黄熱(21)-ブラジル,欧州
キャサヌール森林病-インド
● Leaf curl viruses,トマトキュウリ-イタリア
PRO/PL> Leaf curl viruses, tomato & cucurbits - Italy: (SC)
Archive Number: 20180319.5697141
情報源 HortiDaily 2018年3月13日
イタリアの主要農産地であるシチリア島において,少なくとも2つの大きな問題が生じている。まずはじめに,2015年にシチリア島のキュウリで,そしておよそ4年後にトマトにも発生した the New Delhi virus [_Tomato leaf curl New Delhi virus_; ToLCNDV]が挙げられると研究者が述べた ...
● 鳥インフルエンザ(56)-韓国 HPAI H5N6 家きん
PRO/AH/EDR> Avian influenza (56): South Korea, HPAI H5N6, poultry, spread
Archive Number: 20180319.5696923
情報源 Korea Times 2018年3月18日
農業当局 The Ministry of Agriculture, Food, and Rural Affairs は 18日,Pyeongtaek and Yangju, Gyeonggi Province, and Asan, South Chungcheong Province の3か所の養鶏場のニワトリにおいて,高病原性鳥インフルエンザ the highly pathogenic H5N6 strain of avian influenza を確認した ... ソウルの南 65km の Pyeongtaek の第一の養鶏場が,15日に30羽のニワトリが死亡し,翌日さらに80羽が死亡したため,鳥インフルエンザ感染が疑われると報告した。Gyeonggi Province の北にある Yangju の養鶏場1か所でも高病原性H5亜型インフルエンザが確認されており,同養鶏場はPyeongtaek の鳥インフルエンザ感染が確認された農場から,ヒヨコ egg-laying chicks を購入していた
● 鳥インフルエンザ(55)-英国 野鳥,HPAI H5N6
PRO/AH/EDR> Avian influenza (55): UK (England) wild bird, HPAI H5N6
Archive Number: 20180319.5696917
情報源 Rutland & Stamford Mercury 2018年3月18日
環境食品当局 The Department for Environment Food and Rural Affairs (DEFRA) and Lincolnshire Trading Standards が,Bourne 近郊の農地で鳥インフルエンザ感染が確認されたことを受け注意を呼びかけている。2月28日に farmland near Bourne において死亡して発見された,2 greylag geese and 2 wild pheasants において,H5N6型鳥インフルエンザウイルスが確認された ...
● 黄熱(21)-ブラジル,欧州
PRO/AH/EDR> Yellow fever - Americas (21): Brazil, Europe
Archive Number: 20180319.5696497
[1] ブラジル
情報源 Brazil Ministry of Health [in Portuguese] 2018年3月14日
ブラジル国内で 2017年7月1日から 2018年3月13日までの間に,920例の黄熱患者 [yellow fever] cases および 300例の死亡が確認された。昨年同期は,610 confirmed cases and 196 deaths が確認されている ... 今シーズンは(人口の多い)都市部で流行したため,発生地域の住民の人口に対する発生数(2.4例/10万人)が,昨年(6.8例/10万人)より低くなっている ...
[2] リスク評価
Rapid risk assessment: outbreak of yellow fever in Brazil, 3rd update, 16 March 2018
情報源 Relief Web, a European Centre for Disease Prevention and Control report 3月16日
Executive summary
Conclusions
2017年9月,ブラジル保健省は the 2016-2017 yellow fever outbreak の終結を宣言した。2017年12月以降にヒトの感染例の増加が見られ,2017年9月以降に非ヒト霊長類間での感染流行が継続していたことから,ブラジル国内では黄熱ウイルスの感染循環が続いていたことが示唆される。2018年1月以降,黄熱感染例の大部分が São Paulo, Rio de Janeiro and Minas Gerais states から報告されている。現在まで,ネッタイシマカ(またはヒトスジシマカ: _Aedes aegypti_ (or _Aedes albopictus_) )を介する都市型の黄熱感染伝播サイクルは報告されていない。しかしながら, the metropolitan regions of São Paulo and Rio de Janeiro 近郊では非ヒト霊長類の感染例が確認されており,とりわけワクチン接種率が不十分な地域において(都市型感染伝播サイクル発生の)不安が残る。特にこれまで黄熱感染リスクがないと考えられ,ワクチンの定期接種が行われていなかった地域に関係する。Therefore, the possibility of an urban cycle of yellow fever transmission remains.
