サル痘-カメルーン アフリカ(09)
エボラ(11) WHO
狂犬病-ブラジル
● 外来種ダニ-米国
PRO/AH/EDR> Invasive tick - USA: (VA)
Archive Number: 20180519.5806284
情報源 Outbreak News Today 2018年5月19日
アイオワ州にある国立獣医学当局 The National Veterinary Services Laboratory in Ames, Iowa で今週 [week of Sun 13 May 2018],バージニア Virginia 州のウシ農場 a beef farm in Albemarle County で発見されたダニが,the _Haemaphysalis longicornis_ tick (otherwise known as the East Asian or Longhorned tick) であることが確認された。2017年後半にニュージャージー New Jersey 州のヒツジ農場でも確認されているが,2つの農場を直接結びつける関連性は見つかっていない ... _H. longicornis_ は東アジア (日本,中国,旧ソ連,韓国) 原産だが,ニュージーランド,オーストラリアの一部,大洋州の島々 (ニューカレドニア,フィジー,西サモア,トンガ,バヌアツ) においても,ウシの主な外来害虫 a major invasive pest of cattle となっている。ヒトにおいても麻痺が発生した症例が Australia (4 reports), China (1), Japan (18), New Zealand (2), Russia (1), and South Korea から報告されている ...
種/頭数/感染数/死亡/廃棄/処分
● サル痘-カメルーン アフリカ(09)
エボラ(11) WHO
狂犬病-ブラジル
● 外来種ダニ-米国
PRO/AH/EDR> Invasive tick - USA: (VA)
Archive Number: 20180519.5806284
情報源 Outbreak News Today 2018年5月19日
アイオワ州にある国立獣医学当局 The National Veterinary Services Laboratory in Ames, Iowa で今週 [week of Sun 13 May 2018],バージニア Virginia 州のウシ農場 a beef farm in Albemarle County で発見されたダニが,the _Haemaphysalis longicornis_ tick (otherwise known as the East Asian or Longhorned tick) であることが確認された。2017年後半にニュージャージー New Jersey 州のヒツジ農場でも確認されているが,2つの農場を直接結びつける関連性は見つかっていない ... _H. longicornis_ は東アジア (日本,中国,旧ソ連,韓国) 原産だが,ニュージーランド,オーストラリアの一部,大洋州の島々 (ニューカレドニア,フィジー,西サモア,トンガ,バヌアツ) においても,ウシの主な外来害虫 a major invasive pest of cattle となっている。ヒトにおいても麻痺が発生した症例が Australia (4 reports), China (1), Japan (18), New Zealand (2), Russia (1), and South Korea から報告されている ...
● アフリカ豚コレラ-モルドバ 欧州(12) OIE
African swine fever Moldova,First occurrence of a listed disease
PRO/AH/EDR> African swine fever - Europe (12): Moldova (TA), domestic, OIE
Archive Number: 20180519.5805964
Archive Number: 20180519.5805964
情報源 OIE, WAHID weekly disease information 2018; 31 (20) 2018年5月15日
感染開始時期 2018年5月10日
原因ウイルス African swine fever virus
新たな感染流行 (1)
Outbreak 1: Tvardita, Taraclia: backyard種/頭数/感染数/死亡/廃棄/処分
ブタ Swine / 3 / 3 / 2 / 1 / 0
Outbreak status: resolved on 2 May 2018
Affected population: Owner of a backyard farm from the village of Tvardita (Taraclia district) notified the territorial subdivision of the competent authority for food safety about deaths of pigs.
