2017年5月25日

コレラ
  (36)-チェコ共和国 タンザニアから
  (37)-スーダン,南スーダン,ケニア,エチオピア,ソマリア
膿瘡,ヒト-英国 Orf virus
腸管出血性大腸菌 EHEC-ドイツ O157 ひき肉
ロッキー山紅斑熱-メキシコ 死亡

ウシ結核-英国(02)
PRO/AH/EDR> Bovine tuberculosis - UK (02): (England) bovine
Archive Number: 20170525.5062625
情報源 The Ross Gazette 2017年5月25日
Hopes Ash Farm, in Hope Mansell, near Ross-on-Wye 農場関係者が,同農場でウシ結核 a devastating bovine
tuberculosis (bTB) outbreak が発生したことをうけ,近隣コミュニティとの情報共有の重要性を感じている ... これまで,bTB
検査が陽性となった,27頭 in-calf heifers が処分された destroyed。補償は受けられるが,高品質に育てたウシやその胎仔には見合わないと言う ...

抗生物質耐性(04)-カナダ ホスホマイシン,サルモネラ,鶏肉
PRO/AH/EDR> Antibiotic resistance (04): Canada, Fosfomycin, fosA7 gene, Salmonella, chickens
Archive Number: 20170525.5062031
情報源 Center for Infectious Disease Research and Policy (CIDRAP) 2017年5月23日
カナダの研究チームが,広域スペクトラム抗生物質のホスホマイシン fosfomycin への耐性を付与する遺伝子を発見したと,Antimicrobial Agents and Chemotherapy に発表した。fosA7 と名付けられたこの遺伝子が見つかったのは,British Columbia 州で飼育されているブロイラー用チキンから分離された,15 件のサルモネラ菌 _Salmonella enterica_ isolates だった。分離された菌は,家きんで一般的に確認され,ヒトの感染症の主な原因菌の 1つでもある,the _Salmonella_ Heidelberg serotype に属していた。近年 Heidelberg strains はより多くの抗生物質への耐性を示す傾向にあり,治療の選択肢が限られている。このほか,3 other _Salmonella_ serotypes--Agona, Montevideo, and Tennessee でも,この遺伝子が確認された。polymerase chain reaction (PCR) testing で同遺伝子が確認されたのは,染色体 the chromosome of the _Salmonella_ Heidelberg isolates だけだったが,プラスミド plasmids--small, floating pieces of DNA に導入されれば,horizontal gene transfer と呼ばれる課程により細菌同志で共有され,他のサルモネラ菌やほかの細菌to other strains of _Salmonella_ and other families of bacteria にも拡がる可能性がある ...
原著タイトル First Detection of a Fosfomycin Resistance Gene fosA7 in _Salmonella enterica_ serovar Heidelberg Isolated from Broiler Chickens. Antimicrob Agents Chemother. Posted online 22 May 2017. doi: 10.1128/AAC.00410-17
要約 "われわれはこれまでに,the glutathione S-transferase 類似の a chromosomal gene cluster で,fosfomycin 耐性を付与すると考えられる a putative fosA を有するサルモネラ菌 _Salmonella_ Heidelberg について報告した。今回,新たに fosA7 と命名した遺伝子が fosfomycin への耐性を付与することを報告する。感受性菌 fosfomycin susceptible _Salmonella_ Enteritidis への fosA7 導入により,the fosfomycin MIC 発育制限濃度が大きく上昇した。今回の知見により,食品衛生および公衆衛生上,ブロイラー鶏から分離されたサルモネラ菌 _Salmonella_ Heidelberg の抗生物質耐性に注意が必要であることが明らかにされた"。
1969年に発見された,自然の殺菌 natural bactericidal 作用を有する,広域スペクトルの抗生物質で,この 40年間,欧州各国および日本,南アフリカ,ブラジルで,経口・注射により広く臨床応用されてきた(1)。米国とカナダでは,合併症のない尿路感染症への経口での 1回投与の形でのみ,20年前から使用可能となっている (2)。中南米を除いて,獣医学医薬品としてはあまり使用されていない(3)。Fosfomycin は不可逆性に,微生物細胞壁のペプチドグリカン合成の第 1段階の触媒酵素である phosphoenolpyruvate transferase を阻害する。他のクラスの抗生物質と構造が似ていないため,交差耐性を示すことがない。耐性メカニズム Fosfomycin resistance mechanisms には,透過性低下,対象遺伝子の修飾,fosA, fosB, fosC, and fosX など一部がプラスミドにエンコードされる酵素による modification of fosfomycin 等がある(4)。耐性決定因子 Fosfomycin-resistant determinants は,たとえばプラスミドなどの可動性遺伝物質 mobile genetic element に組み込まれていて,使用頻度が増すことで selected されるようになると,急速な耐性拡大につながる恐れがある。また,fosfomycin resistance と他の抗生物質耐性が,可動性遺伝物質上での遺伝学的関連性を持つと,他の抗生物質耐性と共に fosfomycin resistance も付与されることとなる(5)。現時点で,米国内では Fosfomycin resistance は「まれ」(6)ではあるが,標準経験的治療に対する大腸菌の薬剤耐性率が上昇していることから,fosfomycin が市中尿路感染症経口治療の第1選択薬the 1st-line empirical oral treatment of community-acquired uncomplicated urinary tract infections として推奨されている(7a b )。しかし,ホスホマイシン耐性が多く見られる中国で発見されたのと同じ,the plasmid-encoded fosA3 gene は,すでにペンシルベニア州の患者でも確認されている(8)]

