鳥インフルエンザ,ヒト(15)中国 H3N8 WHO
● ウェルシュ菌食中毒 スペイン ベトナム産スパイス
PRO/EDR> Clostridium perfringens foodborne illness - Spain: spice ex Viet Nam, alert/recall
Archive Number: 20230416.8709537
情報源 Food Safety News 2023年4月16日
ベトナム産のシナモン ground cinnamon が関係するアウトブレイクで,スペインで少なくとも30人がウェルシュ菌食中毒 _Clostridium perfringens_ foodborne illness を発症し,嘔吐や下痢の症状を訴えた。食品安全当局 The Spanish Agency for Food Safety and Nutrition (AESAN) によると,マドリードの当局者 officials in Madrid が市販のシナモン中でウェルシュ菌を確認 _Clostridium perfringens_ in a brand of ground cinnamon したと報告し,700gのプラスチック容器入りの Especias Pedroza brand ground cinnamon の回収が行われている。batch numbers and best-before dates A220079 on 31 Dec 2023, and A222605 on 28 Feb 2026 ...
ウェルシュ菌 _Clostridium perfringens_ は芽胞を形成し,加熱,乾燥その他の環境条件下でも生存可能となる。不適切な温度での保存などの条件で,芽胞が活動型の細菌に変化し,食品中で増殖する。ウェルシュ菌に汚染された食品を摂取すると,トキシンが生成され疾患の原因となる。ウェルシュ菌による食中毒は通常,加熱不十分の食品が長時間冷まされなかったり,低い温度で放置 at a hot enough temperature されたときに起こる。トキシンを摂取して6-24時間後に,腹痛や胃痛の症状を発症し,その後下痢が起きる。嘔気もよく見られる症状で,24時間症状が継続するが死亡例はまれである。
[Mod.LL- 産生されたトキシンの摂取によるブドウ球菌食中毒 staphylococcal foodborne illness と異なり,ウェルシュ菌食中毒では,体内の消化管内でエンテロトキシンが産生される。a previous version of the FDA Bad Bug Book からの抜粋: ... 原文参照願います]
● ブラストミセス症 米国
PRO/EDR> Blastomycosis - USA (04): (MI) Upper Peninsula, paper mill, fatal
Archive Number: 20230416.8709536
情報源 CBS News 2023年4月14日
ミシガン州の製紙工場 a northwest Michigan paper mill におけるブラストミセス症 an outbreak of blastomycosis により,1人が死亡,ほか96人が感染したと,14日現地保健当局が明らかにした。典型的にはまれであるが死亡する可能性のあるこの真菌感染症の,かつてない感染者数の発生について,連邦政府当局による,より詳しい調査が行われる予定である。Public Health Delta & Menominee Counties の the Escanaba Billerud Paper Mill におけるアウトブレイクに関する最新の報告では,症状のある患者からの検体の検査で同菌が確認された確定診断例は21例であり,ほか症状があり抗体または抗原検査が陽性の76 cases が "probable" とされている ...
関連項目
Blastomycosis - USA (03): (MI) Upper Peninsula, paper mill, RFI 20230410.8709425
● インフルエンザ mRNA ワクチン
PRO/AH/EDR> Influenza (06): UAE, mRNA vaccine efficacy, influenza A & B, RFI
Archive Number: 20230416.8709525
[1] UAE: flu cases surge/symptoms recurring in patients
情報源 Khaleej Times 2023年4月11日
国内のインフルエンザ感染例が増加しつつあり,再燃の傾向が見られると報告されている。2週間前から増加している。寒冷と乾燥のシーズンとなり,より感染拡大が容易となっていると,head of department and specialist internal medicine, LLH Hospital が述べた。
[2] Moderna mRNA influenza vaccine
情報源 Fierce Biotech 2023年4月11日
モデルナ社初の季節性インフルエンザワクチン Moderna's 1st seasonal flu vaccine は,進行中の第3相臨床試験の中間解析で良好な成績を示せていない。mRNA-1010 と命名されたこのワクチンは,北半球での臨床試験の中間解析 the interim analysis of a late-stage trial において,十分な症例数に足りていないため,early success を宣言するために必要な統計上の閾値に達していない。安全上の懸念事項は一切認められていないものの,the independent Data and Safety Monitoring Board 委員会から,次回の解析に向けて efficacy follow-up をもって the trial を継続するよう勧告を受けたと同社が述べた。臨床試験の参加者の免疫原性の暫定解析も終了しており,mRNA-1010 は認可済みのワクチンとの比較で both influenza A strains に対して more effective ことを示す geometric mean titer ratios であったが,both influenza B strains との比較では非劣性 "non-inferiority" に留まる結果であったと同社は説明している ...
