黄熱-ブラジル (15) WHO
ハンタウイルス感染症 (09)-アルゼンチン,チリ など
● 黄熱-ブラジル 南北アメリカ (15) WHO
PRO/AH/EDR> Yellow fever - Americas (15): Brazil, WHO
Archive Number: 20170204.4815997
[1] ブラジル
情報源 Global Times 2017年2月4日
ブラジル政府は 3日,黄熱アウトブレイクで確定診断された死者数が 60人となり,ほか 87 more suspicious deaths について調査されていると発表した。声明の中で保健省 the Health Ministry said は,死者のうち 53人が the state of Minas Gerais の患者であったことを明らかにした。Espirito Santo 州で 4人,さらに 3 more in the state of Sao Paulo が確認されている。アウトブレイクの開始以来,150人の死亡について黄熱感染が原因と疑われており,うち 60人が確定診断された。累計 921人が黄熱感染と疑われ,Minas Gerais 州は 804 人のうち 161人の診断が確定した ...
[2] PAHO/WHO
Situation summary in the Americas
情報源 PAHO/WHO Epidemiological Update Yellow Fever 2017年2月2日
2017年,2月2日現在のブラジル国内で黄熱感染例が確定診断されている,一方,コロンビアとペルーからは probable cases のみの報告となっている。2016年12月1日から現在までに,ブラジルでは 901例の黄熱患者(151 confirmed, 42 discarded, and 708 suspected cases remain under investigation)の報告があり,この中には 143 deaths (54 confirmed, 3 discarded, and 86 under investigation)が含まれている。全体の致死率(CFR)は 16 % で,確定患者では 36 % となっている(12 percent CFR among suspected cases)。the suspected and confirmed cases の報告は 5つの州にまたがっている: Bahia (10 cases), Espirito Santo (67), Minas Gerais (802), São Paulo (7), and Tocantins (4)。the state of Espirito Santo の致死率は 12 %,Minas Gerais 16 percent, and São Paulo 43 percent となっている [São Paulo 州は患者数が少数であることに注意]。確定診断された患者は,3つの州: Espirito Santo (13 cases), Minas Gerais (134), and São Paulo (4) に限られ,そのうち 50 % が 31歳から 50歳までの男性である。黄熱と確定診断された死亡例については,48 in the state of Minas Gerais, 3 in the state of São Paulo and 3 in the state of Espirito Santo となっている。
Figure 1. Figure 2. 参照
加えて,ヒト以外の霊長類 nonhuman primates (NHP) で,412件の動物間流行 epizootics が報告され,1202頭の NHP の死亡が確認され,259頭が黄熱と確定診断されている。Epizootics in NHP が報告されているのは,the states of Roraima (bordering Venezuela), Tocantins, Goiás, Minas Gerais, Bahia, Espirito Santo, São Paulo, Mato Grosso do Sul (bordering Argentina), Rio Grande do Norte, Paraná (bordering Argentina and Paraguay), and the Federal District である(Figure3)。Roraima (bordering Venezuela) as well as in Mato Grosso do Sul and Paraná (bordering Argentina and Paraguay) での動物間感染流行は,循環するウイルスの隣国への波及リスクを意味し,特に同じ生態系を共有する地域で高い。
Figure 3 参照 ...
