狂犬病-ハイチ
旋毛虫症-アルゼンチン (04)ドライソーセージ
リーシュマニア症-アルゼンチン 疫学
ツツガムシ病-ネパール など
● 狂犬病-ハイチ イヌ、ヒト
PRO/AH/EDR> Rabies - Haiti: canine, human
Archive Number: 20151006.3695997
情報源 World Bank、2015年10月5日。
狂犬病 Rabies は、ハイチの公衆衛生上の深刻な問題となっている。南北アメリカにおけるヒトの狂犬病は、1980年と比較すると 95 % 以上減少しているものの、ボリビア、グアテマラ、ブラジル、ドミニカ共和国、ハイチでは、患者の発生が続いている。状況が最も急迫しているのはハイチで、南北アメリカ全体の狂犬病による死者数の 70 % を占めている。このことが、ハイチ政府が 50万頭のイヌへのワクチン接種による発生防止キャンペーンを行う、主な理由である。政府家畜担当官 State Secretary for Animal Production in Haiti は、島内の全狂犬病患者の 99 % 以上がイヌが原因となって感染している、とくり返し指摘してきた。イヌから感染するヒトの狂犬病の報告数が実際よりも少ないことは言うまでもなく、最大で 1年間に 200人に達すると推定されている ... ヒトを狂犬病感染から守るための、コスト上、最も効率的な方法はイヌへのワクチン接種であることは、よく知られた事実である。政府の目標は、島内全体の少なくとも 70 % のイヌにワクチンを接種することで、特に子どもの感染を減らし生命を救うができるという点で、行うべき施策といえる ... 原文 [Google 翻訳] 参照願います。
● 原因不明の大量死、タヌキ-中国 (02) コメント
20151005.3692933 に関し。
PRO/AH/EDR> Undiagnosed die-off, raccoon dogs - China (02): comment
Archive Number: 20151006.3694702
投稿者 米 ・ University of Alaska Fairbanks、Joseph P Dudley, Ph.D.、2015年10月5日。
関わった個体数から、野生動物の間で発生したものはなく、[毛皮工場としての] 捕獲された動物農場から廃棄された死骸か集団脱走が関係する、何らかの疾患のアウトブレイクではないか。タヌキは、毛皮を取るため、中国、ロシア、その他の国々で商業的に飼育されている。タヌキは、群れを作らないイヌ科の陸生生物で、野生では排外的ななわばりを持つため、欧州の野生環境では、たとえゴミ捨て場があったとしても、1平方 km あたりの生息数は 0.37-2.0 頭に留まると報告されている。タヌキは犬ジステンパーに対し、感受性があり高い死亡率を示す ...
● 告示 (06) ノーベル賞、抗寄生虫療法
PRO/ALL> Announcements (06): Nobel prize, anti-parasitic therapies
Archive Number: 20151006.3694039
情報源 The New York Times、2015年10月5日。
ノーベル医学生理学賞に選ばれた 3人の科学者は、最も深刻な寄生虫疾患の治療に革命をもたらせる発見に対する受賞となった、と 5日委員会が発表した。William C Campbell and Satoshi Omura は新薬 Avermectin を開発し、その派生医薬品である Ivermectin により、河川盲目症 river blindness は事実上排除され、フィラリア症 filariasis も激減した。2人は、マラリアによる死亡率を著しく低下させた Artemisinin を発見した Tu Youyou との共同受賞となった ...