● デング熱(05)ソロモン諸島,フィリピン,マレーシア
PRO/AH/EDR> Dengue/DHF update (05): Asia, Oceania
Archive Number: 20230416.8709528
[1] ソロモン諸島 Solomon Islands
情報源 Outbreak News Today 2023年4月4日
Honiara including Malaita, Central Islands, Guadalcanal and Temotu Provinces において現在マラリア及びデング熱 the number of malaria and dengue cases の増加が見られるものの,アウトブレイクにはなっていないと,保健当局者 the Head of the Ministry of Health and Medical Services (MHMS) Malaria Program が31日明らかにした。説明によれば,デングについては新たな株の感染循環が認められたときにのみアウトブレイクが発生するという。現在2型ウイルスが確認されているが,国内ですでに感染循環しているもので,これまでにデング熱の検査された検体はすべてで確認されていると述べた ...
マラリアについて,現在抗三日熱マラリア Vivax malaria 薬 primaquine の在庫が減少しているために患者の服用が減ったためと述べた。Vivax は2022年の国内の約60%を占めていた。Honiara, Central Islands, Malaita, and Temotu provinces を中心に症例数が増加していると述べた ...
[2] フィリピン Iloilo, Philippines
情報源 Panay News 2023年4月5日
A total of 40 towns in this province, including Passi City, have recorded cases of dengue. From 1 Jan to 25 Mar 2023 the province had 361 cases, or 315% more than the 114 cases and 6 deaths recorded in the same period in 2022, data from the Iloilo Provincial Health Office (IPHO) showed ...
[3] マレーシア Malaysia
情報源 The Star 2023年4月4日
3日新たに1例のデング熱による死亡が確認され,2023年のこれまでの累計死者数が18例となった。the iDengue site によると,累計 2万9 143 dengue cases in the country from 1 Jan to 3 Apr 2023 が報告されており; Selangor led all states and territories with 14 933 cases, followed by Sabah (2916), Kuala Lumpur (2669), Penang (2450), Johor (1949) and Kedah (1058).
関連項目
Dengue/DHF update (02): Africa, Asia, therapeutic development halted 20230309.8708830
● 細菌性髄膜炎 米国
PRO/EDR> Meningitis, bacterial - USA: (CO) fatal, teachers, high school, susp., RFI
Archive Number: 20230416.8709535
情報源 Daily Caller 2023年4月14日
4月初め以降コロラド州 Cherry Creek School District in Colorado で3人の教師が死亡し,うち少なくとも2人について細菌性髄膜炎 a suspected outbreak of bacterial meningitis が疑われている。Eaglecrest High School in Aurora の23歳と63歳の教師が,2023年4月はじめの同じ週末に死亡したと報じられている。いずれも死亡までに細菌性髄膜炎とみられる症状が認められていた。死後剖検が行われたが,13日の時点で死亡原因は明らかにされていない。12日まで生徒と職員は自宅待機となっている。濃厚接触者を特定する作業が続けられている。この地区では,同じ週末に3人目となる体育の教師の死亡も発生している。細菌性髄膜炎と関連しないと考えられていると伝えられている。
● 鳥インフルエンザ,ヒト(15)中国 H3N8
PRO/AH/EDR> Avian influenza, human (15): China (GD) H3N8, fatal, WHO
Archive Number: 20230416.8709524
[1] 中国 China (広東省・Guangdong): fatality
情報源 Outbreak News Today 2023年4月10日
In a follow-up on the human H3N8 avian influenza case in Zhongshan City, Guangdong province(広東省・中山市)の鳥インフルエンザ感染例の報告の中で, the World Health Organization (WHO) からいくつかの新たな詳細情報が付け加えられた:
症例は広東省の56歳女性で,発症日は2023年2月22日であり,サーベイランスシステム severe acute respiratory infection (SARI) surveillance systems を通じて検知された。3月3日に重症肺炎のため入院となり,同16日に死亡した。患者には複数の持病があり,発症前に生きた鳥との接触があった。報告時点で,濃厚接触者の中で発症した者は確認されていない。自宅及び発症前に訪れた市場 the wet market の環境調査が行われ,the wet market で採取された検体の検査で H3 ウイルスが陽性となっている。4月10日までに合計3例の laboratory-confirmed cases of human infection with influenza A(H3N8) virus with one death が WHO in the Western Pacific Region に報告されている。
[2] 米国 US CDC report
情報源 US CDC 2023年4月10日
広東省保健当局 The Guandong Provincial Center for Disease Control and Prevention が3月26日,ヒトの鳥インフルエンザ感染例 a human infection with avian influenza A(H3N8) virus in China, or "H3N8 bird flu" について報告した。これまでに H3N8 bird flu viruses の感染が確認された3例目 the 3rd human infection の症例である。過去の2例はいずれも中国から2022年に報告されている ...
