2017年9月16日

マラリア ギリシャ ECDC

● マラリア ギリシャ
PRO/AH/EDR> Malaria, autochthonous P. vivax - Greece
Archive Number: 20170916.5320643
 情報源 European center for Disease Control, ECDC, Communicable Disease Threats Report, Week 37, 10-16 September 2017. 2017年9月16日
As of [Thu 17 Aug 2017],ギリシャ政府当局は,ベクターが媒介した,5例の三日熱の国内感染例 autochthonous cases of _P. vivax_ malaria を報告している。4例については the regions of Dytiki Ellada in West Greece において,1例は Sterea Ellada in Central Greece での暴露による可能性がある。これらの感染は,地域内への三日熱マラリア導入 recent introduction of _P. vivax_ in the area 後に発生した地域内感染伝播例(introduced cases)と報告している。患者らは,[2017年]5月2日から 7月22日にかけて発症している。さらにギリシャでは,the region of Ipeiros, in north-west Greece において,between 17 and 23 July 2017 に発症した,地域内熱帯熱マラリア感染例 one locally acquired case of _P. falciparum_ についても報告を行っている。この患者にはマラリア常在地域への渡航歴はなく,感染症以外の医学的理由で入院中で,同じ病棟内で,別の熱帯熱マラリア感染の患者が治療を受けていた。この特殊なケースが暴露した場所として最も可能性が高いのは医療現場であるが,正確に感染伝播経路を特定することは不可能である(バクタ-蚊族 mosquito vector なのか,あるいは医原性 iatrogenic origin か)。輸血を介する感染伝播は否定されているが,院内感染伝播の可能性は残っている。(このほかに)地域内でのマラリア感染例は報告されていない。
[Mod.EP- ギリシャは,2011 and 2012年に,三日熱マラリアのアウトブレイク an outbreak of autochthonous cases of _P. vivax_ malaria を経験している。2016年には 4例が報告された。海外渡航歴のない熱帯熱マラリア感染例は,同施設内にいて,おそらく常在地域への渡航歴があった他患者からの,地域内感染の可能性が最も高い。the autochthonous _P. vivax_ のジェノタイプ genotype を明らかにすることが,疫学的な理解に重要である。_P. vivax_ には 2種類の major phenotypes,すなわち潜伏期間が短い熱帯型 tropical _P. vivax_ と,潜伏期間が最大 8か月となる温帯気候域型 temperate climate zone _P. vivax_,がある(Determinants of relapse periodicity in _Plasmodium vivax_ malaria. Malaria J 2011, 10:297)。Haplotyping(ハプロタイプ検査)により,the 2 types of _P. vivax_ malaria の鑑別が可能である(_Plasmodium vivax_ populations revisited: mitochondrial genomes of temperate strains in Asia suggest ancient population expansion. BMC Evol Biol 2012, 12:22; )。したがって,いずれの表現型 phenotype であるかを知ることは,患者らが,どこで,いつ感染したかを理解するために重要である]
参考項目 2016
Malaria, autochthonous P. vivax - Greece: 20160821.4431503


● 重症熱性血小板減少症候群 韓国、コメント
PRO/AH/EDR> Severe fever with thrombocytopenia synd. - South Korea (04): comment
Archive Number: 20170916.5321166
 投稿者 Steve Berger 2017年9月15日
Severe Fever and Thrombocytopenia Syndrome [SFTS] の発生データを,以下のチャートに示す。
日本の発生状況とは対照的に,韓国では,初報告以降の急増がみられる。
関連項目 South Korea (03) 20170914.5317501

● A型肝炎 米国
PRO/EDR> Hepatitis A - USA (30): (MI) fatal
Archive Number: 20170916.5321042
 投稿者 米・Michigan Department of Health and Human Services Angela Minicuci 2017年9月15日
our recent statistics:
From 1 Aug 2016 to 15 Sep 2017
Total Cases: 318
Hospitalizations: 273 (85.8 percent)
Deaths: 14 (4.4 percent)