2018年1月以降,Rio de Janeiro and São Paulo, Bahia states においてワクチン接種キャンペーンが実施された ...
欧州大陸への黄熱ウイルス輸入とそれに続く感染伝播のリスクは極めて低いと考えられる。
[3] CDC 注意喚起
情報源 USA Centers for Disease Control and Prevention (CDC) 2018年3月16日
大都市近郊や観光地を含むブラジル各地における,大規模な黄熱アウトブレイクが現在も発生中であることを受け,CDC は同国への旅行者に対し,渡航の少なくとも10日前までに黄熱ワクチンを接種し,渡航中は蚊族の刺咬を避けることで自身を感染から守るよう呼びかけている。黄熱ワクチンを接種することができない場合,または接種しないことを勧められている場合は,(黄熱ワクチン接種を勧奨されている)ブラジルへの渡航を見合わせることを勧める。アウトブレイクが発生している地域へ行く場合,接種から10年以上経過している場合は再接種を検討する。米国内で接種できる黄熱ワクチンの数が限られているため,早めにワクチン接種を行う必要がある。(米国内で)黄熱ワクチンが接種可能なクリニック。
ブラジル公衆衛生当局は 2017年にブラジル東部の複数の州で黄熱アウトブレイクが発生したと明らかにし,この中にはこれまでリスクがあるとされてこなかった地域が含まれていた。2017年末以降,サンパウロ市 the city of São Paulo に近い地域も含む São Paulo 州や,the states of Rio de Janeiro, Minas Gerais を中心に再び発生が続いている。2018年はじめ,the São Paulo metropolitan region 近郊に滞在した,ワクチン接種を行っていなかったオランダ人旅行者の黄熱感染例が報告された。その後も,ワクチンを接種していないブラジルへの渡航者の感染報告が続いている。これらのうちの多くが the island of Ilha Grande (Rio de Janeiro State) において感染しており,このアウトブレイクによる 4人の渡航者の死亡が確認されている。
より詳しい情報
[4] 欧州からの旅行者へのアドバイス Advice for European travelers
情報源 European Centre for Disease Prevention and Control (ECDC) Risk Assessment 3月16日
Options for response
旅行者へのアドバイス
ブラジルおよび他の南米諸国に渡航または滞在する EU/EEA citizens に対して:
1. national and WHO recommendations に従い,必要であればワクチンを接種する。WHO は yellow fever risk areas への渡航・滞在に際し,生後 9か月以上で禁忌がなければ,黄熱ワクチンの接種を勧奨している。tropical or travel medicine centres による各個人のリスク・ベネフィットの評価を受けることを勧める。
● 犬ジステンパー-米国 野生動物
PRO/AH> Canine distemper, wildlife - USA: (NY New York) raccoon, alert
Archive Number: 20180319.5696495
情報源 The Buffalo News 2019年3月15日
● 炭疽-イタリア ウシ
PRO/AH/EDR> Anthrax - Italy (02): (LZ Lazio) bovine, history
Archive Number: 20180319.5696362
投稿者 伊・Istituto Zooprofilattico Sperimentale del Lazio e della Toscana,Antonio Battisti 2018年3月19日
● キャサヌール森林病-インド
PRO/AH/EDR> Kyasanur Forest disease - India (08): (KA)
Archive Number: 20180319.5695348
情報源 The Hindu 2018年3月17日
[Shimoga] district [Karnataka] でキャサヌール森林病 Kyasanur Forest disease (KFD), also known as monkey fever の発生があり,過去 6日間に 2 positive cases が報告されている
● ニューカッスル病-キプロス OIE
PRO/AH> Newcastle disease - Cyprus: (LA) backyard poultry, OIE
Archive Number: 20180319.5695223
情報源 OIE, WAHID (World Animal Health Information Database), weekly disease information 2018; 31(12) 2018年3月16日
キャサヌール森林病-インド
● Leaf curl viruses,トマトキュウリ-イタリア
PRO/PL> Leaf curl viruses, tomato & cucurbits - Italy: (SC)
Archive Number: 20180319.5697141
情報源 HortiDaily 2018年3月13日
イタリアの主要農産地であるシチリア島において,少なくとも2つの大きな問題が生じている。まずはじめに,2015年にシチリア島のキュウリで,そしておよそ4年後にトマトにも発生した the New Delhi virus [_Tomato leaf curl New Delhi virus_; ToLCNDV]が挙げられると研究者が述べた ...
