ジカウイルス 南北アメリカ、ギラン・バレー症候群
● ジカウイルス エルサルバドル、メキシコ、パラグアイ、ブラジル
PRO/EDR> Zika virus - Americas (02)
Archive Number: 20151127.3824009
[1] エルサルバドル El Salvador 26 Nov 2015. [in Spanish] (conf. by USA CDC) 3 positive cases [presumably locally acquired] of 10 samples tested.
[2] メキシコ 27 Nov 2015. [in Spanish] (conf.) states affected: Chiapas 1 case, Nuevo Leon 1 case, both locally acquired.
[3] パラグアイ Paraguay .. 27 Nov 2015.1 [in Spanish] (conf.) 6 locally acquired cases in Pedro Juan Caballero city with other possible cases in the Ciudad del Este and Concepcion.
[4] ブラジル Brazil [in Portuguese]:
- National. 24 Nov 2015. (conf.) cases in 18 states: Roraima, Para, Amazonia, Tocantins, Maranhao, Piaui, Ceara, Rio Grande do Norte, Paraiba, Pernambuco, Alagoas, Bahia, Rio de Janeiro, Sao Paulo, Espirito Santo, Mato Grosso, Parana. [The report counted Roraima twice, so perhaps there are cases in 17 states, not 18, unless one additional state was omitted. - Mod.TY]
- Pernambuco state and Guillain Barre syndrome. 25 Nov 2015. 7 patients developed Guillain-Barre syndrome [GBS] post-Zika virus infections; Researchers indicate Zika virus infection as the causal factor.
[Mod.TY-ギラン・バレー症候群 Guillain-Barre syndrome は、末梢神経の障害により麻痺が起きる、重症炎症性神経学的異常である。ウイルス感染から数週間後に発生することが多く、(ウイルス感染症が) 重症でない even a benign one 場合でも起こりうる。通常、身体にウイルスや細菌による攻撃が及ぶと、リンパ細胞が侵入者 the aggressors を攻撃する。しかし時に、非常にまれではあるが、ウイルス感染後のこれらのリンパ細胞が攻撃対象を誤ったり、免疫システムが暴走したりすることがある。すると身体の免疫システムが自分自身を攻撃し始める。患者は、筋力低下や嚥下及び呼吸困難の症状を発症する。筋力低下は、四肢麻痺として現れる。ギラン・バレー症候群は、疼き tingling、穿痛 prickling、筋力低下と、上行性麻痺を特徴とする。足から始まり、徐々に上に向かって進み、最重症例では、呼吸器管理を必要とする呼吸麻痺が起きることもある。Bahia state の ZIKA ウイルス関連の GBS の報告 20150716.3513770 の中で Mod RNA は、仏領ポリネシアにおいて、他の地域においてデング熱やチクングニア熱感染で起きているのと同じように、Zika ウイルスが GBS に関係している、とコメントしている]
● ツツガムシ病 ネパール
PRO/AH/EDR> Scrub typhus - Nepal (03): (NA)
Archive Number: 20151127.3824087
投稿者 Sukraraj Tropical and Infectious Disease Hospital、Dr. Sher Bahadur Pun、2015年11月26日
11月21日、高熱があり、悪寒戦慄、発汗、激しい頭痛を伴う 24歳の男性患者が、感染症病院 Sukraraj Tropical and Infectious Disease Hospital (STIDH) に入院した。最初に右腕に激しい痛みが生じ、その後、上肢の激しい関節痛が起きた。翌日に、悪寒 rigors を伴った発熱があり、近くの病院に入院した。しかし、痂皮 eschar、発疹、結膜炎の既往は確認されなかった。血小板数が 6万まで減少したため、鑑別診断と治療を求め STIDH に転院となった。デング熱、ブルセラ症、レプトスピラ症、腸チフスの血液検査は陰性で、ツツガムシ病 scrub typhus の ELISA 検査が陽性となった。患者は Gaidakot-10, Nawalparasi district (of Lumbini Zone) の住民だった。以前、疫学当局 Epidemiology and Disease Control Division (EDCD) は、Sankhuwasabha, Bhojpur, Siraha, Khotang, Dhading and Kailali districts 各地区からツツガムシ病が報告されていることを明らかにしている。その後、カトマンドゥ Kathmandu district でも報告があった。数か月前に初めて確認されるまで、ツツガムシ病と正しく診断されていなかったか、あるいは国内各地への感染拡大が続いている可能性がある。
PRO/EDR> Zika virus - Americas (02)
Archive Number: 20151127.3824009
[1] エルサルバドル El Salvador 26 Nov 2015. [in Spanish] (conf. by USA CDC) 3 positive cases [presumably locally acquired] of 10 samples tested.
[2] メキシコ 27 Nov 2015. [in Spanish] (conf.) states affected: Chiapas 1 case, Nuevo Leon 1 case, both locally acquired.
[3] パラグアイ Paraguay .. 27 Nov 2015.1 [in Spanish] (conf.) 6 locally acquired cases in Pedro Juan Caballero city with other possible cases in the Ciudad del Este and Concepcion.