● ブルセラ症 米国
PRO/AH/EDR> Brucellosis - USA (11): (TX) unpasteurized milk, B. abortus vaccine strain, alert
Archive Number: 20170916.5320826
 情報源 CDC 2017年9月15日
CDC and Texas Health Officials Warn About Illness Linked to Raw Milk from Texas Dairy
テキサス州の酪農場の生ミルク Raw milk from the K-Bar Dairy in Paradise, Texas (northwest of Fort Worth) が,検査の結果,まれであるが,重篤な結果となる可能性のある細菌のブルセラ菌 _Brucella [abortus_] RB51 が陽性となった ... テキサス州の住民 1名のブルセラ菌感染に関係したことが判明している。

● チクングニア熱 パキスタン
PRO/EDR> Chikungunya (31): Asia (Pakistan)
Archive Number: 20170916.5320238
 情報源 Pakistan Today 2017年9月15日
Tharparkar/Mithi において,9月に入ってからの 12日間に,少なくとも 25例のチクングニア患者 chikungunya suspected cases が報告された。2017年4月以来の患者数は,646人に達した。シンド州保健当局 Sindh Health Department の報告によれば,州内で合計 4106 chikungunya suspected cases が報告されており,このうち 3455 がカラチ Karachi,以下 646 in Tharparkar, 4 in Sanghar and one in Umerkot と報告されている。カラチ Karachiからの報告の内訳は,1740 in District Malir, 156 in District Central, 180 in District South, 1212 in District West, 156 in District East, and 11 in District Korangi となっている

● 日本脳炎など インド
PRO/AH> Japanese encephalitis & other - India (20): (UP), RFI
Archive Number: 20170916.5320148
 情報源 Web India 2017年9月15日
Baba Raghav Das [BRD] Medical college 大学病院で 15日,新たに脳炎による 3例の小児の死亡が発生し,死者は合計 223例となった。死亡した 3例はそれぞれ Deoria, Gorakhpur and Ambedkar Nagar districts の患者だった。1月1日以降,同院には 1045 patients of encephalitis が入院; 223 of them が死亡した。Gorakhpur, 7 districts of Basti region, Azamgarh, Ballia, Gonda, Mau, Ghazipur, Balrampur, Bihar および隣国ネパールからの患者が the BRD medical college で治療を受けている。

● 鳥インフルエンザ,ヒト 中国 H7N9 WHO
PRO/AH/EDR> Avian influenza, human (71): China, H7N9, WHO update
Archive Number: 20170916.5318278
[1] WHO Update
 情報源 Disease Outbreak News 2017年9月13日
 厚生労働省検疫所 FORTH より。
8月18日,25日と9月4日に、中国の国家衛生・計画出産委員会(NHFPC)は、中国における鳥インフルエンザA(H7N9)ウイルスの感染が検査で確定した患者4人を、WHOに追加報告しました。
●報告の詳細
8月18日報告:A(H7N9)患者 1名
湖南省に住む 47歳男性。8月9日に発症、同 12日に入院し,同 13日に死亡。生きた家禽の市場で接触機会あり。
8月25日報告:A(H7N9)患者 2名
1人目は 73歳男性。8月7日に発症、同 14日に重症肺炎で入院。生きた家禽の市場で接触機会あり。
2人目は74歳男性。8月7日に発症、同 12日に重症肺炎で入院。生きた家禽の市場における接触機会なし。
両者とも重篤な病状。
いずれも新疆ウイグル自治区在住だが、異なるコミュニティに住み、疫学的な関連は無いもよう。
9月4日報告:A(H7N9)患者 1名
江蘇省に住む58歳男性。8月9日に発症し、同 14日に入院し,同 25日に死亡。
生きた家禽の市場で接触機会あり。
2013年初からこれまでに、鳥インフルエンザA(H7N9)の確定診断患者 1,562人が報告されている ...
[2] 遼寧省 Liaoning Report
 情報源 FIC (Flu Information Centre/Flu in China) 2017年9月15日
保健当局 The Centre for Health Protection (CHP) of the Department of Health は 15日,8-14 September [2017]に遼寧省 Liaoning から報告された,新たな鳥インフルエンザ患者 an additional human case of avian influenza A(H7N9) の監視を行っていると明らかにした ... 鉄嶺 Tieling の農夫の 54歳男性で,家きんを飼育しており,3日に発症し,重症肺炎のため,瀋陽感染症病院 Shenyang infectious diseases hospital に入院している ...
関連項目 human (70): China, H7N9 20170911.5306399