● 旋毛虫症-アルゼンチン (04) BA ドライソーセージ
PRO/AH/EDR> Trichinellosis - Argentina (04): (BA) dry sausage
Archive Number: 20151006.3693990
情報源 Outbreak News Today、2015年9月27日。
寄生虫性感染症である旋毛虫症 trichinosis のアウトブレイクが、ブエノスアイレス州 the province of Buenos Aires 南西部の都市 Bahia Blanca から報告されていると、 a La Verdad Online report が伝えた。地元メディアは、100人以上が感染し、20 % が小児と報じている。感染源として、ドライソーセージの摂取が原因とされている。ドライソーセージを生産した a clandestine (届出がない) Grunbein [Bahia Blanca] farm のブタ 6頭と 2kg の製品の出荷が停止された。また、同疾患により、the Penna Hospital に 3人が入院したことが確認されている。
● リーシュマニア症-アルゼンチン CN ベクター疫学
PRO/AH/EDR> Leishmaniasis - Argentina: (CN) vector epidemiology
Archive Number: 20151006.3691347
情報源 Corrientes Hoy [in Spanish]、2015年10月1日。
the city of Corrientes [capital of Corrientes province] における疫学研究により、感染伝播の通年リスクがあり、人々の環境整備と責任あるペット飼育の重要性が示された。今回の研究は、the Department of Biology, Faculty of Exact and Natural Sciences, and Engineering of the National University of the Northeast (UNNE) の生物学研究者らによって、同市内において、皮膚リーシュマニア症 cutaneous [CL] および内臓リーシュマニア症 visceral leishmaniasis [VL] に関して、昆虫ベクターと [生態学的にヒトに関係のある] 宿主候補を同定することを目的に行われた。また同時に、ベクター発生に対する文化的、環境的、気候的変数を明らかにし、感染サイクルやリスクシナリオの特徴を解明することも目標とした。the province of Corrientes では、VL の活動的な感染伝播があり、the department of Corrientes ではヒトの患者とイヌの保有宿主が報告されており、学際的研究でベクターの _Lutzomyia longipalpis_ が確認されたことから、研究者らに サシチョウバエ the [phlebotomine] sandfly population の分布 the spatial and temporal distribution の決定に取り組む動機付けを与えた ... the UNNE research では、2013年3月から 2015年7月までの間に、市内の 3ヶ所: periurban-rural area, intermediate area, and downtown area の最も発生の多い地域 ("worst case") で、トラップ Miniature light traps を 14時間定置し、サシチョウバエ sandflies がサンプル採取された。また、2013年12月には、市内の住居周辺において 3日間連続してトラップによる昆虫サンプリングを行った。採取地の気温や湿度も記録した。
結果
_Lu. longipalpis_, _Nyssomyia neivai_, _Migonemyia migonei_, _Evandromyia_ females from the cortelezzii complex, and _Micropygomia quinquefer_ が捕獲された。最も多く採取された The highest total abundance was recorded のは 4月で、平均気温は 21.3 deg C であり、最も少なかったのは平均気温 17.0 deg C の 8月だった。全てのサンプル all samples _Lu. longipalpis_ は捕獲されたもので、捕獲数が多かったのは (秋の) 4月と 5月で、少なかったのは 6月から 8月の冬季だった。9月 (春の始まり) になると再び捕獲数が増加し始めた。_Lu. longipalpis_ は the 3 environments で存在が確認されたが、the periurban-rural area においては _Ny. neivai_ がより多く、また秋に多かった。_Mi. migonei_ は the periurban-rural and intermediate areas において春と秋に確認されたが、採取数が少ないことから、偶然発見された種 an occasional species の可能性もある。以上の結果から研究者は、主要ベクター primary vector of _Leishmania infantum_ (_L. chagasi_) である _Lu. longipalpis_ が市内の都市部地域の広範囲に存在し、ベクター候補 its putative vector _Mg. migonei の不定期の存在も確認され、加えてヒトやイヌの VL 地域内感染例が報告されていることから、感染伝播の通年リスクが示唆された。