。"輸血が関係する初めてのウイルス the 1st transfusion-associated virus であるが、ヒトの肝炎における意義は不明で、恐らく無関係であろう" と述べている ... between 1974 and 1980 に the National Institutes of Health に提供され保管されていた、ボランティア 46人の血液サンプルを調べたところ、2人の検体で同ウイルスが確認された。いずれの患者もウイルスを排除した have "cleared" the virus と考えられ、いかなる疾患も示していない。このボランティアらは全員が、血友病治療のために血液製剤を使用されていた。ウイルスが確認されたのは、輸血を受けた後だけだった。これに続いて研究者らは、他の研究の 106人の血液検体を調査し、さらに 2人の検体でウイルスを発見した。1人は 5年間にわたってウイルスの感染が続いていたものの、両者とも排除されていた ...
原著タイトル Virome analysis of transfusion recipients reveals a novel human virus that shares genomic features with hepaciviruses and pegiviruses. mBio 6(5): e01466-15. doi:10.1128/mBio.01466-15
[要約あり、原文 [Google 翻訳] 参照願います]
● MERS-CoV (136)-クウェート WHO、サウジアラビア
PRO/AH/EDR> MERS-CoV (136): Kuwait WHO, Saudi Arabia MOH, camel, Hajj
Archive Number: 20150924.3666811
[1] クウェート, 1 fatal case - WHO
情報源 WHO, Emergencies preparedness, response, Disease Outbreak News (DONs)、2015年9月23日。
厚労省検疫所 FORTH より。
症例の詳細情報
78歳男性。クウェート市の住民で、9月8日に発症し、9月13日に入院した。患者には基礎疾患があった。9月14日に MERS-CoV の検査結果が陽性と判明した。患者はヒトコブラクダを所有しており、これらとの頻繁な接触機会があった。患者は9月19日に死亡した ...
[Mod.MPP 注-2012年の感染流行開始以来、クウェートで報告された the 4th case of MERS-CoV infection である。2013年11月に 2人、2014年3月に 1人の患者が報告されている ( 20140320.2345849、20131119.2062587、20131113.2052320)。今回の症例を含めて 2人が死亡した。上記報告によれば、人獣共通感染伝播 a zoonotic transmission によるものらしい ... ]
[2] サウジアラビア 0 new cases - MOH
情報源 Saudi Arabia Ministry of Health、2015年9月22-23日。
省略。
[3] Camels and the Hajj, ban - media report
情報源 Maktoob News, Arab News report、2015年9月19日。
the Ministry of Hajj は史上初めて、ラクダ小屋や檻への立ち寄り organizing visits を一切禁止する措置を行っている ... 原文参照願います。
[4] Camels and the Hajj, in spite of the ban - media report
情報源 Saudi Gazette、2015年9月23日。
保健省がくり返しラクダとの接触や殺処分を禁止しているにも関わらず、巡礼者やハッジ(巡礼)の準備スタッフらは、1日あたり 100頭分のラクダを摂取していると報じられている ... 原文参照願います。
関連項目 (135): Jordan, Saudi Arabia 20150922.3660953
ペスト-米国 (16) 敗血症性
サルモネラ症、st Poona-米国 (04) メキシコ産キュウリ
クリプトコッカス症-カナダ
Human pegivirus type 1
MERS-CoV (136)-クウェート WHO F、サウジアラビア など
● Shiraz disease、ブドウ-オーストラリア
New corky bark-like syndrome in vines with Australian Shiraz disease
PRO/PL> Shiraz disease, grapevine - Australia
Archive Number: 20150924.3669131
投稿者 豪 ・ The University of Adelaide、Dr Nuredin Habili、2015年9月18日。
シラー種 'Shiraz' は、オーストラリアの代表的なワイン用ブドウ種 the principal wine grape variety in であるが、多くのウイルスに感染しやすい特徴を持っている。2004年、われわれはウイルス _Grapevine virus A_ (GVA, genus _Vitivirus_) と、South Australia に拡がるシラー種の病気 a syndrome in Shiraz との関連性を報告した。感染すると、春の生育、紅葉、茎の緑化、秋のルビー色の実り、に遅れが生じる。Australian Shiraz disease (ASD) と呼ばれるこの病気に類似する、Shiraz vines の病気と GVA as well as _Grapevine leafroll-associated virus 3_ との関連性が 南アフリカから報告されているが、正確な病原体の確認には至っていない。豪州内の ASD incidence の報告は、3.4 per cent in 2001 (728 samples) から 16.6 per cent in 2004 (1279 samples) と増加している。