● 馬ヘルペスウイルス-イタリア OIE
Equid herpesvirus-1 (EHV-1) (Infection with), Italy,Recurrence of a listed disease
PRO/AH/EDR> Equine herpesvirus - Italy: (ER) EHV-1, OIE
Archive Number: 20180519.5805925
Archive Number: 20180519.5805925
情報源 OIE, WAHID (World Animal Health Information Database), weekly disease information 2018; 31 (21) 2018年5月18日
感染開始時期 2018年3月18日
前回流行時期 2016年
原因ウイルス Equid herpesvirus -1 [EHV-1]
新たな感染流行 (1)
Outbreak 1 (EHV_FC_2018_1): Savignano sul rubicone, FORLI''-CESENA, Emilia-Romagna: farmOutbreak status: resolved on 2 May 2018
種/頭数/感染数/死亡/廃棄/処分
ウマ Equidae / 10 / 1 / - / - / - /
● 鳥インフルエンザ(73)-ネパール 家きん OIE
Highly pathogenic avian influenza, Nepal,recurrence of a listed disease
PRO/AH/EDR> Avian influenza (75): Nepal (Narayani) poultry, HPAI H5N1, OIE
Archive Number: 20180519.5805891
Archive Number: 20180519.5805891
情報源 OIE, WAHID 2018年5月18日
感染開始時期 2018年5月3日
前回流行時期 2017年3月10日
原因ウイルス Highly pathogenic avian influenza virus
Serotype: H5N1
新たな感染流行 (1)
Outbreak 1: Khairehani-9, Khairehani, Chitwon, Narayani: farm
Outbreak status: resolved on 15 May 2018
種/頭数/感染数/死亡/廃棄/処分
Outbreak 1: Khairehani-9, Khairehani, Chitwon, Narayani: farm
Outbreak status: resolved on 15 May 2018
種/頭数/感染数/死亡/廃棄/処分
鳥類 Birds / 1500/ 1500 / 1500 / 0 / 0
Affected population: Commercial layers of 72 weeks exhibiting symptoms of cyanotic comb, swollen head, mucus discharge from nostril and sudden death.
Affected population: Commercial layers of 72 weeks exhibiting symptoms of cyanotic comb, swollen head, mucus discharge from nostril and sudden death.
● サル痘-カメルーン アフリカ(09)
PRO/AH/EDR> Monkeypox - Africa (09): Cameroun
Archive Number: 20180519.5805270
Archive Number: 20180519.5805270
情報源 Journal du Cameroun 2018年5月18日
カメルーンの公衆衛生相 Cameroon's Public Health Minister が 17日,サル痘ウイルス monkeypox virus による,まれであるが危険な人獣共通感染症が,同国内で発生していると発表した。会見で Njikwa, Momo Division, in the North West Region and Akwaya, Manyu, in the South West Region の各地域で発生したと明らかにした。疫学サーベイランスシステムにより,2018年4月後半にヒトの感染例 cases of human monkeypox が確認され,その後 5月にも少数例が確認されたことから,複数の地域全体 across several health districts でウイルスの感染循環があることが疑われている。サル痘は,水痘 [chickenpox is not in the group. - Mod.TY] や天然痘と同じグループのウイルスによる感染症で,the Central African and the West African types の 2つのタイプがあり,the West African type は軽症型で死亡例の報告はない ... 弱っている動物に近づかないよう,また発熱と発疹が認められた場合は,ただちに最寄りの医療機関を受診するよう呼びかけられている。
● エボラ(11) WHO
PRO/AH/EDR> Ebola update (11): WHO, vaccination, response
Archive Number: 20180519.5805133
Archive Number: 20180519.5805133
[1] WHO Statement from Emergency Committee[Excerpts from] statement on the 1st meeting of the IHR Emergency Committee regarding the Ebola outbreak in 2018
情報源 WHO 2018年5月18日
the Emergency Committee は,現時点では a PHEIC の状況にはないが, 以下の Public Health Advice を発出することとした:
- コンゴ民主共和国政府,WHO 等が協力して事態に対応
the Emergency Committee は,現時点では a PHEIC の状況にはないが, 以下の Public Health Advice を発出することとした:
- コンゴ民主共和国政府,WHO 等が協力して事態に対応
- 各国の科学機関間での情報共有が重要
- いかなる渡航・取引の制限も行われていない。
- 近隣諸国の警戒を促す ...