厚生労働省検疫所 FORTH 参照願います。
関連項目 (14): Brazil, CDC Advisory 20170202.4811829
● 鳥インフルエンザ (44)-スロバキア H5N8 家きん,野鳥
PRO/AH/EDR> Avian influenza (44): Slovakia, H5N8, poultry, wild birds
Archive Number: 20170204.4815929
情報源 The Slovak Spectator 2017年2月2日
スロバキアでは 12月後半以降,獣医学当局 the State Veterinary and Food Administration (SVPS) が 7件の家きんでの鳥インフルエンザアウトブレイク outbreaksと 35件の野鳥でのアウトブレイクを確認している。野鳥でのアウトブレイクのおよそ半数が,最近南部 the area of Žitný Ostrov およびその周辺部の同じ場所で水禽の死亡である。最も深刻な被害が発生する南部では,a part of the Komárno district が監視地域とされた。the Váh River の西の地域はハクチョウの越冬地となっている ... スロバキアでは,2016年12月27日に初めての症例が,自家用に飼育していた Bratislava's borough of Dúbravka のメンドリの群れの全滅として報告された。
● ハンタウイルス感染症-アルゼンチン,チリ 南北アメリカ (09)
PRO/AH/EDR> Hantavirus update - Americas (09): Argentina, Chile
Archive Number: 20170204.4815928
[1] アルゼンチン: Buenos Aires province
情報源 Clarín [in Spanish] 2017年2月3日
Monte Hermoso で休暇を過ごしていた 36歳女性が,ハンタウイルス感染症 [a] hantavirus [infection] により死亡したことを,3日保健当局が確認した。Mendoza 在住で,the Buenos Aires spa center から約 7 km の Sauce Grande に滞在していた。この夏季リゾートセンターで感染したとみられている。およそ 1か月前に Sauce Grande に入っており,潜伏期間は 2-6週間であると説明されている。1月30日に検体を訴え,Monte Hermoso の病院を受診していた。レントゲン検査等では異常が認められなかったが,数時間で状態が悪化し,Bahia Blanca に急送されたが,数時間後にショック状態となり死亡した。剖検で採取された検体の the Malbran Institute での検査で,ハンタウイルス感染症と確定診断された。Mendoza で感染する可能性もあるが,この女性の場合は潜伏期間から,Sauce Grande で感染したとみて調査を行っている"。.
[ Mod.TY 注- ... Buenos Aires or Mendoza provinces may have been caused by Lechiguana virus infection.]
写真 the yellow pygmy rice rat, _O. flavescens_, the Lechiguana virus rodent reservoir
[2] チリ La Araucanía region, Chile
情報源 Bio Bio Chile [in Spanish] 2017年2月2日
地域保健当局 The Araucanía Regional Ministerial Health Secretariat [SEREMI] が新たなハンタウイルス感染例 [a] hantavirus を確認した。2017年の 2人目の患者で,この Gorbea community 在住の 59歳男性は現在,Temuco の地域病院の集中治療室に入院中である。the Universidad Austral in Valdivia でハンタウイルス感染症であることが確認された。1例目の 54歳の患者は死亡している。
[ Mod.TY 注- ... in these cases no doubt is Andes virus. ... ]
写真 the long-tailed pygmy rice rat (_Oligoryzomys longicaudatus_), the sigmodontine rodent host of Andes hantavirus
関連項目 Americas (08): Chile, Argentina 20170128.4799333
● シュマーレンベルグウイルス-英,ウシ 欧州 (02)
PRO/AH/EDR> Schmallenberg virus - Europe (02): UK (England, Wales, Scotland) bovine
Archive Number: 20170204.4814854
[1] イングランド England,ウェールズ Wales
情報源 FG Insight 2017年2月3日
英国内で再興したシュマーレンベルグウイルスのワクチン the Zulvac Schmallenberg (SBV) vaccine の再導入の要望が高まっている。これまでに the North East, North Yorkshire, Wales, the South East and South West と,最も新しい例は West Wales, Devon, Hertfordshire and Cambridgeshire で感染が確認された ...
[2] スコットランド Scotland
情報源 The Press and Journal 2017年1月31日
南部の境界域の家畜でウイルスが確認され,感染が疑われる症例 possible cases of Schmallenberg disease の発生への注意が呼びかけられている ...
● ノロウイルス-米国
PRO/AH/EDR> Norovirus - USA: (WA Washington)
Archive Number: 20170204.4815333
情報源 Food Poisoning Bulletin 2017年1月31日
公衆衛生当局 King County Public Health は,生ガキ摂取が関係する,ノロウイルスが疑われる集団感染 a cluster of "norovirus-like" illnesses の調査を開始した。海産物,特にカキについては,生や調理不十分での摂取により感染リスクが高まる。1月19日,同 4日に Taylor Shellfish, located at 124 Republican Street in Seattle での同じパーティーに参加し生ガキを摂取した 4 cases of norovirus-like illness の通報を受けた。摂取から 24時間以内に,嘔気,嘔吐,下痢,腹痛 cramp,頭痛,筋肉痛などの症状を訴えた ...