シャルドネ茎 established Chardonnay root stocks に接ぎ木した Shiraz が、6年間に 98%失われた。2014年以降新たに、corky bark disease (CB) に類似する、幹の腫脹した亀裂 swollen cracks on stems の症状が一部の農場の ASD vines に現れた。他方、other vineyards では典型的な症状 the original ASD symptoms しか認められていない。CB については _Grapevine virus B_ (GVB, genus _Vitivirus_) との関連性が報告されてきたが、the affected ASD vines で同ウイルスが確認されたことはない。(ASD のブドウには) GVA だけが存在し、同時にもう 1種類、症状のないブドウでも見つかるウイルス one latent virus (_Grapevine rupestris stem pitting-associated virus_) が確認されている。以上より、CB symptoms 症状は必ずしも the presence of GVB を表す指標になるとは限らないと結論した。CB は豪州内で検疫対象であり under quarantine、輸入品に症状があればすべて廃棄される。しかし、GVB と CB を無条件に関連づけることに疑問を持つべきだと考える。われわれは豪州内において、無症候性個体からのウイルス分離を報告している[19990618.1034, 19991006.1787]。ASD vines in Australia で見られた樹皮の亀裂の病原体や疫学の詳細の解明には、さらなる研究が必要である。可能性のあるものとして、より症状の強い新種のウイルス a new severe strain of GVA や未知の病原体があげられる。指標となる品種 indicator varieties への微小移植 Micrografting による、GNB 感染のない亀裂の再現実験が試みられている。
写真1 CB-like symptoms on ASD vines compared to healthy bark
写真2 Original ASD symptoms
● ヒストプラズマ症-ドミニカ共和国 (02) ST トンネル清掃員
PRO/EDR> Histoplasmosis - Dominican Republic (02): (ST) tunnel cleaners, update
Archive Number: 20150924.3668692
情報源 El Diario [in Spanish]、2015年9月22日。
米国 CDC The US Centers for Disease Control and Prevention (CDC) は、ドミニカ共和国北東部のダム 1ヶ所のトンネル the tunnels of Taveras-Bao dam in Santiago内清掃作業を行った、the National Institute for Hydraulic Resources and the National Hydroelectric Company の28人のうちの 3人の生命が奪われたヒストプラズマ症 a histoplasmosis outbreak に対する、政府の対応に協力している。死亡した 22~34歳の患者らの居住地である、Sabana Iglesia municipality in Santo Domingo に不安が広がっている。作業員らは適切な防護対策を行うことなくトンネル内に入り、41日間の作業後、堆積していたコウモリの糞中で増殖した真菌による感染症を発症した。
関連項目 20150918.3654521
● ペスト-米国 (16) NM 敗血症性
Human Plague Case Confirmed in Santa Fe County
PRO/AH/EDR> Plague - USA (16): (NM) septicemic
Archive Number: 20150924.3668691
情報源 New Mexico Department of Health、2015年9月23日。
ニューメキシコ州保健当局 The New Mexico Department of Health は 23日、Santa Fe County の 73歳女性のペスト感染の the Department of Health's Scientific Laboratory Division での確定診断例について報告した。2015年の州内で 5例目の患者であり、Santa Fe County では 2例目の患者となった。入院後、回復し退院している。敗血症性ペストを発症した 4人目の患者であると説明されている ...
● サルモネラ症、st Poona-米国 (04) メキシコ産キュウリ、死亡
PRO/AH/EDR> Salmonellosis, st Poona - USA (04): Mexican cucumbers, fatal
Archive Number: 20150924.3668125
情報源 CDC、2015年9月22日。
15日の最終更新以降、新たに 140 new ill people が報告されている: from Alaska (2), Arizona (23), Arkansas (2), California (31), Colorado (1), Idaho (6), Illinois (2), Iowa (1), Kansas (1), Minnesota (9), Missouri (1), Montana (1), Nebraska (3), Nevada (2), New Mexico (5), New York (1), North Dakota (1), Oklahoma (2), Oregon (9), South Dakota (1), Texas (4), Utah (9), Washington (3), and Wisconsin (20) ...