Background
- H3N8 viruses が初めて確認されたのは野鳥 wild birds in the 1960s で,その後他の動物でも確認されている。
- Avian influenza H3N8 viruses は中国国内の家きんで散発的に確認されており,2022年のヒトの感染例と遺伝学的に近いことが確認されている ...
Information on H3N8 human infections
...
2022年に確認された H3N8 viruses の感染例はいずれも小児で,1例目は2022年4月に庭先飼育のニワトリと野生のダックへの暴露のある小児で,重症となり入院している。2例目は2022年5月に生きた家きんのいる市場を訪れた小児で,症状は軽症であった。これら2例の濃厚接触者はすべてインフルエンザAウイルス検査で陰性であり,両患児とも回復している。
United States situation
H3N8 bird flu has never been detected in the United States in people; however, H3N8 viruses of a different genetic lineage have been detected in U.S. wild birds(野鳥)and some mammals(ほ乳類)in the past. In 2011, there was an outbreak of H3N8 viruses among harbor seals(アザラシ)in New England that caused the deaths in 162 seals [5] ...
[3] WHO, Disease Outbreak News (DONs) report
情報源 WHO Disease Outbreak News 2023年4月11日
[厚労省・検疫所 FORTH 参照願います]
Situation at a glance
2023年3月27日,鳥インフルエンザ感染例 one confirmed case of human infection with an avian influenza A(H3N8) virus について中国政府当局 the National Health Commission of the People's Republic of China が WHO に報告した。3例目の an avian influenza A(H3N8) virus のヒトの感染例で,3例はすべて中国から報告されている。疫学調査と濃厚接触者の追跡が行われている。感染例の濃厚接触者の中で,他の症例は確認されていない ...
Description of the situation
... 患者は a 56-year-old female from Guangdong province で,発症日は2023年2月22日であった。3月3日に重症肺炎のため入院となり,その後同16日に死亡した。重症急性呼吸器感染症サーベイランスシステム the severe acute respiratory infection (SARI) surveillance system を通じて検知された( ... [1] と重複)
Epidemiology of the disease
Public health response
WHO risk assessment
WHO advice
[Mod.JH- 残念ながら 20230329.8709207 の症例が死亡した。以前述べたとおり,this H3N8 は三重再集合ウイルス a triple reassortant with the European avian H3 gene, the North American avian N8 gene, and internal genes from H9N2 であり,the truly global plasticity of influenza reassortments を表している。the CDC が示すとおり,他の系統 other lineages of H3N8 が動物の間で普遍的に確認されており,the equine H3N8 virus は米国内のイヌに感染し保護施設でアウトブレイクを発生させている。春の温かな気候がヒトの鳥インフルエンザ感染を減少させることを望む]
関連項目
Avian influenza, human (12): China (GD) H3N8 20230329.8709207
◎ 鳥インフルエンザ,ヒト(14)H5N1,変異
PRO/AH/EDR> Avian influenza, human (14): H5N1, viral mutations
Archive Number: 20230416.8709523
[1] チリの患者の検体における変異
Mutations in Chilean patient's virus specimen
情報源 New York Times 2023年4月14日
3月に感染したチリ人男性から分離された鳥インフルエンザウイルス A sample of avian influenza には,ほ乳類への適応を示唆する2か所の遺伝学的変異 genetic mutations が含まれていたと,the Centers for Disease Control and Prevention の当局者が13日報告した。the PB2 gene としてすでに知られているこれらの変異により,ほ乳類の細胞内での増殖がより効率的に行われることが示されている。公衆衛生上のリスクは低いままとされ,現在も入院中のこのチリ人男性に関係する,他のヒトの感染例は確認されていない。加えて,H5N1 においてヒトの間で効率的に感染伝播が起こるのに必要な他の変異もなかった。H5 亜型が鳥インフルエンザからヒトのウイルスに変化するためには,必要な3つの変化 major categories of changes を経なければならず,チリの患者のウイルス遺伝子はこのうち最も起こりやすい変化 the easiest one だったと述べられている。PB2 mutations は他のほ乳類でも確認されている。おそらく,自身の感染経過中に生じた変異である可能性が高いと説明されている ... やや長文です。
[2] Additional mutations needed for sustained human to human transmission
情報源 Science 2023年4月6日
...