● 鳥インフルエンザ(56)-韓国 HPAI H5N6 家きん
PRO/AH/EDR> Avian influenza (56): South Korea, HPAI H5N6, poultry, spread
Archive Number: 20180319.5696923
情報源 Korea Times 2018年3月18日
農業当局 The Ministry of Agriculture, Food, and Rural Affairs は 18日,Pyeongtaek and Yangju, Gyeonggi Province, and Asan, South Chungcheong Province の3か所の養鶏場のニワトリにおいて,高病原性鳥インフルエンザ the highly pathogenic H5N6 strain of avian influenza を確認した ... ソウルの南 65km の Pyeongtaek の第一の養鶏場が,15日に30羽のニワトリが死亡し,翌日さらに80羽が死亡したため,鳥インフルエンザ感染が疑われると報告した。Gyeonggi Province の北にある Yangju の養鶏場1か所でも高病原性H5亜型インフルエンザが確認されており,同養鶏場はPyeongtaek の鳥インフルエンザ感染が確認された農場から,ヒヨコ egg-laying chicks を購入していた
● 鳥インフルエンザ(55)-英国 野鳥,HPAI H5N6
PRO/AH/EDR> Avian influenza (55): UK (England) wild bird, HPAI H5N6
Archive Number: 20180319.5696917
情報源 Rutland & Stamford Mercury 2018年3月18日
環境食品当局 The Department for Environment Food and Rural Affairs (DEFRA) and Lincolnshire Trading Standards が,Bourne 近郊の農地で鳥インフルエンザ感染が確認されたことを受け注意を呼びかけている。2月28日に farmland near Bourne において死亡して発見された,2 greylag geese and 2 wild pheasants において,H5N6型鳥インフルエンザウイルスが確認された ...
● 黄熱(21)-ブラジル,欧州
PRO/AH/EDR> Yellow fever - Americas (21): Brazil, Europe
Archive Number: 20180319.5696497
[1] ブラジル
情報源 Brazil Ministry of Health [in Portuguese] 2018年3月14日
ブラジル国内で 2017年7月1日から 2018年3月13日までの間に,920例の黄熱患者 [yellow fever] cases および 300例の死亡が確認された。昨年同期は,610 confirmed cases and 196 deaths が確認されている ... 今シーズンは(人口の多い)都市部で流行したため,発生地域の住民の人口に対する発生数(2.4例/10万人)が,昨年(6.8例/10万人)より低くなっている ...
[2] リスク評価
Rapid risk assessment: outbreak of yellow fever in Brazil, 3rd update, 16 March 2018
情報源 Relief Web, a European Centre for Disease Prevention and Control report 3月16日
Executive summary
Conclusions
2017年9月,ブラジル保健省は the 2016-2017 yellow fever outbreak の終結を宣言した。2017年12月以降にヒトの感染例の増加が見られ,2017年9月以降に非ヒト霊長類間での感染流行が継続していたことから,ブラジル国内では黄熱ウイルスの感染循環が続いていたことが示唆される。2018年1月以降,黄熱感染例の大部分が São Paulo, Rio de Janeiro and Minas Gerais states から報告されている。現在まで,ネッタイシマカ(またはヒトスジシマカ: _Aedes aegypti_ (or _Aedes albopictus_) )を介する都市型の黄熱感染伝播サイクルは報告されていない。しかしながら, the metropolitan regions of São Paulo and Rio de Janeiro 近郊では非ヒト霊長類の感染例が確認されており,とりわけワクチン接種率が不十分な地域において(都市型感染伝播サイクル発生の)不安が残る。特にこれまで黄熱感染リスクがないと考えられ,ワクチンの定期接種が行われていなかった地域に関係する。Therefore, the possibility of an urban cycle of yellow fever transmission remains.
2018年1月以降,Rio de Janeiro and São Paulo, Bahia states においてワクチン接種キャンペーンが実施された ...