関連項目 (03): Mexican cucumbers, fatal 20150917.3650057
● エボライルス性疾患、生態学 (02) 森林伐採
PRO/AH/EDR> Ebola virus disease, ecology (02): link to deforestation
Archive Number: 20150924.3667797
情報源 AllAfrica, Daily Observer report、2015年9月23日。
コウモリからヒトに感染伝播したと考えられるエボラウイルス性疾患と、ギニア、リベリア、シエラレオネにおける森林の断片化 forest fragmentation との関係を調べた、6ヵ月間の研究報告が発表された。この the Environmental Research Management Foundation, Environmental Foundation for Africa in collaboration with the United Nations Development Program (UNDP) の調査研究により、森林の断片化が、the Ebola virus やその他の疾患の、動物からヒトへの感染伝播リスクを高めることが明らかにされた ... 原文 [Google 翻訳] 参照願います。
● レジオネラ症-米国 (15) IL 死亡、退役軍人ホーム
PRO/EDR> Legionellosis - USA (15): (IL) fatal, veterans home, update, RFI
Archive Number: 20150924.3668124
情報源 Outbreak News Today、2015年9月22日。
イリノイ州の退役軍人用ホーム the Illinois Veteran's Home - Quincy のレジオネラ症 legionnaires' disease infections 患者数は、54人、うち死者 12人、のまま変わっていない ...
● クリプトコッカス症-カナダ QC 症例報告、地域内感染
PRO/AH/EDR> Cryptococcus gattii - Canada: (QC) case report, local acquisition
Archive Number: 20150924.3668050
投稿者 加 ・ Laboratoire de Sante Publique du Quebec、Philippe Dufresne, PhD, RMCCM、2015年9月23日。
4週間の頭痛を訴えていた the greater Montreal area の生来健康な 20歳女性が、クリプトコッカス性髄膜脳炎 A case of _Cryptococcus gattii_ meningoencephalitis と診断された。[1 Jul 2015]、腰椎穿刺検査で開放圧 an opening pressure of 47 mm Hg であり、髄液培養検査で _Cryptococcus gattii_ が確認された (confirmed by molecular sequencing)。リポソームアンフォテリシンB liposomal amphotericin B と 5-flucytosine と同時に脳室外ドレナージ [? external ventricular derivation} による治療が行われた。An extensive immunology workup が行われたが、免疫不全は確認され無かった。患者にはケベック州 the province of Quebec 外への渡航歴はなかった。ペットショップで働いており、様々な動物との直接の接触があった。保健当局は、動物や鳥類の排泄物やペットショップ内の環境調査を行ったが、_C. gattii_ は確認されなかった。検出された菌の遺伝学的解析 Multi-locus sequence typing of the strain から、現行の the Pacific Northwest and British Columbia outbreaks に関与し、最も多くまた病原性が強い the virulent and most prevalent strain of _C. gattii_ と同じ、genotype VGIIa (ST 20) であることが確認された。_C. gattii_ は、北米太平洋沿岸地域と熱帯地域の一部の国々に endemic であり、環境中に存在する菌の吸入により感染することが多い。 _C. neoformans_ と異なり、_C. gattii_ のカナダ北東部や米国内の endemic は知られていない。従って、渡航歴のない患者からの同菌の分離は、極めて異例である。知りうる限り、今回の症例はカナダ東部における the 1st autochthonous human case of _C. gattii_ [infection] の報告である。今回の事例について、職業上の感染をはっきりと確定もしくは否定することは不可能である。従って、環境中からの感染もありうることである。最近、New York State の患者においても、_C. gattii_ が報告され (20140503.2445206)、またシカ a white-tail deer in Nova Scotia の報告 もある。これらの散発例は、この真菌が the Northeast に定着しつつあることを示しているかも知れない。またこのような症例の発生は、特殊検査法 glycine-canavanine bromothymol (CGB) agar or molecular methods による、クリプトコッカス_Cryptococcus_ species 同定検査のシステム化の必要性を示しているとも言える。
参考文献
1. Current trends in the prevalence of _Cryptococcus gattii_ in the United States and Canada. Infect Drug Resist. 2015; 8: 89-97. doi: 10.2147/IDR.S57686