[2] ワクチン Vaccination update
情報源 CIDRAP [Center for Infectious Disease Research and Policy; edited] 2018年5月18日
The World Health Organization (WHO) は 18日,現在のエボラアウトブレイク the ongoing Ebola outbreak in the Democratic Republic of the Congo (DRC) は a Public Health Emergency of International Concern (PHEIC) の要件を満たしていないと明らかにした ... 18日現在,the DRC は 45 cases of Ebola, including 25 deaths を報告している。初めの 2例 in the remote health zone Bikoro が確認されたのは 10日前の 2018年5月8日だった。the 45 cases のうち,3人が医療従事者(1名死亡)であり,14人が検査により確定診断されている have been confirmed through laboratory testing ... WHO 事務総長は,2日以内に ring vacation with Merck's rVSV-ZEBOV が開始されることを認めている。1症例あたり 100から 150人の接触者に対してワクチンが提供されるだろうと説明されている。これはすなわち,第 1相ワクチン接種活動で 8000人から 1万人にワクチンが行われることを意味する。1-2週間かかるだろうと述べられている。Mbandaka の 3人を除いて,すべての患者は remote, rural areas での感染だが,120万人近い都市での最近の症例の確認は懸念すべき展開である。市内で確認された他の 2例は親類の葬儀出席のための rural travelers だった。Mbandaka を流れるコンゴ川 The Congo River は,コンゴ民主共和国と隣国の間を多数の人々が往き来するハイウェーと呼ばれている。万が一,さらに Mbandaka で患者が確認されれば,他国への感染拡大の脅威が増す。
[2] ワクチン Vaccination update
情報源 CIDRAP [Center for Infectious Disease Research and Policy; edited] 2018年5月18日
The World Health Organization (WHO) は 18日,現在のエボラアウトブレイク the ongoing Ebola outbreak in the Democratic Republic of the Congo (DRC) は a Public Health Emergency of International Concern (PHEIC) の要件を満たしていないと明らかにした ... 18日現在,the DRC は 45 cases of Ebola, including 25 deaths を報告している。初めの 2例 in the remote health zone Bikoro が確認されたのは 10日前の 2018年5月8日だった。the 45 cases のうち,3人が医療従事者(1名死亡)であり,14人が検査により確定診断されている have been confirmed through laboratory testing ... WHO 事務総長は,2日以内に ring vacation with Merck's rVSV-ZEBOV が開始されることを認めている。1症例あたり 100から 150人の接触者に対してワクチンが提供されるだろうと説明されている。これはすなわち,第 1相ワクチン接種活動で 8000人から 1万人にワクチンが行われることを意味する。1-2週間かかるだろうと述べられている。Mbandaka の 3人を除いて,すべての患者は remote, rural areas での感染だが,120万人近い都市での最近の症例の確認は懸念すべき展開である。市内で確認された他の 2例は親類の葬儀出席のための rural travelers だった。Mbandaka を流れるコンゴ川 The Congo River は,コンゴ民主共和国と隣国の間を多数の人々が往き来するハイウェーと呼ばれている。万が一,さらに Mbandaka で患者が確認されれば,他国への感染拡大の脅威が増す。
当局者はまた,暴露後のエボラ発症予防のために実験的に使用された注射薬 the issue of ZMapp についても触れ,The DRC からの使用許可要請に応えて数日中に認可する見込みだが,投与手技の問題で(医療者が乏しい) Bikoro で使用できるかについては懐疑的であるとしている。
[3] Vaccination of UN staff
情報源 Reuters 2018年5月17日
エボラアウトブレイク発生に対し,コンゴ民主共和国での緊急対応にあたる World Health Organization and other United Nations staff に an unlicensed vaccine が接種される ... 18日に初めての接種が行われる。
情報源 Reuters 2018年5月17日
エボラアウトブレイク発生に対し,コンゴ民主共和国での緊急対応にあたる World Health Organization and other United Nations staff に an unlicensed vaccine が接種される ... 18日に初めての接種が行われる。
[4] Update summary
情報源 STAT News 2018年5月18日
... emergency use of ZMapp, a treatment of monoclonal antibodies の使用許可は与えられると思われるが,点滴で投与しなければならないため,Bikoro の医療環境での使用は難しいとの見解が,WHO 当局者から示されている
情報源 STAT News 2018年5月18日
... emergency use of ZMapp, a treatment of monoclonal antibodies の使用許可は与えられると思われるが,点滴で投与しなければならないため,Bikoro の医療環境での使用は難しいとの見解が,WHO 当局者から示されている
[5] Bordering countries: alert
情報源 Washington Post 2018年5月18日
18日現在,コンゴ民主共和国北西部で合計 11例のエボラ感染例 cases of the Ebola virus が確認され,ほか 2名は the bustling river port of Mbandaka で確認されている。The WHO は隣接する Congo's 9 bordering countries に警戒を強めるよう呼びかけている ...
情報源 Washington Post 2018年5月18日
18日現在,コンゴ民主共和国北西部で合計 11例のエボラ感染例 cases of the Ebola virus が確認され,ほか 2名は the bustling river port of Mbandaka で確認されている。The WHO は隣接する Congo's 9 bordering countries に警戒を強めるよう呼びかけている ...
