2018年7月24日

リフトバレー熱(19)-ウガンダ
麻疹(46) PAHO、アルゼンチン、アマゾン、米国、台湾、モーリシャス、ウクライナ

リフトバレー熱(19)-ウガンダ
PRO/AH/EDR> Rift Valley fever - Eastern Africa (19): Uganda, WHO 
Archive Number: 20180724.5925173
[1]
6月28日、リフトバレー熱 An outbreak of Rift Valley fever (RVF) の発生が確認され、7月17日の時点で 8 cases (6 confirmed and 2 suspected), including 3 deaths (致死率: 42 percent) from west and central Uganda が報告されている。確定診断された 6例は以下の地域 5 different districts から報告された: one from Kasese, 2 from Isingiro, one from Ibanda, one from Mbarara, and one from Sembabule district。Mbarara Regional Referral Hospital を受診した疑い例の患者は、詳しい評価が行われる前に隔離病棟から脱走した。もう 1例の疑い例は隔離病棟に入院し、検査の結果を待っているところである。PCR at UVRI (Uganda Virology Research Institute) により確定診断が行われた。
[2]
情報源 Mbarara News 2018年7月22日
リフトバレー熱 the outbreak of the deadly Rift Valley fever (RVF) が発生し、the Ankole region および国内に不安が広がっている。出血熱が報告されているのは the districts of Isingiro, Kiruhura, Sembabule, Mbarara, Ibanda, and Kasese の各地域。 the Isingiro district alone で 2人が死亡した。異なる地域で少なくとも 5人以上が死亡したと報じられる一方、各地の病院で最大 7人が治療中と伝えられている ... Mbarara district health officer 保健当局者は市民に対し、動物の死体(の肉)を食べないよう注意を呼びかけた ...
[ Mod.TY 注-最初の The WHO report では 8 human cases (6 confirmed) and 3 deaths が示されている。またいずれの記事でも、広い地域 6 regions で患者が発生したとされている。家畜のワクチン接種には触れられていない。ヒトは感染動物との接触のほか、蚊族によってもリフトバレー熱ウイルス RVF virus に感染する。2018年、豪雨により低い草地に洪水が起きたと伝えられ ... 多数の蚊族が発生し、ヒトや動物に The RVF virus ウイルス感染が拡大する可能性がある。このウイルスは東アフリカに常在し、過去にもくりかえしアウトブレイクが発生している。基本的にはウシ、ヒツジ、ヤギ、ラクダなど家畜の反芻動物や、バッファローなどの野生動物が感染する。これらの動物では流産、死亡など、甚大な経済的損失をもたらせる。RVF はヒトにも感染し、多くの場合軽症ですむが、一部で重症化し死亡することもある。発熱、体力低下、歯肉や口腔からの出血を伴う。ヒトの感染の大部分は、と殺と食肉処理、家畜の出産介助などで起きている]
関連項目
Rift Valley fever - Eastern Africa (18): Uganda 20180720.5915630 