2. _Cryptococcus gattii_ in the United States: Genotypic diversity of human and veterinary isolates. PLoS One. 2013; 8(9): e74737. doi: 10.1371/journal.pone.0074737. eCollection 2013
3. Consensus multi-locus sequence typing scheme for _Cryptococcus neoformans_ and _Cryptococcus gattii_. Med Mycol. 2009; 47(6): 561-70. doi: 10.1080/13693780902953886 [Mod.ML 注-解説あり ... ]
● Human pegivirus type 1
PRO/EDR> Human pegivirus type 1: detection by sequence analysis
Archive Number: 20150924.3667822
情報源 NBC News、2015年9月22日。
科学者らにより、輸血や血液製剤により伝播される、新たなウイルスが発見された。慢性肝臓病の原因となる C 型肝炎ウイルスにやや類似しており、無害と考えられる the human pegivirus にも少し似ている、と the journal mBio 誌上で報告されている。研究チームはこれを、human hepegivirus-1 (HHpgV-1) と命名した。"新たなウイルスを確認した。輸血による感染であることは明らかである" と Columbia University [in New York] のチームの研究者が述べた。"輸血が関係する初めてのウイルス the 1st transfusion-associated virus であるが、ヒトの肝炎における意義は不明で、恐らく無関係であろう" と述べている ... between 1974 and 1980 に the National Institutes of Health に提供され保管されていた、ボランティア 46人の血液サンプルを調べたところ、2人の検体で同ウイルスが確認された。いずれの患者もウイルスを排除した have "cleared" the virus と考えられ、いかなる疾患も示していない。このボランティアらは全員が、血友病治療のために血液製剤を使用されていた。ウイルスが確認されたのは、輸血を受けた後だけだった。これに続いて研究者らは、他の研究の 106人の血液検体を調査し、さらに 2人の検体でウイルスを発見した。1人は 5年間にわたってウイルスの感染が続いていたものの、両者とも排除されていた ...
原著タイトル Virome analysis of transfusion recipients reveals a novel human virus that shares genomic features with hepaciviruses and pegiviruses. mBio 6(5): e01466-15. doi:10.1128/mBio.01466-15
[要約あり、原文 [Google 翻訳] 参照願います]
● MERS-CoV (136)-クウェート WHO、サウジアラビア
PRO/AH/EDR> MERS-CoV (136): Kuwait WHO, Saudi Arabia MOH, camel, Hajj
Archive Number: 20150924.3666811
[1] クウェート, 1 fatal case - WHO
情報源 WHO, Emergencies preparedness, response, Disease Outbreak News (DONs)、2015年9月23日。
厚労省検疫所 FORTH より。
症例の詳細情報
78歳男性。クウェート市の住民で、9月8日に発症し、9月13日に入院した。患者には基礎疾患があった。9月14日に MERS-CoV の検査結果が陽性と判明した。患者はヒトコブラクダを所有しており、これらとの頻繁な接触機会があった。患者は9月19日に死亡した ...
[Mod.MPP 注-2012年の感染流行開始以来、クウェートで報告された the 4th case of MERS-CoV infection である。2013年11月に 2人、2014年3月に 1人の患者が報告されている ( 20140320.2345849、20131119.2062587、20131113.2052320)。今回の症例を含めて 2人が死亡した。上記報告によれば、人獣共通感染伝播 a zoonotic transmission によるものらしい ... ]
[2] サウジアラビア 0 new cases - MOH
情報源 Saudi Arabia Ministry of Health、2015年9月22-23日。
省略。
[3] Camels and the Hajj, ban - media report
情報源 Maktoob News, Arab News report、2015年9月19日。
the Ministry of Hajj は史上初めて、ラクダ小屋や檻への立ち寄り organizing visits を一切禁止する措置を行っている ... 原文参照願います。
[4] Camels and the Hajj, in spite of the ban - media report
情報源 Saudi Gazette、2015年9月23日。
保健省がくり返しラクダとの接触や殺処分を禁止しているにも関わらず、巡礼者やハッジ(巡礼)の準備スタッフらは、1日あたり 100頭分のラクダを摂取していると報じられている ... 原文参照願います。
関連項目 (135): Jordan, Saudi Arabia 20150922.3660953