ハンタウイルス感染症 (09)-アルゼンチン,チリ など
● 黄熱-ブラジル 南北アメリカ (15) WHO
PRO/AH/EDR> Yellow fever - Americas (15): Brazil, WHO
Archive Number: 20170204.4815997
[1] ブラジル
情報源 Global Times 2017年2月4日
ブラジル政府は 3日,黄熱アウトブレイクで確定診断された死者数が 60人となり,ほか 87 more suspicious deaths について調査されていると発表した。声明の中で保健省 the Health Ministry said は,死者のうち 53人が the state of Minas Gerais の患者であったことを明らかにした。Espirito Santo 州で 4人,さらに 3 more in the state of Sao Paulo が確認されている。アウトブレイクの開始以来,150人の死亡について黄熱感染が原因と疑われており,うち 60人が確定診断された。累計 921人が黄熱感染と疑われ,Minas Gerais 州は 804 人のうち 161人の診断が確定した ...
[2] PAHO/WHO
Situation summary in the Americas
情報源 PAHO/WHO Epidemiological Update Yellow Fever 2017年2月2日
2017年,2月2日現在のブラジル国内で黄熱感染例が確定診断されている,一方,コロンビアとペルーからは probable cases のみの報告となっている。2016年12月1日から現在までに,ブラジルでは 901例の黄熱患者(151 confirmed, 42 discarded, and 708 suspected cases remain under investigation)の報告があり,この中には 143 deaths (54 confirmed, 3 discarded, and 86 under investigation)が含まれている。全体の致死率(CFR)は 16 % で,確定患者では 36 % となっている(12 percent CFR among suspected cases)。the suspected and confirmed cases の報告は 5つの州にまたがっている: Bahia (10 cases), Espirito Santo (67), Minas Gerais (802), São Paulo (7), and Tocantins (4)。the state of Espirito Santo の致死率は 12 %,Minas Gerais 16 percent, and São Paulo 43 percent となっている [São Paulo 州は患者数が少数であることに注意]。確定診断された患者は,3つの州: Espirito Santo (13 cases), Minas Gerais (134), and São Paulo (4) に限られ,そのうち 50 % が 31歳から 50歳までの男性である。黄熱と確定診断された死亡例については,48 in the state of Minas Gerais, 3 in the state of São Paulo and 3 in the state of Espirito Santo となっている。
Figure 1. Figure 2. 参照
加えて,ヒト以外の霊長類 nonhuman primates (NHP) で,412件の動物間流行 epizootics が報告され,1202頭の NHP の死亡が確認され,259頭が黄熱と確定診断されている。Epizootics in NHP が報告されているのは,the states of Roraima (bordering Venezuela), Tocantins, Goiás, Minas Gerais, Bahia, Espirito Santo, São Paulo, Mato Grosso do Sul (bordering Argentina), Rio Grande do Norte, Paraná (bordering Argentina and Paraguay), and the Federal District である(Figure3)。Roraima (bordering Venezuela) as well as in Mato Grosso do Sul and Paraná (bordering Argentina and Paraguay) での動物間感染流行は,循環するウイルスの隣国への波及リスクを意味し,特に同じ生態系を共有する地域で高い。
Figure 3 参照 ...