麻疹(46)
  PAHO、アルゼンチン、アマゾン、米国、台湾、モーリシャス、ウクライナ
PRO/EDR> Measles update (46): Americas, Asia, Indian Ocean, Europe
Archive Number: 20180724.5924938
[1] PAHO: 20 July 2018: Measles - Epidemiological Update
情報源 PAHO/WHO 2018年7月23日
Between epidemiological week (EW) 1 and EW 28 of 2018, 2472 confirmed measles cases were reported by 11 countries in the Region of the Americas: Antigua and Barbuda (1 case), Argentina (5 cases), Brazil (677 cases), Canada (19 cases), Colombia (40 cases), Ecuador (17 cases), Guatemala (1 case), Mexico (5 cases), Peru (3 cases), the United States (91 cases), and the Bolivarian Republic of Venezuela (1613 cases).
[2] アルゼンチン (Argentina): alert
情報源 The Bubble 2018年7月20日
20日、アルゼンチン保健省 the Argentine Ministry of Health は、国内の乳児 2名の麻疹感染 reported cases of measles in babies が確認されたとして、注意喚起を行った。19日にブエノスアイレス Buenos Aires で 2例の感染が確定診断されたと発表された。各保健当局に、ワクチン接種状況や発熱性発疹疾患 the febrile exanthematic disease を注視するよう指示されている。2人の患児はいずれもワクチン接種月齢に達していない、 a 5-month-old boy from the City of Buenos Aires, と a 6-month old girl from the Province of Buenos Aires だった ... 2人の患児らに渡航歴はなかったが、接触者の渡航歴が調査されている。6ヶ月の患児には、タイ旅行で麻疹に感染したワクチンを接種していない 21歳男性との接触が感染の原因であると結論されている。
[3] アマゾン Amazonas
情報源 Efecto Cocuyo [in Spanish] 2018年7月18日
地域保健当局者 The regional director of health of Amazonas は、7例のヤノマミ族 indigenous people of the Yanomami ethnic group in the Alto Orinoco municipality の麻疹感染を確認した。4月以来 the communities of Oroshi and Irotha で採取されている検体の結果と一致した ... ブラジル政府当局は、the border state of Roraima において 412例の麻疹を報告し、確定されたのは 200例にとどまっているが、57例がベネズエラ由来で、34例がコミュニティ内の感染だった。麻疹の再興が起きているのはヤノマミに限らない。4月には the Kape Kape civil association が the death of at least 12 children of the Warao community in the Delta Amacurostate を明らかにした。続いて the Pan American Health Organization (PAHO) も the death of 33 indigenous people of the Warao ethnic group and the import of cases to Brazil, Colombia, Peru and Ecuador を報告した ...
[4] 米国 (Illinois, Cook County): travel associated
情報源 Chicago Tonight 2018年7月23日
郡保健当局 Cook County Department of Public Health officials は、麻疹感染が続いている郡を旅行した、予防接種を受けていない麻疹感染例 a confirmed case of measles in a Cook County resident を報告した ...
[5] 台湾 Taiwan alert
情報源 Taipei Times 2018年7月22日
21日保健当局 the Ministry of Health and Welfare's Centers for Disease Control (CDC) は、今年の麻疹患者数が 30例に達したとして、市民に注意を呼びかけた ... 7年ぶりの記録で、18例が国内での感染によるもので、12例はタイなどの東南アジアへの海外旅行が関係していた ...
[(米CDCによると) ... 麻疹ウイルスは最長 2時間にわたって患者が咳やくしゃみをした空気中に残存し ... 90%の免疫のない濃厚接触者を感染させる。発疹出現の 4日前から 4日後まで感染の可能性がある]
[6] モーリシャス
情報源 Outbreak News Today 2018年7月23日
The World Health Organization (WHO) は、3月後半に発生したモーリシャスのアウトブレイクにより、453人の麻疹感染 cases of measles が発生し、3人が死亡したと明らかにした。the WHO African weekly outbreaks bulletin for the week ending 20 Jul によれば、ピークは 6月18日までの 1週間で、80例以上が確認された。すべて 9 districts から報告されており、致死率は 0.7 percent にとどまる。死亡した 3人は 29~31歳の若年女性でワクチン接種状況は不明だが、いずれも免疫不全 immuno-deficient の患者だったため、脳炎や敗血症を併発した。最も多い年齢層は 0~9歳児、次いで 20~39歳である。地域では the west of the island including Port Louis, Black River and Plaines Wilhems に多い。患者の 45%が麻疹ワクチンを接種されていなかった。29%が 1回の接種、26%については接種歴不明だった ... 今回のアウトブレイクは 2009年以来で、モーリシャスは東アフリカ地域内で最もワクチン接種率が高い国の 1つだったが、ここ 2年間に接種率が低下していた。
[7] ウクライナ
情報源 Ukrinform 2018年7月24日
7月15日までの 1週間に合計 882人が麻疹に感染した。Kyiv region で生後 21ヶ月の幼児 1名が合併症により死亡したと、保健当局 the Public Health Center of the Health Ministry of Ukraine が報告した。2018年初以来、24 027人: 9682 adults and 14 345 children が感染し、12人: 8 children and 4 adults が死亡した" と報告されている。"the 29th week of 2018 に、 882 people : 369 adults and 413 children が感染し、前週に比べ 3.1 percent 増加している ...
(現在)年初からの患者数は 26 692 people have contracted measles: 10 800 adults and 15 892 children.
(地域)Lviv region (4989 people: 1568 adults and 3421 children), Zakarpattia region (2890 people: 537adults and 2353 children), Ivano-Frankivsk region (2596 people: 744 adults and 1852children), Odesa region (2063 people: 1028 adults and 1035 children), the city of Kyiv (1854 people: 1139 adults and 715 children) and Ternopil region (1388people: 540 adults and 848 children).