実際の症例発生数は、秋季にベクター数がピークを迎え、また寄生虫内での潜伏期間があるため、今シーズンの早期に増加すると見られるが、感染伝播のリスクには、場所と時間のの多様性 heterogeneous が見られ、冬季に、より減少する ... 世界的に見れば、毎年約 50万人が新たに VL に感染し、5万人以上が死亡している。症状の有無に関わらず、感染したイヌが都市部の主要宿主であり、ヒトに対する感染源となっている。イヌの繁殖率は高く、捨て犬が増加し、都市部でベクターを保有して分散するため、近年、懸念材料となっている。アルゼンチン国内で最も VL 患者が発生する地域は the province of Misiones であるが、the provinces of Corrientes and Santiago del Estero でも報告されており、Formosa ではイヌの地域内感染が確認されている。
[Mod.EP 注-重要な結果は、the urban area of Corrientes, Argentina にサシチョウバエが存在 the widespread presence of sandfly vectors し、ヒトとイヌの VL の地域内感染が見られ、リスクが通年性であることが示唆される点である ... ]
地図 Argentina
● ツツガムシ病-ネパール KT, DH 死亡
PRO/AH/EDR> Scrub typhus - Nepal: (KT,DH) fatal
Archive Number: 20151006.3693673
投稿者 ネパール ・ Sukraraj Tropical and Infectious Disease Hospital、Dr Sher Bahadur Pun、2015年10月5日。
... 疫学当局 the Epidemiology and Disease Control Division (EDCD) によれば、これまでに 75 cases の患者が、ツツガムシ病 scrub typhus (by ELISA) 検査で陽性となった。現在も国内各地での発生が報告されている。2004年の調査で、カトマンズ Kathmandu の成人の発熱患者の間でツツガムシ病 scrub typhus が確認されていたにもかかわらず、死亡例は報告されていなかった。しかし、現在のアウトブレイク the current ongoing outbreak (2015) においては、少なくとも 8人のツツガムシ病患者 patients infected with scrub typhus が死亡している。ネパール国内のこれまでで、最大で最悪の致死率の流行である。(隣接地区 a neighboring district Dhading からの) ツツガムシ病と診断された患者が Sukraraj Tropical and Infectious Disease Hospital に入院しており、ドキシサイクリンによる治療で無事回復している。
旋毛虫症-アルゼンチン (04)ドライソーセージ
リーシュマニア症-アルゼンチン 疫学
ツツガムシ病-ネパール など
● 狂犬病-ハイチ イヌ、ヒト
PRO/AH/EDR> Rabies - Haiti: canine, human
Archive Number: 20151006.3695997
情報源 World Bank、2015年10月5日。
狂犬病 Rabies は、ハイチの公衆衛生上の深刻な問題となっている。南北アメリカにおけるヒトの狂犬病は、1980年と比較すると 95 % 以上減少しているものの、ボリビア、グアテマラ、ブラジル、ドミニカ共和国、ハイチでは、患者の発生が続いている。状況が最も急迫しているのはハイチで、南北アメリカ全体の狂犬病による死者数の 70 % を占めている。このことが、ハイチ政府が 50万頭のイヌへのワクチン接種による発生防止キャンペーンを行う、主な理由である。政府家畜担当官 State Secretary for Animal Production in Haiti は、島内の全狂犬病患者の 99 % 以上がイヌが原因となって感染している、とくり返し指摘してきた。イヌから感染するヒトの狂犬病の報告数が実際よりも少ないことは言うまでもなく、最大で 1年間に 200人に達すると推定されている ... ヒトを狂犬病感染から守るための、コスト上、最も効率的な方法はイヌへのワクチン接種であることは、よく知られた事実である。政府の目標は、島内全体の少なくとも 70 % のイヌにワクチンを接種することで、特に子どもの感染を減らし生命を救うができるという点で、行うべき施策といえる ... 原文 [Google 翻訳] 参照願います。
● 原因不明の大量死、タヌキ-中国 (02) コメント
20151005.3692933 に関し。
PRO/AH/EDR> Undiagnosed die-off, raccoon dogs - China (02): comment
Archive Number: 20151006.3694702
投稿者 米 ・ University of Alaska Fairbanks、Joseph P Dudley, Ph.D.、2015年10月5日。
関わった個体数から、野生動物の間で発生したものはなく、[毛皮工場としての] 捕獲された動物農場から廃棄された死骸か集団脱走が関係する、何らかの疾患のアウトブレイクではないか。タヌキは、毛皮を取るため、中国、ロシア、その他の国々で商業的に飼育されている。タヌキは、群れを作らないイヌ科の陸生生物で、野生では排外的ななわばりを持つため、欧州の野生環境では、たとえゴミ捨て場があったとしても、1平方 km あたりの生息数は 0.37-2.0 頭に留まると報告されている。タヌキは犬ジステンパーに対し、感受性があり高い死亡率を示す ...