[4] ブラジル Brazil [in Portuguese]:
- National. 24 Nov 2015. (conf.) cases in 18 states: Roraima, Para, Amazonia, Tocantins, Maranhao, Piaui, Ceara, Rio Grande do Norte, Paraiba, Pernambuco, Alagoas, Bahia, Rio de Janeiro, Sao Paulo, Espirito Santo, Mato Grosso, Parana. [The report counted Roraima twice, so perhaps there are cases in 17 states, not 18, unless one additional state was omitted. - Mod.TY]
- Pernambuco state and Guillain Barre syndrome. 25 Nov 2015. 7 patients developed Guillain-Barre syndrome [GBS] post-Zika virus infections; Researchers indicate Zika virus infection as the causal factor.
[Mod.TY-ギラン・バレー症候群 Guillain-Barre syndrome は、末梢神経の障害により麻痺が起きる、重症炎症性神経学的異常である。ウイルス感染から数週間後に発生することが多く、(ウイルス感染症が) 重症でない even a benign one 場合でも起こりうる。通常、身体にウイルスや細菌による攻撃が及ぶと、リンパ細胞が侵入者 the aggressors を攻撃する。しかし時に、非常にまれではあるが、ウイルス感染後のこれらのリンパ細胞が攻撃対象を誤ったり、免疫システムが暴走したりすることがある。すると身体の免疫システムが自分自身を攻撃し始める。患者は、筋力低下や嚥下及び呼吸困難の症状を発症する。筋力低下は、四肢麻痺として現れる。ギラン・バレー症候群は、疼き tingling、穿痛 prickling、筋力低下と、上行性麻痺を特徴とする。足から始まり、徐々に上に向かって進み、最重症例では、呼吸器管理を必要とする呼吸麻痺が起きることもある。Bahia state の ZIKA ウイルス関連の GBS の報告 20150716.3513770 の中で Mod RNA は、仏領ポリネシアにおいて、他の地域においてデング熱やチクングニア熱感染で起きているのと同じように、Zika ウイルスが GBS に関係している、とコメントしている]
● ツツガムシ病 ネパール
PRO/AH/EDR> Scrub typhus - Nepal (03): (NA)
Archive Number: 20151127.3824087
投稿者 Sukraraj Tropical and Infectious Disease Hospital、Dr. Sher Bahadur Pun、2015年11月26日
11月21日、高熱があり、悪寒戦慄、発汗、激しい頭痛を伴う 24歳の男性患者が、感染症病院 Sukraraj Tropical and Infectious Disease Hospital (STIDH) に入院した。最初に右腕に激しい痛みが生じ、その後、上肢の激しい関節痛が起きた。翌日に、悪寒 rigors を伴った発熱があり、近くの病院に入院した。しかし、痂皮 eschar、発疹、結膜炎の既往は確認されなかった。血小板数が 6万まで減少したため、鑑別診断と治療を求め STIDH に転院となった。デング熱、ブルセラ症、レプトスピラ症、腸チフスの血液検査は陰性で、ツツガムシ病 scrub typhus の ELISA 検査が陽性となった。患者は Gaidakot-10, Nawalparasi district (of Lumbini Zone) の住民だった。以前、疫学当局 Epidemiology and Disease Control Division (EDCD) は、Sankhuwasabha, Bhojpur, Siraha, Khotang, Dhading and Kailali districts 各地区からツツガムシ病が報告されていることを明らかにしている。その後、カトマンドゥ Kathmandu district でも報告があった。数か月前に初めて確認されるまで、ツツガムシ病と正しく診断されていなかったか、あるいは国内各地への感染拡大が続いている可能性がある。
● ハンタウイルス チリ
PRO/AH/EDR> Hantavirus update - Americas (42): Chile (AR)
Archive Number: 20151127.3823461
情報源 BioBioChile [in Spanish]、2015年11月26日
La Araucania region で、地域保健当局者 The Regional Ministerial Health Secretariat [SEREMI] が新たなハンタウイルス感染症の患者 1名 a new case of [a] hantavirus [infection] の発生を明らかにした。患者は、the Victoria community の 44歳の農業従事者で、20日に発症し、25日に地域の病院に入院となった。病院での迅速検査の結果、ハンタウイルス陽性が確認されたため、the Higueras Hospital in Talcahuano に移送された ... 2015年、同地方で 9例目の患者となった。
写真 the long-tailed pygmy rice rat (_Oligoryzomys longicaudatus_), the sigmodontine rodent host of Andes hantavirus
PRO/AH/EDR> Undiagnosed die-off, whale - Chile (02): RFI
Archive Number: 20151127.3823485
情報源 The Inertia、2015年11月23日
チリ ・ パタゴニア Patagonia のフィヨルドの飛行調査により、死亡したクジラ 337頭が発見された。チリの研究者らが 23日に発見した。荒れた海を越えなければ近づけない辺境地にあるため、空中からの観察以外に調査の方法がなかった。多くで腐敗が進んでいたが、生息域やそのサイズから、 sei whales と推定されている ...
写真 sei whale (_Balaenoptera borealis_)
● ブルータング フランス
PRO/AH/EDR> Bluetongue - Europe (19): France st 8, multiple (7) countries st 4, update
Archive Number: 20151127.3824086
情報源 The Sheep Site、2015年11月24日
先週、欧州各地で新たなブルータング Further outbreaks of bluetongue の発生が報告された [In France, serotype 8; elsewhere, serotype 4.]
PRO/AH/EDR> Bluetongue - Europe (19): France st 8, multiple (7) countries st 4, update
Archive Number: 20151127.3824086
情報源 The Sheep Site、2015年11月24日
先週、欧州各地で新たなブルータング Further outbreaks of bluetongue の発生が報告された [In France, serotype 8; elsewhere, serotype 4.]