サルモネラ菌感染症 米国(2件) 生魚 レストラン,トカゲ
レプトスピラ症 キューバ 獣医師 農業関係者,ホンジュラス 洪水
● サルモネラ菌感染症 米国(2件) 生魚 レストラン,トカゲ
_Salmonella_ Outbreak Linked to Fish
PRO/AH/EDR> Salmonellosis, st Litchfield - USA: fresh fish, restaurants
Archive Number: 20221020.8706280
情報源 CDC 2022年10月20日
Fast Facts
Illnesses: 33
Hospitalizations: 13
Deaths: 0
States: 3
Recall: No
Investigation status: Active
複数の州で発生したサルモネラ菌感染症アウトブレイク a multistate outbreak of _Salmonella [enterica_ serotype] Litchfield infections について,関係各局 CDC, public health and regulatory officials in several US states, and FDA は協力して情報収集に努めている。疫学,検査,追跡データから,Mariscos Bahia, Inc. からレストランに卸された生魚 fresh fish の菌による汚染と,それによる患者の感染が疑われている。
Epidemiologic and Traceback Data
19日時点で 3つの州の合計 33人の,アウトブレイクの原因となったサルモネラ菌 the outbreak strain of _Salmonella_ Litchfield の感染が報告されている。発症日は,6月14日から 9月18日までに分かれている(see timeline )。
State of Residence / Number of Sick People
Arizona / 11
California / 21
Illinois / 1
患者の年齢は 1歳から67歳までの中間値 32歳で,情報が得られた 26人中13人が入院し,死亡は報告されていない ...
_Salmonella_ Outbreaks Linked to Pet Bearded Dragons
PRO/AH/EDR> Salmonellosis, st Vitkin & IIIb 61:z52:z53 - USA: bearded dragon
Archive Number: 20221020.8706273
情報源 CDC 10月18日
Fast Facts
Illnesses: 23
Hospitalizations: 8
Deaths: 0
States: 15
Investigation status: Active
2件のサルモネラ菌感染症アウトブレイク multistate outbreaks of _Salmonella_ infections with serotypes Vitkin and IIIb 61:z52:z53 についての情報収集が行われており,Epidemiologic and laboratory data から,ペットのトカゲ pet bearded dragons との関連が示されている。
Epidemiologic Data
12日現在,合計 23人の the outbreak strains of _Salmonella_ Vitkin (10 people) and _Salmonella_ IIIb 61:z52:z53 (13 people) 感染が 15 states から報告されており,発症日は ranging from 24 Mar 2021, to 13 Sep 2022 (see timeline ) である。
State of Residence / Number of Sick People
California / 3
Idaho / 1
Iowa / 2
Kentucky / 1
Michigan / 1
Minnesota / 2
New Jersey / 1
New York / 3
Ohio / 2
Oklahoma / 1
Pennsylvania / 2
Tennessee / 1
Utah / 1
Virginia / 1
Wisconsin / 1
感染した患者の年齢は 1歳から75歳までの,中間値は 2歳で,10人 (43%) が 1歳未満の乳児である。情報が得られた 17人中,8 (47%) が入院となったが,死亡は報告されていない ...
● 腸管出血性大腸菌 米国 ヤギ農場キャンプ
An Outbreak of Shiga Toxin-Producing _E. coli_ O157:H7 Associated with a Goat Husbandry Summer Camp in Rutherford County, Tennessee - June 2022
PRO/AH/EDR> E. coli EHEC - USA (16): (TN) O157, goat husbandry camp, fatal
Archive Number: 20221020.8706272
情報源 Tennessee Department of Health 2022年10月19日
Background
6月22日,テネシー州保健当局 the Tennessee Department of Health (TDH) は,州内の農場でのキャンプ a goat husbandry summer camp at a local farm in Rutherford County, Tennessee に参加後,大腸菌 Shiga Toxin-producing _E. coli_ (enterohemorrhagic _E coli_EHEC) O157:H7 感染によりフロリダ Florida 州で入院となった小児についての連絡を受けた。同 25日に患児の母親から,兄が同じキャンプに参加していた 2歳児が,溶血性尿毒症症候群 hemolytic uremic syndrome (HUS) のため Vanderbilt in Nashville, TN で入院しているとの情報が入った。Vanderbilt Medical Center's electronic medical records 医療記録から,EHEC に感染し HUS のため入院となった小児患者が確認された ...