欧州大陸への黄熱ウイルス輸入とそれに続く感染伝播のリスクは極めて低いと考えられる。
[3] CDC 注意喚起
情報源 USA Centers for Disease Control and Prevention (CDC) 2018年3月16日
大都市近郊や観光地を含むブラジル各地における,大規模な黄熱アウトブレイクが現在も発生中であることを受け,CDC は同国への旅行者に対し,渡航の少なくとも10日前までに黄熱ワクチンを接種し,渡航中は蚊族の刺咬を避けることで自身を感染から守るよう呼びかけている。黄熱ワクチンを接種することができない場合,または接種しないことを勧められている場合は,(黄熱ワクチン接種を勧奨されている)ブラジルへの渡航を見合わせることを勧める。アウトブレイクが発生している地域へ行く場合,接種から10年以上経過している場合は再接種を検討する。米国内で接種できる黄熱ワクチンの数が限られているため,早めにワクチン接種を行う必要がある。(米国内で)黄熱ワクチンが接種可能なクリニック。
ブラジル公衆衛生当局は 2017年にブラジル東部の複数の州で黄熱アウトブレイクが発生したと明らかにし,この中にはこれまでリスクがあるとされてこなかった地域が含まれていた。2017年末以降,サンパウロ市 the city of São Paulo に近い地域も含む São Paulo 州や,the states of Rio de Janeiro, Minas Gerais を中心に再び発生が続いている。2018年はじめ,the São Paulo metropolitan region 近郊に滞在した,ワクチン接種を行っていなかったオランダ人旅行者の黄熱感染例が報告された。その後も,ワクチンを接種していないブラジルへの渡航者の感染報告が続いている。これらのうちの多くが the island of Ilha Grande (Rio de Janeiro State) において感染しており,このアウトブレイクによる 4人の渡航者の死亡が確認されている。
より詳しい情報
[4] 欧州からの旅行者へのアドバイス Advice for European travelers
情報源 European Centre for Disease Prevention and Control (ECDC) Risk Assessment 3月16日
Options for response
旅行者へのアドバイス
ブラジルおよび他の南米諸国に渡航または滞在する EU/EEA citizens に対して:
1. national and WHO recommendations に従い,必要であればワクチンを接種する。WHO は yellow fever risk areas への渡航・滞在に際し,生後 9か月以上で禁忌がなければ,黄熱ワクチンの接種を勧奨している。tropical or travel medicine centres による各個人のリスク・ベネフィットの評価を受けることを勧める。
2. 屋外,特に活動性が増す日の出から日没までと,屋内での蚊族対策。
- 忌避剤の使用
- wearing long-sleeved shirts and long trousers 長袖長ズボン;
- sleeping or resting in screened/air-conditioned rooms or using mosquito nets at night and during the day 網戸とエアコン,蚊帳
(黄熱)感染発生地域を渡航した旅行者に対し,ネッタイシマカが生息する国への入国に際し,黄熱ワクチンの接種証明(または接種禁忌証明)が求められることがある。
- sleeping or resting in screened/air-conditioned rooms or using mosquito nets at night and during the day 網戸とエアコン,蚊帳
(黄熱)感染発生地域を渡航した旅行者に対し,ネッタイシマカが生息する国への入国に際し,黄熱ワクチンの接種証明(または接種禁忌証明)が求められることがある。
医療従事者へのアドバイス
... 黄熱ワクチン接種に伴う副反応発生リスク軽減のため,接種前に禁忌事項を確認し添付文書に従うこと。
● 犬ジステンパー-米国 野生動物
PRO/AH> Canine distemper, wildlife - USA: (NY New York) raccoon, alert
Archive Number: 20180319.5696495
情報源 The Buffalo News 2019年3月15日
● 炭疽-イタリア ウシ
PRO/AH/EDR> Anthrax - Italy (02): (LZ Lazio) bovine, history
Archive Number: 20180319.5696362
投稿者 伊・Istituto Zooprofilattico Sperimentale del Lazio e della Toscana,Antonio Battisti 2018年3月19日
● キャサヌール森林病-インド
PRO/AH/EDR> Kyasanur Forest disease - India (08): (KA)
Archive Number: 20180319.5695348
情報源 The Hindu 2018年3月17日
[Shimoga] district [Karnataka] でキャサヌール森林病 Kyasanur Forest disease (KFD), also known as monkey fever の発生があり,過去 6日間に 2 positive cases が報告されている
● ニューカッスル病-キプロス OIE
PRO/AH> Newcastle disease - Cyprus: (LA) backyard poultry, OIE
Archive Number: 20180319.5695223
情報源 OIE, WAHID (World Animal Health Information Database), weekly disease information 2018; 31(12) 2018年3月16日