ウイルス学者らは現在,H5N1 がほ乳類の間で感染拡大するようになるため,いくつかのタンパクが変化しなければならないと考えている。注視しているのはポリメラーゼ the polymerase で,ウイルスが細胞内に侵入後に RNA ゲノムを複製するのに使われる。このためポリメラーゼは宿主の細胞内タンパクを取り込む co-opt 必要があり,現時点ではほ乳類の相対する分子よりも鳥類の分子により合わせて調整されている。one subunit of the polymerase, PB2 における様々な変異の組み合わせによって,この酵素がほ乳類においてより機能しやすくなる可能性がある。しかし知られているのは,627K と呼ばれる変異のみで ... the 1918 flu のウイルスにおいて初めて記述された。どのような経路であれ,H5N1 がヒトの病原体になるためには an altered PB2 が必要であり,それが第一歩と述べられている ...
しかしながら,H5N1 によるパンデミックが発生するには,宿主細胞の炭水化物への付着を助けるヘマグルチニン hemagglutinin に複数の変化が必要である。鳥類とほ乳類では,この炭水化物の形状が異なっているため,H5N1 のヘマグルチニンの形状の変化が必要となる。ヒトに適合するヘマグルチニンを有していないインフルエンザウイルスが,ヒトの間で感染伝播したことはない。Q226L and G228S の1対のアミノ酸の変化が,ほ乳類の細胞に付着するようヘマグルチニンを変化させる。しかし H5N1 の場合,2番目のアミノ酸変化には2か所の核酸変異が必要だが,これらはヘマグルチニン遺伝子の互いにきわめて近い位置にある。単一の核酸変化よりもまれであるが,十分な選択圧力があればおこりうると述べられている。もう1つのヘマグルチニンの重要な変化が,より空気感染を起こしやすくし,これもパンデミックの前提条件である。ウイルスが細胞に付着すると,小胞に取り込まれて酸性度が増し,ヘマグルチニンに pH 依存性形状変化が引き起こされる。このことによりウイルと小胞膜が融合し,細胞内に遺伝物質が注入される。水中においては通常,鳥類のウイルスのヘマグルチニンはこの変化が起こらない状態のままであるが,大気中においては,インフルエンザウイルスを含んだ湿気のある飛沫は収縮し酸性閾値に達するため,パンデミックを起こすためにはヘマグルチニンの安定化のための変異が必要となると,Emory University virologist が説明した。
これらの3つのステップは,H5N1 がヒトの間で効率的に感染伝播するために必要な最少限の変化である ...