● クリミア・コンゴ出血熱 パキスタン
PRO/AH/EDR> Crimean-Congo hem. fever - Pakistan (13): (BA)
Archive Number: 20170916.5318214
 情報源 The News 2017年9月15日
クエッタ Quetta の 35歳男性がクリミア・コンゴ出血熱 the Congo Crimean Haemorrhagic Fever (CCHF) により,13日にカラチの私立病院 a private hospital in Karachi で死亡した。もう 1人のクエッタの 10歳代の患者は 14日,危険な状態となって the Jinnah Postgraduate Medical Centre's intensive care unit に入院となったと,シンド州保健当局 the Sindh Health Department が明らかにした。この 6ヶ月間に,いずれもバロチスタン Balochistan 州クエッタ近郊に在住の 4人が,コンゴ熱治療のため,カラチの各病院に搬送され死亡している ... 今年,バロチスタン州からカラチに搬送された合計 45人の患者が,コンゴウイルス検査で陽性となり,ほぼ全員が residents of Quetta's Satellite Town だった
関連項目 Pakistan (12): susp 20170904.5293026

● 皮膚腎糸球体血管症,イヌ 英国
PRO/AH/EDR> Cutaneous & renal glomerular vasculopathy, canine - UK (06): England, spread
Archive Number: 20170916.5320906
 情報源 Crawley Observer 2017年9月15日
致死性のイヌ食い病 a deadly flesh-eating dog disease の感染が Crawley に拡大し,ペットの飼育者らに注意が呼びかけられている。この病気 the disease - Alabama Rot - は,すでに across Sussex の各地で報告されている。

● 鳥インフルエンザ 南アフリカ HPAI H5N8
PRO/AH/EDR> Avian influenza (141): South Africa (EC) HPAI H5N8 poultry, spread
Archive Number: 20170916.5320096
 情報源 RNEWS 2017年9月14日
南アフリカ第 4位の,Uitenhage に本社のある集約型家きん生産業者 Sovereign Foods 社が 14日,the company's broader Uitenhage operations を形成する農場の 1カ所のレイヤー飼育小屋 a single layer house において,鳥インフルエンザ the avian influenza (AI) が確認されたと発表した。Uitenhage's production pipeline の 1 % にあたる,約 5000羽が処分された ... the Highly Pathogenic Avian Influenza (HPAI) H5N8 については,8月および9月に the World Organisation for Animal Health (OIE)に報告されている。Western Cape, Mpumalanga and North West provinces からの報告を合わせ,6月以降,アウトブレイクの件数は 28件となった。[今回の発生は,the Eastern Cape province] ...

● キャサヌール森林病 インド、サル
PRO/AH/EDR> Kyasanur Forest disease - India (15): (GA, MH) monkey, susp
Archive Number: 20170916.5318262
 情報源 Times of India 2017年9月14日
Morjim, Arambol and Torsem in Pernem taluka で 1日に 4頭のサルの死亡が確認された。キャサヌール森林病 Kyasanur Forest disease (KFD)の感染の有無を確認するため,サルの死体からの検体が Pune に送付された。12日に,サル 4頭,one in Morjim and Arambol and 2 at Torsem が死亡して発見された