Epidemiology:
82人サマーキャンプに参加 summer camp attendees were present at Farm X from 6/6/22 - 6/24/22. 合計 53 (65%) surveys が完了し,12 cases and 58 controls included in the final analysis。合計 12 primary cases (2 confirmed, 10 probable) and 2 2ary cases (1 confirmed, 1 probable) が特定された ...
キャンプ活動の内容,環境衛生,検査結果,討論 ... 原文参照願います。
● レプトスピラ症 キューバ 獣医師 農業関係者,ホンジュラス 洪水
キューバ
PRO/AH/EDR> Leptospirosis - Cuba: (CA) veterinarians, agricultural & community workers
Archive Number: 20221020.8706270
情報源 CiberCuba [in Spanish] 2022年10月19日
Ciego de Ávila では 2022年のこれまでに,少なくとも 5例のレプトスピラ症 cases of leptospirosis が確認されている。12例に疑われる症状が見られたが,検査で確定診断されたのは 5例のみである。3例については,the Pedro Kourí Institute of Tropical Medicine Havana での検査の結果が待たれている。感染源として最も可能性が高いのは家畜とげっ歯類の汚染された尿のほか,汚染された土壌や植生との接触もあると指摘されている。地域内 in this province で最も感染リスクが高いグループは,農業および畜産業従事者,獣医師である。洪水被害のある地域の住民も含まれるとしている。
ホンジュラス
PRO/AH/EDR> Leptospirosis - Honduras: flooding
Archive Number: 20221020.8706263
情報源 Proceso Digital [in Spanish]
保健省 the Ministry of Health データによると,2022年にホンジュラス Honduras で登録されたレプトスピラ症が疑われる症例 the 146 suspected cases of leptospirosis のうち,36 cases were laboratory-confirmed とされている。症例が確認された地域は,Metropolitan Central District, Metropolitan San Pedro Sula, Atlántida, Comayagua, Cortés, Choluteca, El Paraíso, Gracias a Dios, La Paz, Olancho, Santa Bárbara, Valle, and Yoro である。最も多い感染経路は,感染のある動物の血液,組織,臓器,尿との接触で,まれなものとして汚染された食品や水の摂取がある ... 特に最近豪雨による洪水の被害を受けた地域では,げっ歯類の住処とならないよう,住居の周りの保清が呼びかけられている ...
● レジオネラ症 米国
PRO/EDR> Legionellosis - USA (14): (VT) cluster, RFI
Archive Number: 20221020.8706271
情報源 Outbreak News Today 2022年10月19日
バーモント州保健当局 Vermont health officials は,レジオネラ症クラスター a cluster of legionnaires' disease in Franklin County の調査を行っていると明らかにした。5人の感染が確認され,うち1例の 70代の死亡が含まれているが,感染源は特定されていない。between 12 and 29 Aug 2022 に the Health Department に報告があり,the St Albans area に集中して発生している。感染源は特定されていないが,residents of St Albans and Franklin County の感染リスクはきわめて低いとされている ..