Seal finger アザラシの爪-カナダ
PRO/AH/EDR> Seal finger - Canada: (BC)
Archive Number: 20170525.5062156
情報源 NBC News 2017年5月25日
20日,Richmond, British Columbia の桟橋に腰掛けていたところ,アザラシ a sea lion によって海水中に引きずり込まれたカナダ人家族の少女が感染症の治療を受けた ... この様子がネット上で瞬く間に広まり ... 数日後に水族館 the Vancouver Aquarium はこの家族に対し,"seal finger"と呼ばれる危険な感染症の恐れがあると知らせた。メディアを通じた水族館のトレーナーの呼びかけに,家族から連絡が入ったと,水族館広報担当者が明らかにした ... a seal or a sea lion は,陸生生物ではあまり見られない細菌を保有していることから,その咬傷(の影響)は大きく異なり,"Seal finger" は,直ちにテトラサイクリンによる治療が必要な,マイコプラズマ _Mycoplasma phocacerebrale_ による感染症の原因となることがあると,2009年にカナダの研究者らが報告している ...
参考文献 "A case report and review of the literature. Can J Plast Surg. 2009;17: 133-135"

コレラ(37)-スーダン,南スーダン,ケニア,エチオピア,ソマリア
PRO/EDR> Cholera, diarrhea & dysentery update (37): Africa
Archive Number: 20170525.5061495
[1] コレラ - スーダン
情報源 All Africa, Radio Dabanga report 2017年5月25日
スーダン東部でコレラ感染が拡大し,White Nile state, North Kordofan and Sennar でさらなる死者と感染が発生している。以前としてハルツーム Khartoum は the outbreak を(コレラとは呼ばず) 'acute watery diarrhea(急性水様性下痢症)'として対応している ...
White Nile 現地での検査で WHO standards においてコレラ cholera との結果が繰り返し示されており,緊急事態宣言が必要である。州知事は,州内で 53人が死亡したことを明らかにした。議会 the Council of States in Khartoum は 23日,the 'watery diarrhea' により,2755 people and 129 villages が確認されたとしている ... Asalaya, El Duweim, Kosti, Rabak, El Gitena, El Gezira Aba, El Jabelein and Tendelti in White Nile state に感染が拡大したと発表されている。
Kosti 24日,新たに 26 new cholera cases が確認され,the medical isolation centre of Block 54 in the town にも 24日 56 new cases が受診した ...
以下,El Gezira Aba,El Obeid,Sennar 各地からの報告,原文参照願います。
[2] コレラ- 南スーダン (Tonj State)
情報源 Gurtong.net 2017年5月24日
Tonj State 保健相は,Tonj State でこの 2週間に 20人以上がコレラにより死亡し,各地で連日 135人以上の入院があったことを明らかにした。Palieng, Makuac, Mabara and Paweng の 4カ所に緊急対応センターをオープンし,多数の患者の入院があったと述べた ...
[3] コレラ- ケニア
情報源 The Star 2017年5月24日
5月初旬のコレラ発生以降,合計 4例が死亡したと,保健相が発表した。感染した患者は合計 146人と報告された。初めの 2例が Mathare, Nairobi から報告され,これまでに合計 21例と 1例の死亡が報告されている。88 cases in Garissa, 15 cases and 2 deaths in Vihiga, 2 cases in Mombasa, a case in Kiambu and 11 cases and a death in Murang'a."が報告されている ...
[4] コレラ- エチオピア,ソマリア
情報源 Outbreak News Today 2017年5月25日
the 2 largest countries on the Horn of Africa でもコレラ感染が拡大し,ソマリアでは年初からの 4ヶ月で,死者 697人を含む 3万6千人あまりの患者(致死率 1.9 )が報告されている。最も感染が深刻な地域は Bay, Bakol and Lower Shabelle, Middle Juba and Gedo でいずれも南部にある。2016年のコレラ患者は 15 619 suspected cholera cases including 531 deaths だった。隣国のエチオピアでは,年初以来合計 33 145 acute watery diarrhea (AWD) cases and 776 deaths (CFR 2.3 percent) from 6 regions of Somali, Oromia, Amhara, Afar, SNNP and Tigray が報告されている。患者および死者のほとんど(91 %,99 %)が Somali Region で報告されている ...