[6] Response
情報源 NPR 2018年5月18日
18日,WHO officials は,エボラ感染例数が劇的に増加していないのは,よいニュースだと述べた。4月以降,45 suspected cases が報告され 25 人が死亡している。しかし,血液検査による確認作業は遅れており,エボラと確定診断されたのはこのうち 14例である ... 発生した地域が,アクセスが困難な地域であること等 ...
情報源 NPR 2018年5月18日
18日,WHO officials は,エボラ感染例数が劇的に増加していないのは,よいニュースだと述べた。4月以降,45 suspected cases が報告され 25 人が死亡している。しかし,血液検査による確認作業は遅れており,エボラと確定診断されたのはこのうち 14例である ... 発生した地域が,アクセスが困難な地域であること等 ...
[7] Cost of response
情報源 Science magazine 2018年5月18日
WHO's Health Emergencies Programme 責任者は,ワクチン 2 shipments of the vaccine はすでにコンゴ民主共和国に到着しており,接種対象者は 1万人に上り,21日に接種が開始されるだろうと述べた ... コストなど。
情報源 Science magazine 2018年5月18日
WHO's Health Emergencies Programme 責任者は,ワクチン 2 shipments of the vaccine はすでにコンゴ民主共和国に到着しており,接種対象者は 1万人に上り,21日に接種が開始されるだろうと述べた ... コストなど。
[8] Life in the Ebola zone
情報源 BBC 2018年5月18日
... the World Health Organization は, there was a "strong reason to believe that the outbreak can be brought under control". と述べている ...
Life in the Ebola zone
情報源 BBC 2018年5月18日
... the World Health Organization は, there was a "strong reason to believe that the outbreak can be brought under control". と述べている ...
Life in the Ebola zone
挨拶の握手を断られこと。Mbandaka の飲食店に手洗いの石けんと水が用意された。港の乗船客らの infrared thermometers による体温チェックが行われている ...
[ Mod.LK 注-アウトブレイクの発端についての議論が行われていない。葬儀 a funeral in Bikoro に参列した 11人中 7人が死亡したとされるが,発端となった患者はどのように感染したのだろう ... 感染する可能性のある動物肉として,コウモリ,霊長類,アンテロープ,ヤマアラシ porcupine などがある。野生動物の肉は通常,調理されたものを市場で購入することが多いので,狩猟や生肉の調理を行う人々の感染リスクが最も高い]
関連項目
● 狂犬病-ブラジル
PRO/AH/EDR> Rabies - Brazil: (PA) human
Archive Number: 20180519.5805172
Archive Number: 20180519.5805172
情報源 ISTOE [in Portuguese] 2018年5月16日
パラ州保健当局 The Para Health Department は,12 cases of human rabies in the state, including 6 deaths を報告しており,少なくとも 1例について感染が確定診断されている。2018年5月15日に the Hospital Regional de Breves 病院で患者が死亡し,Santa Casa de Misericordia in Belem と the Breves Regional Hospital にそれぞれ,小児 4人とおそらく成人 1人が入院中で,いずれも危険な状態にある。Melgaco 市, in the Marajo Archipelago の狂犬病対策として 14日,1000 doses of rabies vaccine ワクチンと 300 bottles of antirabies serum 抗血清が配布された。Melgaco からおよそ 70kmの,住民約 1000人の地域 the locality of Rio Laguna では,これまでに 500人がワクチンを接種された。当局によると,死亡した患者も含むすべての患者から血清が採取され,パスツール研究所 the Pasteur Institute, in Sao Paulo, a reference laboratory for the diagnosis of human rabies に送付されている ... 患者らの症状 ... Para 州では 2005年以降ヒトの感染例 Confirmed cases of human rabies は確認されていなかった。このときは,15 cases in the municipality of Augusto Correa and three in Viseu (northeastern Paraguay) が記録 - いずれも吸血コウモリ a blood-sucking bat から感染した。2004年には,Portel (municipality of Marajo) で 15 cases of the disease が記録され- 同じく,全ての患者が hematophagous bats により感染し,同年に the 6 cases confirmed in Viseu でも感染が確認されている。いずれの年の確定患者も死亡している。
the report: Rabies, humans, Brazil 2010-2017