● マラリア パキスタン 洪水関連
PRO/EDR> Malaria - Pakistan: increase associated with widespread flooding
Archive Number: 20221020.8706260
情報源 WHO 2022年10月17日
[厚労省・検疫所 FORTH より]
発生状況一覧
2022年1月から8月にかけて、パキスタン・イスラム共和国(以下、「パキスタン」)では、340万件以上のマラリアの疑い例が報告された。これは、2021年に報告された260万件の疑い例と比較して非常に多くなっている。17万件以上の症例に対して検査が行われ、そのほとんどが三日熱マラリア原虫が原因と報告された。2022年6月中旬の大規模な洪水の後、バロチスタン(Balochistan )州とシンド(Sindh)州で患者が急増し、全確定患者の78%がこの2州で発生している。今回の大規模な洪水が国の保健システムの能力に影響を与えていることを考慮すると、リスクは非常に高いと評価されている。
発生の概要
パキスタンではマラリアが風土病として存在している ... 17万件以上の症例に対して検査が行われ、そのうちの77%が三日熱マラリア原虫、23%が最も重症で致命的な症例に関連する熱帯熱マラリア原虫に起因している。
パキスタンは2022年6月に大規模かつ壊滅的な洪水に見舞われ、3300万人以上が被災し、81地区が被災地として宣言され、保健インフラに大きな打撃を受けた。洪水の後、マラリア症例の報告が急増した。シンド州では、2021年8月に報告された19,826件のマラリア患者に対し、2022年8月の患者報告数は69,123件に達している。バロチスタン州では、2021年8月に22,032件の報告に対し、2022年8月には41,368件の確定症例が報告されている。この2つの州を合わせると、2022年にパキスタンで報告された全確定症例の78%を占める。62の大きな被害を受けた地域からの報告では、2022年8月に178,657例、2022年9月には210,715例のマラリア症例が報告されている ...
● 肺線虫,ウシ 英国
PRO/AH/EDR> Lungworm, cattle - UK: seasonal alert, control
Archive Number: 20221020.8706259
情報源 Dairy Reporter 10月17日
夏の干ばつに続く湿潤気候と降雨により,放牧されたウシの間で肺線虫の感染 lungworm infections が増加するおそれがあるため,咳や体重減少などの呼吸器障害 respiratory distress のサインを見逃さないよう,The Control of Worms Sustainably (COWS) Group が警告している。
● 口蹄疫 モザンビーク,ナミビア
モザンビーク
Foot-and-mouth disease virus, Mozambique
PRO/AH/EDR> Foot & mouth disease - Mozambique (03): (NS) cattle, untyped, WOAH
Archive Number: 20221020.8706251
情報源 WOAH, WAHID (World Animal Health Information Database), weekly disease information 2022 10月18日
Started: 14 Oct 2022
Reason for notification: 1st occurrence in a zone or a compartment
Causal agent: Foot and mouth disease virus
Outbreak location: Nakoma, Mecanhelas, Nassa [Niassa]: village
種/個体数/感染/死亡/廃棄/と畜/ワクチン接種
ウシ Cattle / 5340 / 42 / 0 / 0 / 0 / 0
ナミビア
Foot-and-mouth disease virus (inf. with), Namibia
PRO/AH/EDR> Foot & mouth disease - Namibia: (CA) cattle, st pending, WOAH
Archive Number: 20221019.8706250
情報源 WOAH-WAHIS (World Animal Health Information System) 2022 10月18日
Started: 13 Oct 2022
Reason for notification: recurrence
Last occurrence: 13 Feb 2022
Causal agent: foot-and-mouth disease virus
Subtype: pending
Outbreak location: Kabulabula, Kabe, Zambezi: village
種/個体数/感染/死亡/廃棄/と畜/ワクチン接種
ウシ Cattle / 230 / 14 / 0 / 0 / 0 / -
● エシャロットの病気 インド
PRO/PL> Basal rot, onion - India: (TN)
Archive Number: 20221020.8706258
情報源 The New Indian Express 2022年10月17日
真菌及び細菌による病気である Basal rot による被害が,エシャロット shallot crops in Perambalur districta disease で発生している。2022年まで 3年連続して発生があった。2022年の地区内の作付けは 2000ha 以上に及ぶ