膿瘡,ヒト-英国
PRO/AH/EDR> Contagious ecthyma, human - UK: (Wales)
Archive Number: 20170525.5058735
情報源 Daily Mail 2017年5月22日
Rhyl, North Wales の 23歳女性が,4月8日にヒツジを見に Denbighshire の農場を訪ね,子羊を抱き上げたりしたところ,5日後に親指に鋭い痛みを感じる様になった。Glan Clwyd Hospital では paronychia 爪周囲炎として抗生物質が処方されたが,さらに腫脹し膿疱となった。入院となり,Orf disease と診断された ... Orf, also known as contagious pustular dermatitis, は,ヒツジやヤギが保有する痘瘡の 1種 a pox で,通常は自然治癒傾向の病変となる。外科的切除を必要とするような膿疱を形成する例はまれである。手術から1ヶ月後も抗生物質の服用を続けており,あと 2回のステロイド注射が必要とされている ...
Orf はウイルス性皮膚病で,感染のあるヤギやヒツジに触ることでヒトに感染する。ヒトの初発症状 the 1st sign of orf は,指,手,前腕,顔面などに多い,a small, red, itchy or painful lump (lesion) で,感染の 3-5日後に現れる。一部の患者では,複数カ所の病変を認める。通常,硬く,赤または青色で,直径は 2-5cm である。3-6週間の経過後,皮膚表面に膿疱や充満性の水疱が形成され,最終的に結痂して終わる。このほか,微熱,全身性倦怠感,リンパ節腫脹などが認められることがある。人獣共通感染症であり,ヒトからヒトにウイルスが感染することはない ... usually clears up within 3 to 6 weeks.
[ Mod.AS 注- 状況および臨床症状から診断が下されたと考えられ,おそらく診断は正しい。Contagious ecthyma (CE, orf) の診断は,病変の内容液の電子顕微鏡所見で診断可能であるが,the orf virus と other parapoxviruses を鑑別することは不可能であり,Polymerase chain reaction assays により a definitive diagnosis 画家の腕ある。血清学的検査やウイルス抗原検査が診断に用いられることは通常ない。
_Orf virus_ は a member of the genus Parapoxvirus in the family _Poxviridae_ であり,ヒツジ,ヤギ,その他の反芻動物の,非常に感染力の強いウイルス性皮膚疾患である,contagious ecthyma (CE)の原因となる。CE は,ヒツジのいる世界中のすべての国で確認されている。米国では,the Western states で最も多く確認されている。動物において CE は有痛性の皮膚病変で,口や鼻口部 muzzle に多く(the so-called buccal form),食欲低下や飢餓の原因となりうる ... 動物の症状 ... ワクチン CE vaccines には live virus (prepared from dried scabs or propagated in tissue culture)が含まれ,接種から免疫成立までの期間には諸説ある。ワクチンを接種された動物でのアウトブレイク発生もあるが,ウイルス種の病原性の変化による vaccine breaks の可能性もある。ワクチンされた動物からヒトが感染する危険性もある。
ヒトの感染はほとんどが,ヒツジやヤギとの濃厚接触がある,ヒツジの飼育業者,獣医師,精肉・と畜関係者などに起きている。近年,ふれあい動物園や農業体験ツアーなどの普及で,小児を中心に都市在住者の感染が着実に増えている。保護者の問診が不十分だと,診断が間違われる危険性がある。合併症がなければ,通常は,3-6週間後に痕跡を残すことなく自然治癒する。二次感染がおこることはあるが,非常にまれである。死亡例は報告されたことはない。ヒトからヒトへの感染例は存在しないか,あってもごくまれである。免疫不全がある場合は,治療抵抗性の大きな病変となることがある。また,アトピー性皮膚炎のある人では,病変が大きいと報告されている。まれな例として,眼の病変や,全身性の皮膚および粘膜の水疱斑状発疹 vesiculopapular rash が報告されている。toxic erythema, erythema multiforme and bullous pemphigoid などの合併症が報告されている。通常,ヒトの CE においては,できる限り外科的切除は避け,Supportive, conservative treatment explicitly が選ばれる
写真 clinical CE cases in animals and humans ]