● 告示 (06) ノーベル賞、抗寄生虫療法
PRO/ALL> Announcements (06): Nobel prize, anti-parasitic therapies
Archive Number: 20151006.3694039
情報源 The New York Times、2015年10月5日。
ノーベル医学生理学賞に選ばれた 3人の科学者は、最も深刻な寄生虫疾患の治療に革命をもたらせる発見に対する受賞となった、と 5日委員会が発表した。William C Campbell and Satoshi Omura は新薬 Avermectin を開発し、その派生医薬品である Ivermectin により、河川盲目症 river blindness は事実上排除され、フィラリア症 filariasis も激減した。2人は、マラリアによる死亡率を著しく低下させた Artemisinin を発見した Tu Youyou との共同受賞となった ...
● 旋毛虫症-アルゼンチン (04) BA ドライソーセージ
PRO/AH/EDR> Trichinellosis - Argentina (04): (BA) dry sausage
Archive Number: 20151006.3693990
情報源 Outbreak News Today、2015年9月27日。
寄生虫性感染症である旋毛虫症 trichinosis のアウトブレイクが、ブエノスアイレス州 the province of Buenos Aires 南西部の都市 Bahia Blanca から報告されていると、 a La Verdad Online report が伝えた。地元メディアは、100人以上が感染し、20 % が小児と報じている。感染源として、ドライソーセージの摂取が原因とされている。ドライソーセージを生産した a clandestine (届出がない) Grunbein [Bahia Blanca] farm のブタ 6頭と 2kg の製品の出荷が停止された。また、同疾患により、the Penna Hospital に 3人が入院したことが確認されている。
● リーシュマニア症-アルゼンチン CN ベクター疫学
PRO/AH/EDR> Leishmaniasis - Argentina: (CN) vector epidemiology
Archive Number: 20151006.3691347
情報源 Corrientes Hoy [in Spanish]、2015年10月1日。
the city of Corrientes [capital of Corrientes province] における疫学研究により、感染伝播の通年リスクがあり、人々の環境整備と責任あるペット飼育の重要性が示された。今回の研究は、the Department of Biology, Faculty of Exact and Natural Sciences, and Engineering of the National University of the Northeast (UNNE) の生物学研究者らによって、同市内において、皮膚リーシュマニア症 cutaneous [CL] および内臓リーシュマニア症 visceral leishmaniasis [VL] に関して、昆虫ベクターと [生態学的にヒトに関係のある] 宿主候補を同定することを目的に行われた。また同時に、ベクター発生に対する文化的、環境的、気候的変数を明らかにし、感染サイクルやリスクシナリオの特徴を解明することも目標とした。the province of Corrientes では、VL の活動的な感染伝播があり、the department of Corrientes ではヒトの患者とイヌの保有宿主が報告されており、学際的研究でベクターの _Lutzomyia longipalpis_ が確認されたことから、研究者らに サシチョウバエ the [phlebotomine] sandfly population の分布 the spatial and temporal distribution の決定に取り組む動機付けを与えた ... the UNNE research では、2013年3月から 2015年7月までの間に、市内の 3ヶ所: periurban-rural area, intermediate area, and downtown area の最も発生の多い地域 ("worst case") で、トラップ Miniature light traps を 14時間定置し、サシチョウバエ sandflies がサンプル採取された。また、2013年12月には、市内の住居周辺において 3日間連続してトラップによる昆虫サンプリングを行った。採取地の気温や湿度も記録した。
結果
