2016年12月8日

アメーバ角膜炎-英国 など

● Xylella (ピアス病)、チェリー-スペイン (02) 
PRO/PL> Xylella, cherry - Spain (02): (IB) grapevine strain
Archive Number: 20161208.4685744
情報源 PONTE Project of the European Union 2016年11月23日
スペイン初のピアス病 Xylella fastidiosa_ [Xf] が、[the island of] Mallorca で発生したことが、遺伝子検査 qPCR tests により確認 [ProMED-mail post 20161125.4653479] され、続いて行われた解析により、the 3 isolates [from] sweet cherry tree は _X. fastidiosa_ subsp. _fastidiosa_ ST-1 strain に属することが明らかになった。葉が枯れる症状を示さなかったこれらの植物は、2012年にTarragona (mainland Spain) から移植されたもので、もとはオランダから輸入されていた ...

● アメーバ角膜炎-英国
PRO/EDR> Acanthamoeba keratitis - UK: (England)
Archive Number: 20161208.4683646
情報源 Metro.co.uk 2016年12月4日
コンタクトレンズが水道水中に発見されるありふれた寄生虫に汚染されたことにより、ある男性が眼球を失った。[Wadebridge, Cornwall の] 59歳のこの男性は、5年前からコンタクトレンズを処方されていたが、6月に起床時に涙が止まらず with a weepy eye、 結膜炎と考えた。我慢できないほどの眼の痛みとまぶしさを感じ、救急室を受診した。Royal Cornwall Hospital Treliske [in Truro] では当初、通常の眼の感染症と診断され点眼薬が処方されたが、4週間後に初めて、当初予想されたよりも深刻な事態であることが判明した。数か月にわたる治療でも改善せず、感染が眼球後部に及んだ時点で、眼球摘出という判断をせざるを得なくなった。数週間暗くして自宅で過ごすことを余儀なくされた後も、まれだが深刻な感染症のアメーバ角膜炎 acanthamoeba keratitis と診断がつくまで状態は悪化した。この病気は、コンタクトレンズ使用者5万人に1人の割合で発生し、[The free-living amoeba] は、水道水や、河川、土壌中に生息する。コンタクトレンズの使用者が、レンズやレンズケースを水道水で洗浄したり、レンズを装着したまま泳いだり、シャワーを浴びたり、水浴びをすることで、感染リスクが発生する ...
  [Mod.EP -稀ではあるが、コンタクトレンズ装用者の間では、アメーバ角膜炎 acanthamoeba keratitis についてよく知られている。いくつかの感染予防および治療法がある (Therapeutic agents and biocides for ocular infections by free-living amoebae of _Acanthamoeba_ genus. Surv Ophthalmol. 2016. pii: S0039-6257(16)30018-2. doi: 10.1016/j.survophthal.2016.10.009. [Epub ahead of print]; abstract )。 予防が重要であり、コンタクトレンズやケースを水道水で洗うことは避けなければならない。診断は、角膜液または検体 corneal fluid and material. の検鏡およびPCR 検査によって行われる]