a pandemic virus に a 4th change: MxA と呼ばれる細胞内タンパクを回避する能力,が必要となる。MxA はウイルスの RNA に結合した核タンパクを検出すると,インフルエンザ感染に対する免疫システムに警告する。この警告を回避するには,the human MxA に検知されないよう核タンパクを変化させる必要がある。フェレットやその他の動物の MxA's detection skills はとても弱いが,ヒトそしてブタはより感受性が高く,もし H5 ウイルスがブタで感染拡大すれば code red であると述べられている ... 原文参照願います。
[Mod.JH- More information on Avian Influenza A(H5N1) viruses can be found in the CDC's technical report ... ]
関連項目
Avian influenza, human (13): Chile, H5N1, RFI 20230330.8709235
◎ オンコセルカ症 カメルーン
PRO/EDR> Onchocerciasis: Cameroon (CE) increasing cases
Archive Number: 20230416.8709522
情報源 Voice of America 2023年4月12日
カメルーンの各病院から,ブユ infected blackflies の刺咬による寄生虫感染症の河川盲目症患者 cases of river blindness の増加が報告されている。首都ヤウンデ Yaounde の北74km の,Sa'a district の45歳の患者は,2か月間伝統治療師の治療を受けたが視力が回復しなかったと述べている。公衆衛生省 Cameroon's ministry of public health は Sa'a が位置する行政区 the administrative unit の Lekie にある病院で,過去3か月間に新たに数百例の河川盲目症の患者報告されたと明らかにした。洪水の発生があり,入植者が集まる新たに開墾された河川沿いの農地で増加が見られると説明している。同地域の病院に標準的診断検査を装備することを決めた。
[Mod.LXL- コミュニティに対象を定めたイベルメクチンによる治療 Community-directed treatment with ivermectin (CDTI) は,数年間継続できるならば,オンコセルカ症のミクロフィラリア血症 microfilaremia (i.e., parasitemia) for onchocerciasis 対策として有効である。IVM treatment campaigns により,多くの常在地域 endemic areas において,_O. volvulus_ の感染伝播の停止と根絶が可能となる。しかし,カメルーンの一部やアフリカの多くの国々では今もミクロフィラリア症のまん延率は高いままで,これが Sa'a and other districts in Cameroon では症例の増加にさえつながっている。
上記記事によると,洪水(ベクターの増加を助長)と河川沿いの新たな開拓地が症例増加の要因とされているが,他の要因も考えられる。広く伝統治療が好まれる傾向に加え,カメルーン国内の CDTI 参加率の低さも,イベルメクチン関連の副作用により日常生活が妨げられたり,経済的損失が発生することへの怖れに起因している。
カメルーンの複数地域で,ロア糸状虫症 loiasis とオンコセルカ症がともに endemic となっていて,過去に,イベルメクチン治療を受けた _Loa loa_-infected individuals にみられた,まれであるが重篤な中枢神経系の副作用への懸念が起きた。しかしそのような重感染 co-infection はほとんどなく,low _L. loa_ microfilaremia counts であることから,これらの地域においても CDTI の安全な実施が可能であり,co-infected individuals における副作用のリスクはきわめて低い 。(20221113.8706710) 実際,CDTI がカメルーンの _L. loa_-infected individuals の microfilaremia の程度を減少させることが示されている。(20181026.6114266)
記事で述べられている The "test and treat" strategy とは,CDTI を行ったにもかかわらず microfilaremia が確認された人々に対して,ドキシサイクリン doxycycline 治療を行うことを述べている。カメルーンの他の深淫地域で同対策を行った研究報告が最近掲載され,患者 microfilaremic individuals に対し doxycycline 100 mg daily for 5 weeks による治療を行ったところ,まん延率の低下 lower microfilaremia prevalence が確認されている]
● ポテトの病気,Potato virus Y オーストラリア
PRO/PL> Potato virus Y - Australia: (TS)
Archive Number: 20230416.8709547
情報源 Australian Broadcasting Corporation (ABC) 2023年4月4日
タスマニアで2度目のウイルス発生確認:
The Potato virus Y necrotic strain PVYNTN has been detected in several Maranca variety potato crops at 4 locations in eastern and central Tasmania. It is the 2nd time the virus has been detected in the state, and Biosecurity Tasmania is now working with the potato industry to manage the problem.
● 口蹄疫 中国
PRO/AH/EDR> Foot & mouth disease - China: (GX) buffalo, serotype O, WOAH
Archive Number: 20230416.8709519
China (People's Rep. of) - Foot and mouth disease virus
情報源 WOAH-WAHIS (World Animal Health Information System) 2023 4月15日
Started: 23 Mar 2023
Reason for notification: recurrence
Last occurrence: 30 Dec 2021
Causal agent: Foot and mouth disease virus
Serotype: O
Outbreak location: Leiping Animal Health Inspection and disinfection station along Highway S60, Daxin, Chongzuo, Guangxi [Guangxi Zhuang]: other
種/個体数/感染/死亡/廃棄/と畜/ワクチン接種
バッファロー Buffalo (domestic) / 79 / 1 / 0 / 79 / - / -