ProMED-mail 情報: 2023年2月27日

鳥インフルエンザ，ヒト（07）カンボジア H5N1

●　麻疹　ガーナ南アインド米国

PRO/EDR> Measles update (11): Ghana, South Africa, India, USA

Archive Number: 20230227.8708629

[1] ガーナ Ghana (Northern Region)

　情報源 GH Headlines, a Pulse.com report 2023年2月26日

the Northern region において，2022年末までにおよそ120例の麻疹感染 cases of measles が確認されている。ワクチンの不足が原因と，小児科医ら the Paediatric Society of Ghana が述べている ...

定期接種プログラムでは Under the routine vaccination program，結核 tuberculosis (TB) disease ワクチンの Bacille Calmette-Guérin (BCG); 経口ポリオワクチン oral polio vaccine 0 (OPV); 麻疹-風疹 measles-rubella; 髄膜炎，ジフテリア，破傷風，百日咳 meningitis and diphtheria, tetanus, pertussis (whooping cough) の接種が行われる。ポリオ polio [不活化?], B型肝炎 hepatitis B and b型インフルエンザ菌 Haemophilus influenza type B (DPT/Hep B/ Hib 1) も（前述の）6 infectious diseases とともに接種が行われる ...

[2] 南アフリカ South Africa (Western Cape)

　情報源 Biz Community 2023年2月27日

the Cape Metro における麻疹アウトブレイクの最中，市保健当局 the City of Cape Town's health department は保護者らにこどもへの接種を呼びかけている。The National Institute for Communicable Diseases が流行を宣言し，6 affected provinces における最新の感染者数は 600人を超えており，10年ぶり以上で最悪のアウトブレイクとなっている ...

[3] インド India [Madhya Pradesh state]

　情報源 The Times of India (TOI), Times News Network (TNN) 2023年2月24日

Indore district [Madhya Pradesh state] で新たに11例の麻疹感染 new cases of measles が確認され，23日現在の累計感染者数が31例となった。感染は少なくとも at least 3 new areas - Bombay Bazaar (1), Janki Nagar (2), and Madina Nagar (2) に拡大し，このほか Khajrana (1), Chandan Nagar (3), and Juna Risala (2) からも新たな感染が報告された。areas like Khajrana, Chandan Nagar, Azad Nagar, and Juni Indore under the limits of the city に集中している ...

[4] 米国 USA (Kentucky)

　情報源 Lexington Herald Leader 2023年2月25日

18日の the spiritual revival at Asbury University に参加した a Jessamine County 住民の，新たな麻疹感染例 A case of measles が確認され，参加者らにウイルスへの暴露のおそれがある。この住民はワクチンを接種していなかった ...

●　鳥インフルエンザ，ヒト（07）カンボジア H5N1

PRO/AH/EDR> Avian influenza, human (07): Cambodia (PY) H5N1, endemic clade, negative contacts

Archive Number: 20230227.8708621

[1] カンボジア Cambodia case H5N1 clade: Cambodia CDC Facebook

　情報源 Cambodia CDC Facebook [in Khmer] 2023年2月25日

Roleang village, Romlech commune, Sithor Kandal district 少女の主な死因となった鳥インフルエンザウイルス The H5N1 bird flu virus は，カンボジア国内でこの数年間もっとも多く確認されているウイルスである:

- The H5N1 avian influenza virus (clade 2.3.2.1c) は，世界の他の地域で確認されている鳥インフルエンザウイルス the H5N1 bird flu virus と異なっている ...

[2] カンボジア Cambodia case: additional clade comments

　情報源 Reuters 2023年2月26日

カンボジアで鳥インフルエンザ H5N1 avian influenza に感染した 2人のウイルスが，国内に常在し循環する種類 an endemic clade of bird flu circulating in the country であると，米国の the U.S. Centers for Disease Control and Prevention (CDC) が明らかにした。

先週報告されたこれらの症例について，2020年に新興し最近世界各国で多数の鳥類を死亡させている a new strain of H5N1, clade 2.3.4.4b の感染ではないかと懸念されていたが，これまでのところ違っているようである。

遺伝子解析の暫定結果で H5 clade 2.3.2.1c であることが確認され，これは数年前からカンボジア国内で循環し，時折ヒトの感染の原因となっていたウイルスであったと，25日の the CDC の発表で明らかにされた ...

現時点でヒトからヒトへの感染を示す証拠はない，と付け加えられている ... 　

遺伝子解析が判明したのは（死亡した）女児のみで，（もう1人の無症状で検査が陽性となった）父親のウイルスについては現在解析中であると説明されている ...

[3] 29 contacts negative including the 2nd individual that previously tested positive

　情報源 Khmer Times 2月26日

保健省 The Ministry of Health は，22日に 11歳女児が死亡した a village in Prey Veng province 村内で鳥インフルエンザ Highly Pathogenic Avian Influenza A(H5N1) 検査を受けた 29人はすべて陰性であったと明らかにした。Permanent Secretary of the Ministry of Health は，the H5N1 test results conducted by the Institut Pasteur and the Institute of Public Health が昨夜行われたと説明した ...

"さらに， ... [以前の検査で陽性となった] 父親も含め，今回の検査結果はすべて陰性であり ... "

[Mod.JH－ Sequencing により死亡したカンボジアの患者の the H5N1 virus は，世界中の他の地域で感染が発生中の the 2.3.4.4b clade virus ではなく，カンボジアに常在し感染循環する clade 2.3.2.1c であることが示された。29 contacts の検査では，先に検査陽性とされた患児の父親も含め，陰性の結果であった。感染が事実であれば，初めの死亡患者より先に感染していたのでなければ，父親からのウイルス排出の継続があることを心配していたが，（父親の）当初の陽性結果は environmental contamination である可能性が高まった。the Cambodian CDC が濃厚接触者らの抗体陽転についても追跡することが望ましい ... ]

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