腸管出血性大腸菌 EHEC-ドイツ O157 ひき肉
HUS outbreak caused by sorbitol-fermenting Shiga toxin-producing E. coli (EHEC) O157, Germany, Dec 2016 to May 2017
PRO/AH/EDR> E. coli EHEC - Germany: O157, sorbitol-fermenting, packaged minced meat
Archive Number: 20170525.5061913
情報源 Eurosurveillance, Volume 22, Issue 21 2017年5月25日
2016年12月以降 30人が感染した,ドイツ国内で長期間,広範囲で発生した,溶血性尿毒症症候群 hemolytic uremic syndrome (HUS)と胃腸炎のアウトブレイクは,大腸菌 the sorbitol-fermenting immotile variant of Shiga toxin-producing (EHEC) _E. coli_ O157によるものだった。14例の患者から分離された菌は,分子学的タイピング Molecular typing 上,近い関係にあった。One HUS patient が死亡した。症例対照研究調査の結果,パック入りのひき肉が原因食品である可能性が最も高いことが示された。2017年2月に,5 cases of hemolytic-uremic syndrome (HUS) が報告された ... 原文 [Google 翻訳] 参照願います。
ロッキー山紅斑熱-メキシコ 死亡
PRO/EDR> Rocky Mountain spotted fever - Mexico: (BC) fatalities
Archive Number: 20170525.5061586
情報源 La Voz de la Frontera [in Spanish] 2017年5月24日
州保健当局 The Baja California State Health Secretariat が,リケッチア症 rickettsiosis による新たな 3人の死亡を確認した。Nuevo León in Mexicali 在住の 1歳4ヶ月の女児と,ともに Ensenada の住民である,16歳の少女と 59歳の男性だった。 Nuevo León の 55歳の男性も,現在入院中(at the General Hospital of Mexicali)であると明らかにされた。今回の症例を加え,6 deaths due to rickettsiosis and 12 confirmed cases -- 8 in Mexicali, 1 in Tijuana, 2 in Ensenada, and another in Vicente Guerrero となった ...
口蹄疫-中国(03) ウシ OIE
Foot-and-mouth disease, China (People's Rep. of),recurrence of a listed disease
PRO/AH/EDR> Foot & mouth disease - China (03): (XJ) st A, bovine, OIE
Archive Number: 20170525.5060500
情報源 OIE, WAHID (World Animal Health Information Database), weekly disease information 2017; 30(21) 2017年5月24日
感染開始時期 2017年4月24日
前回流行時期 2013年12月12日
原因ウイルス Foot and mouth disease virus,Serotype: A
新たな感染流行 (2)
Outbreak 1: Aksu, Wushi, Xinjiang: farm
Outbreak 2: Changji Hui Autonomous Prefecture, Fukang, Xinjiang: farm
種/頭数/感染数/死亡/廃棄/処分
ウシ Cattle / 1310 / 237/ 32 / 1278 / 0
コレラ(36)-チェコ共和国 タンザニアから
PRO/EDR> Cholera, diarrhea & dysentery update (36): Czech Republic ex Tanzania
Archive Number: 20170525.5061755
情報源 Radio Praha 2017年5月25日
チェコ衛生当局者 The [Czech Republic's] chief hygiene officer は,24日に国内で確認されたコレラの感染拡大の恐れを否定した。最近タンザニアから帰国したチェコ人 2名が,帰国中に発病し入院となった。現在は退院となり,隔離されている。国内で最後にコレラ感染が確認されたのは 15年前で,このときも海外での感染だった。ハイリスク地域への旅行者には,国内で入手可能なワクチンの接種が勧められている。
ボツリヌス症-米国(10) ナチョチーズ
PRO/EDR> Botulism - USA (10): (CA) nacho cheese, type A toxin, unrelated 2nd death
Archive Number: 20170525.5060186
情報源 The Mercury News 2017年5月24日
乳製品によるボツリヌス症の第1線の研究者は,最近発生した Walnut Grove のガスステーションでのアウトブレイクを,1人が死亡し 9人の患者を発生させた最悪の事態 a "perfect storm" of circumstances と呼んだ。"プロセスチーズなどのチーズ製品によるボツリヌス症が起きるのは極めて「まれ」" と the department of bacteriology at the Botulinum Toxins Laboratory at the University of Wisconsin の教授が述べた。"過去 50年間,市販のプロセスチーズによる Outbreaks of botulism は極めてまれで,片手ぐらい"と話した。しかし,Northern California ではこの数ヶ月間に,2 deaths from foodborne botulism が発生しており,先月には Napa County で 1 death from botulism related to canned goods があった。1950年以降の米国内で,3件の乳製品によるヒトのボツリヌス症アウトブレイクが発生した。46人が発病し,2人が死亡している。最も新しいところでは,a commercially canned cheese sauce の出荷後の汚染による 1993年の事例で,8人が発症し,1人が死亡した ...
ポリオ(07)-マダガスカル,コンゴDR ワクチン由来
PRO/EDR> Poliomyelitis update (07): Mozambique, Congo DR, VDPV, RFI
Archive Number: 20170525.5060299
投稿者 A reliable source 2017年5月24日
最近,モザンビークとコンゴ DR において,ワクチン由来株 vaccine derived poliovirus (VDPV)による感染例が発生したとの情報がある。詳細は不明。