_Lu. longipalpis_, _Nyssomyia neivai_, _Migonemyia migonei_, _Evandromyia_ females from the cortelezzii complex, and _Micropygomia quinquefer_ が捕獲された。最も多く採取された The highest total abundance was recorded のは 4月で、平均気温は 21.3 deg C であり、最も少なかったのは平均気温 17.0 deg C の 8月だった。全てのサンプル all samples _Lu. longipalpis_ は捕獲されたもので、捕獲数が多かったのは (秋の) 4月と 5月で、少なかったのは 6月から 8月の冬季だった。9月 (春の始まり) になると再び捕獲数が増加し始めた。_Lu. longipalpis_ は the 3 environments で存在が確認されたが、the periurban-rural area においては _Ny. neivai_ がより多く、また秋に多かった。_Mi. migonei_ は the periurban-rural and intermediate areas において春と秋に確認されたが、採取数が少ないことから、偶然発見された種 an occasional species の可能性もある。以上の結果から研究者は、主要ベクター primary vector of _Leishmania infantum_ (_L. chagasi_) である _Lu. longipalpis_ が市内の都市部地域の広範囲に存在し、ベクター候補 its putative vector _Mg. migonei の不定期の存在も確認され、加えてヒトやイヌの VL 地域内感染例が報告されていることから、感染伝播の通年リスクが示唆された。実際の症例発生数は、秋季にベクター数がピークを迎え、また寄生虫内での潜伏期間があるため、今シーズンの早期に増加すると見られるが、感染伝播のリスクには、場所と時間のの多様性 heterogeneous が見られ、冬季に、より減少する ... 世界的に見れば、毎年約 50万人が新たに VL に感染し、5万人以上が死亡している。症状の有無に関わらず、感染したイヌが都市部の主要宿主であり、ヒトに対する感染源となっている。イヌの繁殖率は高く、捨て犬が増加し、都市部でベクターを保有して分散するため、近年、懸念材料となっている。アルゼンチン国内で最も VL 患者が発生する地域は the province of Misiones であるが、the provinces of Corrientes and Santiago del Estero でも報告されており、Formosa ではイヌの地域内感染が確認されている。
[Mod.EP 注-重要な結果は、the urban area of Corrientes, Argentina にサシチョウバエが存在 the widespread presence of sandfly vectors し、ヒトとイヌの VL の地域内感染が見られ、リスクが通年性であることが示唆される点である ... ]
地図 Argentina
● ツツガムシ病-ネパール KT, DH 死亡
PRO/AH/EDR> Scrub typhus - Nepal: (KT,DH) fatal
Archive Number: 20151006.3693673
投稿者 ネパール ・ Sukraraj Tropical and Infectious Disease Hospital、Dr Sher Bahadur Pun、2015年10月5日。
... 疫学当局 the Epidemiology and Disease Control Division (EDCD) によれば、これまでに 75 cases の患者が、ツツガムシ病 scrub typhus (by ELISA) 検査で陽性となった。現在も国内各地での発生が報告されている。2004年の調査で、カトマンズ Kathmandu の成人の発熱患者の間でツツガムシ病 scrub typhus が確認されていたにもかかわらず、死亡例は報告されていなかった。しかし、現在のアウトブレイク the current ongoing outbreak (2015) においては、少なくとも 8人のツツガムシ病患者 patients infected with scrub typhus が死亡している。ネパール国内のこれまでで、最大で最悪の致死率の流行である。(隣接地区 a neighboring district Dhading からの) ツツガムシ病と診断された患者が Sukraraj Tropical and Infectious Disease Hospital に入院しており、ドキシサイクリンによる治療で無事回復している。