厚生労働省検疫所 FORTH 参照願います。
関連項目 (14): Brazil, CDC Advisory 20170202.4811829
● 鳥インフルエンザ (44)-スロバキア H5N8 家きん,野鳥
PRO/AH/EDR> Avian influenza (44): Slovakia, H5N8, poultry, wild birds
Archive Number: 20170204.4815929
情報源 The Slovak Spectator 2017年2月2日
スロバキアでは 12月後半以降,獣医学当局 the State Veterinary and Food Administration (SVPS) が 7件の家きんでの鳥インフルエンザアウトブレイク outbreaksと 35件の野鳥でのアウトブレイクを確認している。野鳥でのアウトブレイクのおよそ半数が,最近南部 the area of Žitný Ostrov およびその周辺部の同じ場所で水禽の死亡である。最も深刻な被害が発生する南部では,a part of the Komárno district が監視地域とされた。the Váh River の西の地域はハクチョウの越冬地となっている ... スロバキアでは,2016年12月27日に初めての症例が,自家用に飼育していた Bratislava's borough of Dúbravka のメンドリの群れの全滅として報告された。
● ハンタウイルス感染症-アルゼンチン,チリ 南北アメリカ (09)
PRO/AH/EDR> Hantavirus update - Americas (09): Argentina, Chile
Archive Number: 20170204.4815928
[1] アルゼンチン: Buenos Aires province
情報源 Clarín [in Spanish] 2017年2月3日
Monte Hermoso で休暇を過ごしていた 36歳女性が,ハンタウイルス感染症 [a] hantavirus [infection] により死亡したことを,3日保健当局が確認した。Mendoza 在住で,the Buenos Aires spa center から約 7 km の Sauce Grande に滞在していた。この夏季リゾートセンターで感染したとみられている。およそ 1か月前に Sauce Grande に入っており,潜伏期間は 2-6週間であると説明されている。1月30日に検体を訴え,Monte Hermoso の病院を受診していた。レントゲン検査等では異常が認められなかったが,数時間で状態が悪化し,Bahia Blanca に急送されたが,数時間後にショック状態となり死亡した。剖検で採取された検体の the Malbran Institute での検査で,ハンタウイルス感染症と確定診断された。Mendoza で感染する可能性もあるが,この女性の場合は潜伏期間から,Sauce Grande で感染したとみて調査を行っている"。.
[ Mod.TY 注- ... Buenos Aires or Mendoza provinces may have been caused by Lechiguana virus infection.]
写真 the yellow pygmy rice rat, _O. flavescens_, the Lechiguana virus rodent reservoir
[2] チリ La Araucanía region, Chile
情報源 Bio Bio Chile [in Spanish] 2017年2月2日
地域保健当局 The Araucanía Regional Ministerial Health Secretariat [SEREMI] が新たなハンタウイルス感染例 [a] hantavirus を確認した。2017年の 2人目の患者で,この Gorbea community 在住の 59歳男性は現在,Temuco の地域病院の集中治療室に入院中である。the Universidad Austral in Valdivia でハンタウイルス感染症であることが確認された。1例目の 54歳の患者は死亡している。
[ Mod.TY 注- ... in these cases no doubt is Andes virus. ... ]
写真 the long-tailed pygmy rice rat (_Oligoryzomys longicaudatus_), the sigmodontine rodent host of Andes hantavirus
関連項目 Americas (08): Chile, Argentina 20170128.4799333
● シュマーレンベルグウイルス-英,ウシ 欧州 (02)
PRO/AH/EDR> Schmallenberg virus - Europe (02): UK (England, Wales, Scotland) bovine
Archive Number: 20170204.4814854
[1] イングランド England,ウェールズ Wales
情報源 FG Insight 2017年2月3日
英国内で再興したシュマーレンベルグウイルスのワクチン the Zulvac Schmallenberg (SBV) vaccine の再導入の要望が高まっている。これまでに the North East, North Yorkshire, Wales, the South East and South West と,最も新しい例は West Wales, Devon, Hertfordshire and Cambridgeshire で感染が確認された ...
[2] スコットランド Scotland
情報源 The Press and Journal 2017年1月31日
南部の境界域の家畜でウイルスが確認され,感染が疑われる症例 possible cases of Schmallenberg disease の発生への注意が呼びかけられている ...
● ノロウイルス-米国
PRO/AH/EDR> Norovirus - USA: (WA Washington)
Archive Number: 20170204.4815333
情報源 Food Poisoning Bulletin 2017年1月31日
公衆衛生当局 King County Public Health は,生ガキ摂取が関係する,ノロウイルスが疑われる集団感染 a cluster of "norovirus-like" illnesses の調査を開始した。海産物,特にカキについては,生や調理不十分での摂取により感染リスクが高まる。1月19日,同 4日に Taylor Shellfish, located at 124 Republican Street in Seattle での同じパーティーに参加し生ガキを摂取した 4 cases of norovirus-like illness の通報を受けた。摂取から 24時間以内に,嘔気,嘔吐,下痢,腹痛 cramp,頭痛,筋肉痛などの症状を訴えた ...